前回の投稿から早2ヶ月を過ぎ、いよいよ放置も放棄へと変わったかに思われた皆様、以前にもこのような放置期間を過ごした私にとってはちょっとしたバカンス期間のようなものなのです。
最高気温が40℃を超える猛暑が続く今夏、40を超えた肉体にムチ打ち少年たちと野球に勤しみ、仕上げに冷たいものを嗜めばあっという間に夢の中。夢とロマンを大事にする私は、愛馬の頑張りもある中ついつい夢を見るのを優先し、「明日は書こう!」と心に決め心地よき眠りについていました。
そんな熱き少年たちとの夏も終わり、甲府盆地の暑さ峠を越えたところでボチボチこのブログも再開していこうと思っております。
振り返れば、前回崖っぷちの3歳馬オーレリー&ラファエルの記事を書いたところででバカンスへと入りましたが、結果2頭とも待ち望んだ「勝利」を得られず引退となってしまいました。
しかし、この2頭の引退への経過は対照的で、ラファエルはソエを抱えながらも懸命に走り勝利へあと一歩の2着と頑張りましたが、そこで脚元が限界を迎え無念の引退となりました。ハンサムな顔つきで特に瞳が印象的だったお気に入りのラファエルでしたので、なんとか勝ちあがりもう少しの間楽しませて欲しかったです。出資当初の妄想通り、芝の中距離で走ってくれたラファエル、本当にありがとう、そしてお疲れ様。
もう一頭の「秘密兵器」オーレリーは、できれば秘密のままにしておきたかったくらいデビュー戦から結果が伴いませんでした。少々みんなより脚が遅かったのも事実ですが、繊細な性格のためなかなか思うように体が大きくならなかったことも影響したのだと思います。ただ、血統的な奥深さに魅了され、この仔のためにターファイトCに入会し、その後エンパイアメーカーの仔に出資する縁を誘ってくれたオーレリーには感謝するばかりであります。
そんな、感謝の思いは行動で示さねば!とおそらく最終戦になるであろう新潟競馬に、オーレリーにひと目会いたい!と遠路越後へと行って参りました。



初めて会うオーレリーに心弾ませましたが、やはり近況報告どおり体が寂しく映り厳しい現実が待ち受けていることを察しることとなりました。レースではこれまでの中では一番よい競馬をしましたが、結果は伴わず予想通りこの一戦を最後に引退となりました。最後のレースも見ることができましたし、なにより新たな縁を導いてくれたオーレリーには感謝しています。オーレリーありがとう、そしてお疲れ様。


去るものがあれば、希望に満ちた新人も現れてくれるもの
我が厩舎の2歳馬の先陣をきって一番最後に出資したプランドールが新潟競馬場でデビューしました!
デビュー戦に選ばれたのは、なんと「芝」のレース。
ゴールドアリュールの仔だけにダートが主戦場になるのかと思っていましたが、可能性を確かめる意味でも芝を使って欲しかったのでこれは願ったり叶ったり。
でしたが、やはり若干キレ不足を露呈し惨敗。少々距離を延長し未勝利戦へ向かいましたが新馬戦同様の結果に。そして次走の予定に出たのは満を持しての「ダート」戦。少々ソエ気味とあり一息入れての「ダート」デビュー戦に期待したいところです。
そして勝利を挙げているラパージュ&ブリュネットも大きな期待を胸に出走しました。
ラパはようやく勝利した1200の距離に出走となり、世間の期待も大きかったのですが、やはりもう一歩のキレがなく惨敗。次走の予定では待ちに待ったダート戦を予定とあり、もう一花咲かせてくれること期待させます。でも、育成場を変えたのはちょっと心配なのですが・・・
春にはG1オークスにも出走し、G2フローラS3着の実績をひっさげ自己条件の500万下に秋の飛躍を期待し小倉で出走したブリュネットですが、初の1番人気に戸惑ったかまさかの惨敗を喫してしまいました。ただ、レース後に千田先生から「調整に失敗したのかも。申し訳ありません」との言葉をいただき、万全の状態で臨めば上のクラスでも通用するであろうことに希望が残りました。師の言葉通り、来週の秋華賞TRであるG2ローズSに登録。春同様厳しい抽選をクリアしなければなりませんが、まだまだ夢の続きを見させて欲しいものです。
歴史的猛暑となった今夏、わが厩舎の愛馬たちは気温同様熱い結果にはなりませんでしたが、実りの秋を迎え2歳馬のデビューも含めじぇいてぃ厩舎大収穫祭となることに期待したいと思います。
え!?カナロアが昨日出走したのは書かないのか?ってですか・・・
はい、そのあたりはいろいろと察してください・・・
きっと今週中には投稿できると思います・・・