哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/06/05 20:29:38|その他
三木清全集  第六巻  ?史哲學  第一章 四 ?史の概念 37p8g
事實としての?史の含む否定の契機を明かにするために、ここになほひとつの概念を持ち出さう。我々は從來の?史哲學のうちに於て運命Schicksalの概念がひとつの重要な役割を絶えず演じて來たのを認めることが出來る。實際、現實的な?史的思惟は唯或る特殊な運命の感情の背景のもとに於てのみ發展し得るとさへ見える。?史上の大人物が?々運命の直接的な干渉、のみならずその神話的な啓示に對する特殊に色づけられた信仰をもつてゐる如く、?史的思惟もまた運命の感情、從つて特殊な運命の概念に結び付けられてゐる。ひとは運命の變遷に於て?史的の變化の洞見へのひとつの大切な手懸りを捉へ得るであろう。かくして個人主義的思惟から?史的思惟への、早期ロマンティクからヘーゲルへの決定的な轉換は、實に運命の感情の變遷のうちに表現されて見出されるのである。早期ロマンティクの熱烈な信仰告白書、シュライエルマッハーの『モノローゲン』に於ては、運命は單に永久に敵對する「世界の過程」、自由なる自我がそれに對して反抗するところの粗野な、外的なものに過ぎない。個人はこの「世界」に對して永久の敵對關係にあり、そこに彼の自由の意識がある。