新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2017/03/16 23:06:00|その他
ありがとうございました。
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

当ブログの執筆者福岡哲司は闘病の末、2015年7月20日に永眠いたしました。
最後まで好きなことに生きることに前向きな、駆け抜けるような人生でした。

生前ブログを閲覧してくださった皆さま、ブログを通じて交流いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。

なお、ブログ内にてたびたび話題に触れた「猫町文庫」ですが、有志の皆さまのご協力により追悼号として第5号を発刊することができました。
ここでお礼を申し上げますとともに、「猫町文庫」は第5号にて終刊となりますことをご報告申し上げます。
販売等も停止しておりますのでご了承お願いいたします。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申しあげ、お礼のことばとかえさせていただきます。
    
                           家族一同







2015/01/22 14:43:28|本・読書・図書館
講義も終わる
大学の後期の講座が終了した。
後は成績をつけて完了だ。
久々、前期・後期と一年やった。
とちゅうから体調も芳しくなく、週1も辛かったが、講座のテーマと学生気質が気に入っていたので、なんとか続けられた。
「来年については……」といわれたから、「ご迷惑をおかけしてもいけないので、御辞退したい」と申し上げた。

6年間のうち、病気で寝込んだ1年を除き、5年間やっかいになった。
学校での履歴、教委での業務、図書館での認識等を踏まえて、かなり欲張ったつもりの講座だった。
それなりの反応もあったと信じている。
化粧を直すわけでもなく、ジュースを飲むわけでもなく、殆どの学生が気まじめで真摯な受講態度である。
昨今のことだから、好きなことに打ち込むこともできず、バイトバイト、就活就活というのが可哀そうだが、講義は熱心に聴いている。
若干の職員とも仲間意識が生まれた。

もうあの坂道を登って苦いコーヒーをすすることもあるまい。
黄葉色の広葉や駐車場の水たまりを踏むこともなかろう。
人口4万足らずの市の小さな大学である。
そのわりには、或るレベルを保ち、大学院では留学生も引き受けている。
これからもがんばってほしいものだ。

最終回の恒例のレポートを提出しながら一人の学生が、
「受かりました」
と報告してくれた。
「国語? 地域はまだだね」
「いいえ、私立なのでもう決まっています。現場でも頑張ります」
聞けば、とある県の私立高校なのであった。
「頑張ります」
こう言われると、まっすぐに、
「おお、がんばれよ」とうれしくなる。
多忙や矛盾の渦巻いている現場でも、彼らのようなやる気が希望だ。







2014/12/27 13:36:04|病を飼いならす
年の瀬に
中央病院に一カ月ごとの定期検診に行く。
心臓科だ。
体調のあちらこちらの不調を唱えても、「心臓のせいではない、透析の不十分だ」
とたいてい言われる。
腎臓科へはふだん行くことがない。

透析生活と言うのは、当たり前だが、健康な人間の生活ではない。
体調の現状維持ができているように見えて、実は全然そうではないこともある。
どこかかしこが悪くなってゆく危険性もある。
これはやむを得ないことなのかもしれない。
代わりに気をつけていて、異常を感じたら、自分から医者にすっ飛んでいかなければならない。
ておくれにならぬためにも。
しかし、病的に異常なのか、よくありうる異常なのかの見分けが難しい。
微妙過ぎて、医者に症状説明もしにくい。

たとえば透析の後、背中の筋肉が硬直して、食事がしづらい。
普段でも汁やスープがないと、物がのどを通って行かない。
先日は消化器科に掛け込んで、このことを訴え、内視鏡検査まで綿密にやって、逆流性とか心配していた食道がんというものではない言われた。
要するに消化器系には問題はないということだ。
症状説明しにくいとはこのことだ。

遅ればせながら、「猫町」第5集のレイアウトをやっている。
国立国会図書館でも、「「猫町文庫」の納品のお忘れではありませんか」まで言ってきてくれる。
きめ細かいサービスが出来るようになったものだ。
アドビのindesignというプロの印刷屋も使っている優秀なソフトを使っている。
優秀は優秀でありがたいが、年一回くらいの使用では、使い方を忘れてしまいそうだ。
ときおりマニュアルに帰ったりしながら、進めている。
若い時に倣ったのと違って、物覚えがだいぶん悪くなっている。

様々なものにカタチをつけていかねばならない。
大学の方も迷惑をかけてはいけないから、今年度いっぱいにするつもりだ。
ますます世間が狭くなってゆくが、しょうがない。
やがては消える身だから。

この病院に「長期滞在」したことを思い出して、長々とお世話になるもんではないな、とひとつぶるっとした。







2014/12/11 13:30:09|その他
国民を棄てるな!
講義の終わりに一言言った。
「この2010年代そうそうの時代を、後世の歴史家は何と形容するだろうか? 大きな転換点だったことには間違いない。忙しいとは思うが、選挙には行くべきだと思う。どう意思表示するにしても」
学生たちは神妙だった。
彼ら、彼らの子ら、孫らに直接かかわることだろうと思えば極めて気が重い。

ここ一連のデモーニッシュなアイディアの数々は、藁にもすがろうとしている国民の8割9割を無情に廃棄するということだ。
こんなことは彼の父親も祖父も思い付かなかったアイディアたちだろう。







2014/12/06 16:39:55|病を飼いならす
ある会誌に
今年もある団体から会誌が送られてきた。
自分も属した「職」のOB会のようなものだから、100歳になんなんとする人から、今年の春、退職した人までいる。

短信というのがあって、(私は今書きそこなったが)回収率がまことに高い。
知らない方、名前のみ知っている方、同僚だった方など、色々な方が登場する。
元気な人、病んでいる人、農業をやっている人、地域の役目を果たしている人様々である。
退職後の職を幾つ目かひけらかす人もいれば、「老いることの辛さ、死ぬまで生きねばならぬ厳しさを痛感いたしました」とつれあいが書いている人もいて、まことに辛い。

最後は健康寿命になってくるのかな。
あるいは一病なんとかで行くか。

三十数年勤めた後、いかにみっともなくないように過ごすか、いかにそっと消えていくか、どれほど難しいことか。
「来年も引き続き……」という某学からのメールに、「体調から新年度はご辞退申し上げたいと思っている」と返信をしたところ。
未練はあるけれど、ね。

某コンクールの講評9割仕上がる。
この後、「猫町」5集の編集を急がねばならぬ。
 







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