文化庁委託伝統文化親子教室事業の甲斐市親子剣道教室の8回目教室を10月4日、甲斐市篠原の甲斐直心館道場で開きました。9月20日以来の2週間ぶりの開催です。
この日は当初、甲斐市内の小学生は運動会の予定でしたが、天候不順のため、運動会が翌日に順延されました。子どもたちも予定が変わって大変な一日だったことでしょう。運動会が順延となって朝稽古、そしてこの教室にも参加した小学生も複数いました。
幼児、小中学生、一般の計30人が参加しました。写真撮影の時に胴場外に出ている幼児もいました。
この日から初めて剣道着を着ける人、剣道具を着ける人もいました。教室を序盤、中盤、終盤に分けると、中盤の最終日に当たる節目の教室となりました。 剣道具の着装などの時間を要したため、その間、経験者はラダーの訓練を先に始めました。小6志澤さんの号令で整列しました。
準備体操の後、握る運動をいつもと違う形で行いました。腕を上に挙げて前にこぶしを倒すように握ると思いのほか大変で、効果があるそうです。
竹刀をとり、足さばき、三挙動の正面素振りを行い、それぞれの列で披露しました。
面着け後は剣道具を着けている人は切り返しをしました。全員で面打ち4本、面打ち-小手打ち-胴打ち-小手面打ちを行い、小6男子、中2男子にみんなの前で披露してもらいました。
初心者も含め、地稽古を体験しました。
初めて面を着けた参加者らから感想発表がありました。初めて剣道着を着た子どもたちもとてもうれしかったそうです。うれしい瞬間ですね。
次回は10月11日(土)17:00〜18:30に9回目を開催します。2週続けての開催で、教室もいよいよ残すところ終盤の4回です。
本年度、テキストとして2種類の書籍を各20冊購入しました。一冊は大泉書店「マンガでよくわかる少年剣道」(「東松舘道場」3代目舘長 榎本松雄・監修)、もう一冊は「剣道用具マニュアル」(著作・イラスト 石渡康二先生)です。どちらも初心者にも分かりやすい内容ですが、奥深い内容も入っていて、非常に勉強になります。