哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/03/02 22:24:30|その他
高田博厚著作集 第四巻 人間の風景 第一部 面影 一「美」を訪ねる人々 高村光太郎 1 個人として 16p 4g
これは精神の経路であり、そこでの精神の態度は主義や意見のみで純化しない。ヴェルハーレンの「血にまみれたベルギー」
〔第一次大戦初期の詩、一九一四年十月発表〕の痛切な叫びは、非戦主義、愛国心の枠内では判断できない。と同時に「愛国者」がヴェルハーレンのあの叫びを例にし自己口実としても、自分の精神態度は純化しない。知性者にとっては、この精神態度と理性の相剋があまりに激しいために、また痛烈でなければならないために、しばしば錯覚の悲劇があった。人間知性の歴史はこの悲劇に充ち、それだけにこそ理想主義とヒューマニズムは一層高まってゆく。最も独りな、最も非妥協的な魂の人間に尚更この矛盾が切実に現われる。現代日本でずるくごまかさない、嘘が自分の中にない美しい例であった高村光太郎にもこの悲劇があった。これは純粋な精神態度にとって不可避ではないが遭遇するかもしれない宿命的な一つの質であろう。