このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。
 
2025/04/20 17:32:29|その他
シェラー 第9巻 社会学および世界観学論集(上)世界観学、社会学、および世界観措定
これらの研究への緒論として論ぜられるべき問題を明確にするために、その目的にふさわしいこととして、私はマックス ヴェーバーがミュンヘン大学で「職業としての学問」と題して行った周知の講演(1919年)から始めることにする。「学問という職業」を論じた講演の後半部をきっかけとして起こったきわめて注目に値する学術上の論議、さらにはこの講演で示されたマックスヴェーバーの見解が、たとえばヤスパースの『世界観ので心理学』において、ラートブルフの『法哲学』において、(また他のそれほどは注目されるべくもない諸著作において、)しかしとりわけヴェーバーの大がかりな宗教社会学において具体化されるといったように、新たに大学派を形成するにいたったという事実、それがこの講演の意義を高からしめている。