nxn(n=縦幅=横幅)の大正方形を下図のようにABCDに4等分します。
AB AAB AABB AAABB AAABBB AAAABBB
DC D炉B AABB AAABB AAABBB AAAABBB
DCC DDCC DD天BB AAABBB AAAABBB
DDCC DDCCC DDDCCC DDD天BBB
DDCCC DDDCCC DDDCCCC
DDDCCC DDDCCCC
DDDCCCC
n が偶数の時は4つの正方形に4等分できます。
n が奇数の時は4つの長方形の他に当然ながら1個余ります。
この1個を大正方形の中心に置き、これを以下では天元と呼びます。
上図n=3では洒落で四畳半の畳の敷き方に見立て炉畳としてみました。
図を眺めていると宇宙創造が連想されます。
n=3で炉心?からビックバンが始まり、そして
天の中心からどんどん宇宙が膨張していきます。
ただしこの宇宙は回転しないようです。
この宇宙の4半分の大きさ(面積)S は以下で求まります。
S=切上(n/2)x切捨(n/2)
ここで n=19 とおくと S=90 となります。90x4=360 ですので
碁盤19x19は天元を中心に四方360度に広がる宇宙を表す
と考えるのはごく自然のことと感じます。
**余談 無天元碁
もしも天元が無かったら、宇宙にポッカリと穴が開きます。
上図はブラックホールの誕生と消滅を連想させますね。
囲碁で天元が無かったら?中央の8点の働きは?自己対局は?
なんにしてもこれから軽くかじってみるつもりです。