哲学が 根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/06/20 0:35:32|その他
三木清全集  第六巻  ?史哲學  第二章 一 存在の?史性 66p5g
第二、近代に於ては、自然科學的思惟の優勢な支配のもとに、存在に根據と云へば、直ちに所謂「原因」のことが考へられる。かくて必然性といふことも因果必然性の意味に解され、從つて偶然的なものとは因果必然的でないものと見られるのがつねである。歴史的なものは偶然的であると云はれる場合に起る喧しい論爭も多くはこれにもとづいてゐる。然るに本來、現實存在及びそれの存在根據といふ問題は、因果的な見方とは全く秩序を異にする見方から問題にされるのであり、從つて現實存在の偶然性といふことも一切の存在の因果法則的決定性といふことと何等牴觸するものでない。ヴォルフによれば、全因果連鎖も、全く偶然的な諸要素から結合されたものとして、それ自身偶然的である。凡てのそれの出來事私含めて全世界は、丁度異つた仕方でも仕掛けられ得たであろう時計の歩みの如く、偶然的とみられる。ひとはカントのうちにも不思議に同じ思想が殘されてゐるのに出會ふ。