上山社会保険労務士事務所

さまざまな労働問題や社会保険についての情報などを分かりやすく提供したいと思います。
 
2010/01/18 10:12:11|その他
就業規則の役割(3)
 労働者も使用者もひとり一人の人間として生活しています。会社も世間の荒波の中で生きて活動しています。就業規則も時代や社会の変化に対応して変えてゆかねばなりません。現代社会において、労働環境はどのように変化しているのでしょうか。
①労働者の意識・価値観の変化……かつての高度成長期には、猛烈社員や会社人間が盛んに活躍していましたが、働き過ぎによる健康被害・自殺率の増加などマイナス現象も顕在化したため、現在は仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の考え方が次第に浸透・拡大しています。
②多様化する就労形態……企業の従業員に占める非正規雇用者の割合は、1990年の「5人に1人」から2008年には「3人に1人」に増加しています。非正規雇用者には、パート、アルバイト、派遣労働、期間雇用など様々な形態があります。労働者の希望に沿った雇用形態を選択できるとの見方も可能ですが、労働環境が厳しくなっていると見るのが妥当と思われます。





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