以前、常説寺でも公演をしていただいた、1945年を歌と語りと映像で伝えるシンガーソングライター・山本晴美さんの「歌語り」公演が20周年を迎え、新作・沖縄戦の物語「忘っつぃんのぉ」が完成し、6月15日(日)午後3時(2時15分開場)より、身延町総合文化会館で公演されます。
この歌語りは、沖縄本島北部にある離島、「伊江島」で村民が戦った6日間の地上戦をテーマにしたものです。
山本さんは歌語りについて「戦争の犠牲となられた方の生きた証、死んでいった道、証言してくださった方の戦後の人生をたどるステージは、何百回繰り返しても人間の過ちに胸が締め付けられ、犠牲になられた方への追悼の気持ちに慣れることはありませんでした。歌語りはこれからも、戦争の犠牲となり大人になれなかった子どもたちへのレクイエムであり続けます。『これが正義だ』と決めつけるのではなく、戦争の苦しみを伝えることを通して、人や社会が変わってゆくためのきっかけのひとつになりたいのです。そして、やっぱり歌は私の祈りなのです」と語っています。
参加費は2000円(学生無料)。チケット扱い・予約は身延総合文化会館0556-62-2110 実行委員代表090-1814-9671(ショートメール可) メール utagatari@icloud.com まで。
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