一口馬主をはじめて十数年。夢のまた夢である愛馬によるG1制覇はおろか年度代表馬にもなったカナロアを授かる強運に恵まれましたが、やはり日本ダービーという最高峰の舞台に愛馬の名を連ねることは最初からの大きな夢でありました。
しかしながら、ダービーに挑戦できるのは1世代1回限りの限られたチャンス。7000頭強の中から選ばれし馬は18頭の狭き門。今年も昨年末にフェンネルに淡き期待を抱きましたが無念の骨折。能力はあっても体調が合わなかったり、直前の熱発で回避せざろう得なくなる事もあり、順調にゲートインすることも難しい誉れ高きレースであります。
そして、その年のダービーが終わると翌週からは来年のダービーに向け2歳戦が開始されます。わが2歳馬たちも牝馬ヴァローアを含め5頭が来春の大舞台に向けそれぞれスタンバイしております。
まずは、筆頭のダービー候補であるタッチアス12ことロードプレステージ。

現在はケイアイFで調整されており、至って順調に進められているものの管理予定の昆先生との話し合いにより秋以降の始動が予定されています。うん、この感覚は昨年のフェンネルと近いように思えますが、もしや昆先生の「お気に入り」の1頭に入ったかな?もともと早期始動は考えていませんでしたので、一夏越し更なる心身の成長に期待します。しかし、フェンネル同様に何故か人気のないプレステージ・・・慣れてはいますがちょっぴり寂しい気分です。
続いては、あわよくばタガノグランパ路線でダービー出走を狙うレディカーニバル12ことロードシャリオ。

こちらもケイアイFで順調に調整されており、4月中旬には産地馬体検査を受検。各POG本でも産地馬体検査のページで紹介されておりご満悦!もしかしたら函館デビューかも?なんて早期始動に心弾ませましたが、どうやら新装なった札幌デビューが濃厚の予定。もしも、札幌2歳Sに登録されることがあったなら新装札幌競馬場へ参陣するロマンを描いております。
ロード勢最後は、エキマエ路線でダービーを目指すレディナデシコ12ことロードチャレンジ。

こちらもケイアイFで順調に調整中で、シャリオ同様に産地馬体検査を受検しました。とはいえ、千田先生からは方向性が示されておらず、小倉デビューか北海道デビューなのかミステリー。万一、小倉デビューで勝ち上がり、小倉2歳Sなんかに登録したら初の小倉競馬場に参陣し、JRA全10場踏破へむけ西方を完了するロマンを描いております。
そして最後に出資し、ハギノハイブリッド路線でダービーを目指すユニオンOCのスレッジハンマー。

この仔は予定通り4月下旬に茨城・ナカクラFに移動し、ゆとりの20-20ペースから18-18をこなせるよう順調に進んできました。しかし、驚いたのは未だ蹄鉄を履いていなかったとの事!近々削蹄の際に履くようですが、これまで履かずに乗り込んでいたとは・・・もちろんこの仔だけではないでしょうが、あまり近況報告で聞かなかったことですので戸惑いました。ただ、体調面は申し分なく蹄鉄が馴染んだところでトレセンに移動の予定ですので順調に進めば秋にはデビューできそうです。
大トリは出資して早一年のレッドリヴェール路線でダービーを目指すターファイトCのヴァローア。

こちらは女の子ながら立派に成長してきました!現在はBTCを利用し15-15で乗り込んでおり至って順調。近況のBTCでの調教動画を見ると、力強く駆け抜けておりエンパイアメーカーらしさのようなものが感じられました。もしかしたらダート路線かな?まあ、それはそれでエンパイアメーカーらしくよいことですので、関東オークスをナイター観戦するロマンを描いております。
というわけで、ここまで5頭とも育成場にいながらも順調で何より。すべて予定通りに進めば秋には楽しな出走が多くありそうです。
それぞれが個性に合わせそれぞれの舞台で活躍し、一年後には夢のダービーの舞台へ導いてほしいものです。
そして、今週末にはロード期待の3頭に会いにクラブのツアーへと行ってまいります!一口馬主をはじめて牧場見学(ツアー)は初めて参加するとあり心配も多いのですが、若き愛馬たちに会えるのと、あの世界のロードカナロアに再会できるとの事で申し込みしました!ちょっぴり貫禄のついたであろうカナロアに会うことがこんなに早く実現できるとは喜びの極みであります。現地でお会いします皆様、初めて参加しますがよろしくお願いいたします。