常説寺

山梨県甲斐市吉沢にあり、順徳天皇ゆかりの国重要文化財「白輿」を寺宝としています。  日蓮聖人御一泊説法の後、日蓮宗に改宗した歴史ある日蓮宗のお寺です。  御岳道上道近くには坐像8尺のお釈迦さまをおまつりした「本佛殿」、関連施設に吉沢立正保育園があります。
 
2021/10/11 16:27:47|住職からのメッセージ
「白輿」来山・800年
常説寺の山号である「順徳院山」とは、皆さんご存知のとおり「順徳上皇」よりいただいたものです。

 順徳上皇は1197年10月22日、後鳥羽天皇の第三皇子として生まれ14歳で皇位を継承し、24歳で父上皇と共に鎌倉幕府討伐の「承久の乱」を起こしましたが、敗北して1221年7月21日、京の都を立ち佐渡へ入島されました。佐渡在島21年の後、10月7日に崩御され45年のご生涯を終えられました。

 常説寺に格護されている「白輿(しらこし)」は、順徳上皇が佐渡へ向われた時にご使用なされた白木の輿で、新潟の寺泊からは船で佐渡へ渡るため、白輿に国家安泰・皇室安寧祈願の奉幣(お供物)を乗せ、勅使を甲斐御嶽金桜神社へ遣わし、一の鳥居をくぐった一番目の宿願所である台嶺山圓乗寺(常説寺の前身)にとどめ置いたものです。

 順徳上皇が奉幣を奉じるためだけなら、白輿を遣わす必要はなかったと思います。白輿を遣わしいたのは、順徳上皇がご自分の魂を乗せたからだと思います。順徳上皇の御霊が白輿に乗って常説寺に立ち寄られて、今年で800年になります。2023年には台嶺山圓乗寺が創建されて1200年という節目を向えます。常説寺の尊い歴史と日本遺産御嶽道を、この秋にぜひ感じてください。





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