甲府駅南口のまちづくり研究会 (美しく風格あるまちづくり・楽しい交流拠点のまちづくり)

甲府駅南口地区の商店街をはじめ事業者等の相互発展を目指して、山梨県と甲府市と連携を図る中で、駅周辺の環境整備や地区の活性化を創造するために、調査・研究・協議をしております。  会員は、75名程。「甲府駅南口地区のまちづくり」に興味のある方の入会をお待ちしております。   連絡先 055-226-3831 事務局㈱ダイタ内
 
2011/09/02 14:28:56|その他
甲府駅南口のデザイン 「山梨の顔づくり」
 山梨の顔づくりについて
 
  本県は、周囲を美しい山々に囲まれて山紫水明な豊かな自然と田園や都市などが調和した全国に誇れる盆地都市であります。 また、戦国時代に活躍した武田信玄公に纏わる数々の歴史に彩られた都市でもあります。このため、山梨の玄関口の顔づくりの提案につきましては、「自然と歴史」をコンセプトにして駅前広場を計画することが山梨らしさを創出するうえでふさわしいと考えます。 
 
 
     顔づくり: その1「山梨の自然を生かした顔づくり」
 
 
  本県は、富士山や南アルプスなど美しい山々とみどり豊かな里山を随所に擁しております。また、これらの山々を水循環の源として富士川や桂川など数多くの豊かな河川があることから、上流県としての水質の保全体策を講じて首都圏の生活用水や工業用水など水瓶の役割を果たして水資源立県として重要な地位を占めております。
   さらに、北杜市の三分一湧水や八ヶ岳南麓高原湧水群・忍野村の忍野八海の湧水など県下各地に良質な名水が湧出しております。これらの名水はミネラル飲料水の特産品として、あるいは、酒類製造用水として好評を得ております。しかし、水は限りある貴重な資源であることから、守り育てる水循環の保全思想の啓発が必要であります。
   一方、森林は水源涵養林としてのみならず、水害を抑制するなど穏やかな地域環境や人々を癒すなど生活環境を良好に保ち暮らしを安定させる重要な役割があります。また、各地の森は水と深い関係をもって美しい景観を形成しており、本県の観光振興の一翼を担っております。
   本県ではこのような素晴らしい質の高い環境を背景にしていることから、将来に渡って森や水の持続した活用と保全の必要性から、平成17年に「森の国・水の国 やまなし」を目指してその方向性を示しております。そこで、豊かな自然環境の象徴であります「森や水」をモチーフとして新設広場を計画提案するものであります。
 
        計画内容 
 
  1)森の国の象徴として
            ・平和通りの欅並木と一体性を保つための植 栽を計画する。       
   2)水の国の象徴として
            ・三分一湧水(複製)を核として、川の流れを計 画する。
            ・名水をイメージして噴水やミストを計画する。なお、三分 一湧
             水は山梨の先人が築いた 全国に誇れる水利用方法であるこ 
             とから、山梨の顔づくりのテーマとしてふさわしいものでありま
             す。 
 
 
    顔づくり :  その2「山梨の歴史を生かした顔づくり」
 
 
   本県の歴史に登場する人物は数多くおりますが、この500年余りの中では武田信玄公が全国的に抜群の知名度を有しており、しかも多くの県民が敬慕の念を抱いていることから、県下各地でその遺徳をしのぶ祭典が数多く実施されております。中でも、毎年四月に繰り広げ広げられている「信玄公まつりは」山梨を代表する最大のイベントであることから、山梨らしさの顔づくりを創造するうえで必要な存在であります。
   現在の信玄公一人の銅像はそれなりに人気を博しているが、単独の人物の銅像は物語性や歴史性を読み取るうえでやや難点が有ることから、動的な情景として信玄公の戦闘風景をモチーフとすることがふさわしいと考えます。
   そこで、動的情景としては川中島の戦は特に有名な戦闘であり、信玄公まつりもその戦を前提に構成がされていることから、そこには歴史性や物語性が有ります。それ故に信玄公や武田武士団の魅力が彷彿としていることから、毎年数多くリピーターが本県を訪れております。
   このようなことを踏まえると、新設の駅前広場に信玄公及び武田二十四将のモニュメントを中心に配置して歴史性や物語性を創造することfが
、他の情景等をモチーフにするよりも妥当性があるものと考えておりま
す。
 
   計画内容
 
        1) 川中島の戦における軍議のモニュメント
        2) 信玄公及び武田二十四将の馬印の配置
 
 
 
   顔づくり :   その3「山梨の資源を活用した顔づくり」
  
 
 
  南アルプス(甲斐駒ガ岳)の眺望広場を設置して、その広場に山梨を代表する情景の 音や風景を映し出す装置を広場の一角に設えて山梨らしさを計画する。
 
   計画内容   
        1)音による山梨らしさ
       ・身延山久遠寺の梵鐘の音響を流す
       ・昇仙峡の仙ガ滝 の瀑声の音響を流す
       ・山梨を代表する野鳥の音響を流す
 
         2) 映像による山梨らしさ
       ・富士川町のダイヤモンド富士
       ・忍野八海の風景
       ・青木ヶ原樹海の風景
 
    3) 照明デザインによる夜の玄関口の表情づくりによる山梨らしさ
 
 
 
府駅南口修景提案 (駅前の顔づくり)
 
 
  1、交通広場の移転計画
    ・ 現状のバスバースやタクシープールを信玄公の西側に移
    ・ 現信玄公については新設広場(現交通広場)へ移転
    ・ 労働局東側に約1100㎡の土地利用計画あり
    ・ 改札からのアクセスはペデを計画する
    ・ 遠距離バスの一 部北口への移転
 
   2、新設広場計画
    ・ 広場は山梨県を代表する玄関口としての景観を計画する
    ・平和通 りの欅並木と連続性ある緑地の計画
    ・山梨の名水をイメージした川の流れの計画
    ・信玄公まつりに対応したイベント広場計画
    ・夜を彩る光(照明等)による景観広場計画 
 
   3、平和通りの修景 (市役所までを提案とする)
    ・快適な歩行空間と豊かな都市景 観の形成で歩く楽しさを計画す
     る
    ・平和通りのグリーンベルトの植栽を廃止し て、  東西の歩道の
     欅」や建物の景観を見やすくする。(自転車専用道にも活用す
        る)
    ・新設広場からの川の流れを一体的に計画
    ・歩道際の植え込みを廃止して自転車専用道路の確保 
    ・計画により平和通り片側2車線とする
 
  4、  地区計画によるまちづくり・ 平和通りの沿線建物の大半が建築
   基準を満たしていな い、近い将来これらの建物は、取り壊されるこ
   とが予想される。しかし、現状は空き オフイスが大半であることか
   ら、建物は解体しても復元する保証がない。
    このため、  跡地利用が駐車場などの低未利用地となる可能性が
   高く、その場合本県の玄関口 の都市的な景観が損なわれることか
   ら、この沿線地域を業務誘致地区と位置づける 必要性があると共
   に、平和通り沿線の区域に建築の高さや意匠等の制限を課する
    地区計画の制定が必要であると考える。
    
      ・土地の高度利用を前提とした地区計画
     ・ 建物の高さや形態制限を前提とした地区計画





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