哲学が 根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/08/11 18:54:58|その他
笠信太郎全集 第五巻 私の人間像 ? 日本像 ラッセルと如是閑493p9g
いうまでなく筆者は、如是閑翁が、この東洋の動乱をよそに、静かに瞑想しているような態度を、非難しようなどとは夢にも考えない。これについては、私たちこそ、ほとんどこれといった効果的なことが、何も出来ないでいるのである。如是閑翁がこのヴェトナムの騒動そのものを、断じて行うべからざるものであったと、深い怒りで見ていることは間違いあるまい。
それはそれとして、話を少しひろげて、?史上の出来事のあれこれを思い出してみると、自ら動き出したがために愚行を敢えてすることになったことが、甚だ多いのではあるまいか。反対に、もし動かなければ、静謐な生活をつづけ得たと思われるようなことも多々あろう。動きを封ずるために動くことは、日本人にはどうも不得意なことに属するのであるかも知れない。そもそも動かざること、行なわざることこそ、和を保ち得るのかも知れない。動いて、行って、ついに和に達するものと、動かず、行わずして、おのずから和を得るものと、二つに行き方のちがいはありそうに思われるのである。
これは例の「絶えず努力するものは救われる」というファウスト風の動の人生観と、たしか老子であったか、「大国を治めるには、小魚を料理するようにせよ、やり過ぎてはいけない」という東洋風の政治哲学との相違であるかも知れない。