M-Story

All our dreams can come true - if we have the courage to pursue them.
 
2010/08/26 0:13:31|次女(11歳)
がんばろう!2
手術の日。

朝8:30から手術開始の予定に合わせ、
父は7:40分頃病院に入る。

気持ちを落ち着ける薬をまず飲むという事で看護師さんから出されたのが、
本人も緊張して意識しすぎて、飲ませてくれた看護師さんとの呼吸が合わず、
薬飲むのが上手な娘が珍しく吹き出してしまった。

リトライは液体の薬なのでストローを用意してもらい、本人のペースで飲む事に。
難なく飲むことができた。

しかしながら、この薬の用意が遅くなり飲み終わった頃8:10分頃で薬で
気持ちが落ち着く前に時間となり、手術室へ。

父、母、付き添える所まで付き添ったのだが、ここで。と言われる所まで来ると、
娘も当然不安なのだろう。ママ!ママ!と言って泣き出してしまう。

○○大丈夫だから頑張るんだよ!
お父さんもお母さんも外でずっと待ってるから。
手術室のドアの向こうに泣きながら消えて行った。

ドラマ、ドキュメント番組で見たワンシーンの様な、現実。

先生の話だと手術の予定時間は4時間位。
父母も経験した事のない手術をたった4歳の子が経験するのである。
想像しても、しきれない事が始まった。
大丈夫なのだろうか。胸が・・・・。
大丈夫と願うしかない。
大げさかも知れないが....。

時刻は13:00時頃。
そろそろだよなぁ。実に長く感じる時間の経過である。

父は昨日のハードワークの疲れで不覚にも睡魔が襲い、
居眠りしてしまったのである。気が付くと時刻は14時15分前。
心配になった、お母さんから起こされたのである。

母:チョット!何寝てんのよ!
  もう14時になるのに出てこないのよ!
  涙目である。

父:(+_+)ごめん。おかしいね。
  14時なったらナースセンターへ聞きに行ってくるから。

14時直前に担当の看護師さんが待っている面談室へ来てくれたのです。

看護師:どうしたんでしょうね?4時間位の予定でしたよね。
     手術室からも特別何も連絡がないんですよ。
     ご心配ですよね。
     でも万一何かあったら必ず手術室から連絡がきますので、
     心配ないと思うんですが....。
     
と言い残し去って行った。

長い手術。長く感じる時間である。

看護師さんが再び、面談室へ来たのは15時30頃である。
○○さん手術終わりましたよ!もうすぐ出てきますので、手術室まで行ってあげて下さい。

長かった!実に7時間である。

手術室から出てきた娘の耳周りには包帯が巻かれている。
まだ、麻酔から覚めていないのだろう、寝ぼけて愚図っている時と同じ状態である。

よかった。
とりあえず無事に生きて出てきた。

命に関わる病気での手術ではないのは分かっている筈なのだが、
出てきた時の正直な気持ちである。

病室へ戻り、冷静に娘の顔を見ると、7時間の戦いである。
無理も無い。顔が痛々しく少し腫れぼったい。
点滴もうっている。

よく頑張ったね。









     

















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