じぇいてぃ厩舎~愛の果てまでも~

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
CATEGORY:カナロア

2015/06/13 0:33:40|カナロア
カナロアと再会 2015初夏
今度こそは頑張ってマメに更新しよう!

そう心に誓ったはずでしたが、愛馬の出走に伴い予定外のハードスケジュールをこなしていたため約1ヶ月ぶりの更新となりました。

本来ならば、シャリオの出走結果から進めていきたいところですが、次走の前に振り返ることとし、先週末に行ってきましたロードHC北海道ツアーのことから綴っていこうと思います。

1年前に誉れの愛馬であるロードカナロアに会える!とのことで始めて参加したツアーですが、今年も社台SSでのカナロア展示があるとのことで発表早々に申込み心躍らせ行ってまいりました。

今年もツアーの大トリとして組まれた社台SSに、昨秋以来足を踏み入れいつもながら高貴な空気を感じさせる空間でありました。

95人の参加者がグルッと丸く囲んだ中に、昨年同様に同スタリオンの上位人気種牡馬5頭が展示されました

最初に登場は、ハーツクライ



今年の1歳馬からは産駒も多く高額になりそうです。

続いて登場は「MY史上最強馬」である大王キングカメハメハ



ダービー馬も出しましたし、元気そうで何よりです。

続いては新種牡馬ジャスタウェイ



いずれは新馬戦で対戦したラパージュに交配して欲しいところです。
ちなみに、ラパージュの今年のお相手は・・・
カナロアではなくエイシンフラッシュでした。
元気な真っ黒でかっこいい初仔に期待します。

続いての登場は黄金色の芸術オルフェーヴル



今年は立ち上がることもなく堂々と周回していました。

続いて登場は天馬ディープインパクト



相変わらずの引き締まったボディは見事でした。
しかし、いつも目にする警備員の方がいなかったのは???です。

最後に登場は我が誉れの愛馬である世界のロードカナロア!




昨秋以来の対面でしたが、種付けシーズン中とありボリューム感ある馬体でとても元気そうでした。
「今年は草食べないね」なんて話していると、周回を重ねお腹が空いたかやはり草を食み始め引き手の方も苦笑い。
相変わらずのマイペースぶりに安心しました。

今年も昨年同様の人気ぶりで、同SSでも一番の交配頭数を集めているそうです。
来月にはセレクトセールにも産駒が出てくるでしょうが、子供たちはいろいろなタイプの仔がでているそうです。

最後はカナロアと共に参加者と記念撮影をしていただき、バスへ向かう我々を馬房に帰る前に入り口で立ち止まりお見送りまでしてくれたカナロア。

100人もの人を前にしても動じることなく、相変わらずのマイペースな穏やかな表情でいてくれ、ここでも大事にされているのだなぁと安心しました。

また再会する日を楽しみに今年も無事にツアーを終えることが出来ました。

カナロア、毎年毎年北海道に連れてきてくれてありがとう!また会おう!

お世話になりましたクラブ関係者の皆さま、参加したご一緒の皆様、社台スタリオンS関係者の皆様、バスの運転手さんありがとうございました。






2014/10/30 23:43:00|カナロア
カナロアと再会 2014秋
勝利を求め福島まで遠征したブリュネットですが、なんとも悔しい2着惜敗となりました。

思ったより道中は後方に構え複勝をガツンと買い込んだ私は「大丈夫か・・・」とかなり不安になりましたが、向こう正面から徐々に進出し4角では外を回し前を射程圏に収めいざ追い出し!グイグイと伸びてきましたが斤量の軽い3歳馬を抜きさることが出来ず無念の2着。輸送の影響かマイナス12kgと体を減らし、次走に向け心配しておりましたが「減ったけどこのくらいがいいのかも」なんて先生のお言葉に一安心。優先権はあるものの、京都では適鞍が見当たりませんので再度福島の地にて勝利を目指すこととなりそうです。

次こそは久しぶりの勝利を挙げることが出来るよう、体調を維持し頑張って欲しいものです。


そして、先週の記事の最後にちょこっと触れた「北海道で愛馬に会おう旅行」ですが、初日だけトールさんの知人である社台会員の方と一緒に牧場めぐりが出来ることとなり、迷うことなくカナロアのいる社台SSをリクエストし東サラ会員でもあるトールさんの愛馬も含め社台Fを見学した後、見事訪問できることとなりました。



前回のロードツアーで訪れたものの、今回は事務所で挨拶を済ませ敵地ならではの緊張感があったものの、外へ出て担当者の方が「その格好はロードカナロアの出資者の方ですね!」と気配を察知。さすがは社台SS!となれば、話は早く早速カナロアのいる厩舎へ!



おお!愛しのカナロアとこんな近くで会えるなんて!感激に沸く私とトールさんで「カナロア!」と声をかけると馬房内でこちらを向いてくれました。檻越しに記念撮影をしていると、1台のバスが到着。どうやらツアーの方々らしく、「これからカナロアも出しますのでツアーの方々と同行しましょう」となり、我々も合流し待ち構えていると「世界のロードカナロア」が颯爽と登場!



ツアーの担当者から「最初は新種牡馬ロードカナロアです」との声にツアーのマダム達から「キャー!」の声。よかった、よく知らないわなんて声が聞かれなくて・・・さすがは競馬通のマダム達、続いて登場してきたハーツクライやキングカメハメハもマダムの艶やかさに興奮し滅多に見せないという立ち姿も披露!



ひとまず1箇所目での展示は終わり、ツアーご一行は次の展示場所へ移動。すると、私たちの担当者の方が「向こうでカナロアを出してもらいましょう!」とサプライズ発言!!!

たった3人の前にたてがみを編みこみされたカナロアが登場!



もう夢のようなひと時であり、こんな時が来るとは信じられない瞬間でした。すぐ隣で見るカナロアは競馬場のパドックで見るより幅があり迫力満点!とにかく大人しく、厩務員さんも「こんな大人しい種牡馬は初めて。これでも250頭種付けし、受胎率もよく後半は暇していた」と笑顔で話してくれました。乗り運動も行っていて、体調は申し分ないとのことで安心しました。

個人的に用意していた質問が2つあり、一つ目「南半球向けに秋の種付けは?」との問いに「先日4頭付けて、現在進行形ですよ。ただ、肌馬は基本的にディープ。本当はディープ産駒を売りたいんですが・・・」とのこと。体調面でも精力は人間と同じで1年中あるので全く問題なしとのことで、10頭くらいは秋生まれで豪州でデビューすることとなるのでしょう。さすがは世界のカナロアです。

2つ目の質問は「絶対に口外しないでください」との条件でお話をお聞きしたのでここでは言えませんが、かなりうれしい返事を戴きました!いずれ数ヵ月後にわかると思いますが、繁殖相手にまつわることです。

その後もツアーに再合流し、あのディープインパクトとの記念撮影も個別にさせてもらい、ほとんどの名種牡馬を厩舎で見学することが出来ました。



それにしても左の写真。あのディープに頭を寄せたらディープも頭を同じように寄せてきて奇跡の写真!やはり社台会員、何か持っていますね!

それもこれも社台会員の力によるもので、感謝してもしきれません。ぜひともスティンガー13には活躍してもらい、一緒に応援していこうと思います。もちろん、トールさんのディープ牝馬にも期待していますよ!

また、春に続き社台SSの対応には感服するしだい。本当に素晴らしい対応ありがとうございました。これからも社台会員の彼を利用、いや失礼、彼を通じよろしくお願いいたします。残念ながら私は日高以外の馬に出資することを家則で禁じられていますので会員にはなれませんが、心より感謝しております。

というわけで、初日はこれ以上ない思い出ができ右肩下がりかと思いましたが、ケンにぃの合流した2日目、3日目もデレデレドヤドヤ顔続きの旅となり終始笑顔が絶えない旅となりました。なので、続きはボチボチ気が向いたときに更新していきたいと思います。






2014/06/10 20:20:00|カナロア
カナロアと再会
東京競馬場で安田記念が行われた日曜日、1年前にうれし涙を流させてくれたロードカナロアに京都での引退式以来の再会を果たしました。

今回はロードHCの北海道ツアーに初参加したのですが、参加を決めさせたのは「社台スタリオンステーションにてロードカナロアの展示」の一文が私を含めカナロアを通じ知り合った仲間の背中を押してくれました。

もちろん、ケイアイFでの展示がメインですし素晴らしい体験をさせていただきましたが、ツアー最後に組まれた社台SSでのことを先に書きたいと思います。

私にとってある意味では「敵地」でもある社台の施設に乗り込むとあり、魂は売らないとの意気込みを見せる為にカナロアブルゾンで臨み降り立った社台スタリオンステーションは、日高地方で見た心安らぐのどかな牧場風景とは異なり、異国の地を訪れたような雰囲気を感じました。



そして、初日のバスの中で発表のあったとおり当初カナロアだけの展示の予定が社台SSの御厚意によりカナロアを含む5頭の展示していただけることとなりました。どの種牡馬が展示されるかは出てきてからのお楽しみとあり、カジノドライヴ登場に期待せずにはいられませんでした。

そして、80名弱のツアーに対して全員に2014社台スタリオンブックをプレゼントしてくれるサプライズ!(写真の蹄鉄はケイアイFで戴いたものです)さらに、展示場所は見覚えのある・・・・・おおっ!ここはまさにスタリオンパレードを行う場所ではないか!!!



なんという心遣いでしょう!この素晴らしきおもてなしには敵ながら天晴れであり、感服いたしました!

そしていよいよ少人数を相手にスタリオンパレードが始まりました。

最初に社台SSの担当の方から「カナロアを含め上から5頭展示いたします」とのことで、胸が昂ぶる中登場してきたのは1時間後にジャスタウェイが安田記念を制し、産駒が3週連続G1制覇を果たした今をときめくハーツクライ!



しかし、参ったことにカメラの充電器を忘れる痛恨のミスを犯し、カナロアまで電池をもたせなければならぬのに残りわずかの表示が・・・トップサイアーが目の前にいるのにたくさんの写真を収められぬとは・・・

そんな後悔の念をさらに大きく抱かせるかのように、続いて出てきたのはMY史上最強馬であるキングカメハメハ大王が登場!!!!!



まさか愛しのキングカメハメハに会えるとは!本当にカナロアは私にたくさんのもの恵んでくれます。最初に出てきたときは「あっ!カナロア!」と思ったほど本当にそっくりで(カナロアが)、体調を崩し体重もかなり減ったような噂も聞いていましたが、元気そうで何よりでした。

続いて登場はキンカメ大王の翌年のダービー馬であり3冠馬の天馬ディープインパクト!



まさか日本の至宝でありトップサイアーのディープに会えるとは!社台SSの担当者のご配慮もあり、スーパーホースを近くで写真が撮れるよう隅から隅まで立ち止まって皆が近くで見ることができました。それができるのも、ディープの落ち着き払っておとなしい性格からでしょう。

ディープが静かに去り、続いて登場はディープ以来の3冠馬でカナロアと同期のオルフェーブル!



ヒーロー列伝で「黄金色の芸術」とうたわれるとおり、栗毛が美しく見事な馬体も維持しています。しかし、オルフェはやっぱりオルフェ。オルフェらしい表情で引き手の方にも反抗したり、引き上げる際にも軽く立ち上がるサービスも。どんな子供たちが出てくるか非常に楽しみです。

そして、待ちに待った世界のロードカナロアとの再会のときが!意表をつき後方からの登場でしたが、肌つやも良く、少々立派になった体で現れてくれました!




スタリオン入りしてから、なかなか近況も入ってこず心配しておりましたが、ディープに匹敵する種付け数(200頭超)だが一度で受胎することが多く現在はゆっくり過ごしているとのことで一安心。社台SSの担当者が説明を続ける中、カナロアはひたすら草を食べ続けほとんど顔も上げない状態。まだ食うか!ってくらい食べ続けていましたが、カリカリすることもなく我々の目の前の草を一生懸命食べ続けました。やっぱりもう競走馬じゃないんだなぁと感じると共に、相変わらずののんびり感にいつものカナロアを感じることができました。

最後は参加者でカナロアと一緒に写真を撮らせていただく事も快諾してくれた社台側の対応は、資料請求したくなるような心奪われる素晴らしい対応でした。本当にありがとうございました。

もちろん、カナロアがいなければこのような事もなかったでしょうし、そもそも北海道に行くこともなかったでしょう。引退し種牡馬になってもまだなお私に素晴らしき時間を与えてくれるカナロアにはただただ感謝するばかり。

そして来春にはたくさんの子供たちが産声を挙げ、牧場を走り回っていることでしょう。故郷ケイアイFでは14頭に種付けされるとあり、ツアーではその展示もあるでしょうから来年もきっと参加するでしょう。

メインであるケイアイFでのツアーの様子は近々記事にしようと思っていますが、初めての牧場訪問は刺激的で出資愛馬とも文字通り触れ合うことができやみつきになってしまいそうです。来年はカナロアに会うことはできないでしょうが、その子供たちに会いに再度訪れたいと思います。

ご一緒だった皆さま、クラブ・牧場関係者の方々、社台SSの関係者の方々、バスの運転手さんありがとうございました。






2014/02/06 0:51:05|カナロア
カナロアがくれたもの、ふたたび
巷ではインフルエンザが猛威をふるい、立春とは裏腹に帰宅した部屋の温度が6℃となるほどこの冬一番の寒さに見舞われ少々意気消沈の如月の始まりとなりましたが、ちょうど一年前を思い起こせば桜咲く春を思わせる立春の日を東京都内のホテルで迎えておりました。

その都内ホテルへと赴いた理由はというと、我が誉れの愛馬であるロードカナロアのスプリンターズS&香港スプリント優勝祝賀会が開催されたからであります。

そこでは、当日京都競馬場でリラコサージュの口取りを達成し、そのまま東京での祝賀会へ参加した浪花のケンにぃをはじめ、ブログでつながりのあったよっしーさんとの初対面など多くの人とのつながりが生まれました。

(昨年の祝賀会「カナロアがくれたもの」)

あれから一年

カナロアはG1を4勝し、ロマンの果てにも描けなかった年度代表馬に輝きました。先月中旬には京都競馬場にて引退式も執り行われ、これから始まる種牡馬生活に向け北海道・社台スタリオンへと旅立ちました。

そして先月末、一年ぶりでもありカナロア行事の最後でもある「ロードカナロア2014年度代表馬受賞記念祝賀会」が京都で開催されることとなり、端くれ出資者である私も中1週にて京都へと向かいました。

京へと向かう道中は、昨年の祝賀会で初対面した長野のよっしーさんと共に甲信連合を組み、競馬談義盛りだくさんに歩を進めました。4時間ちょっとの道中も、一口談義が始まればアルコールなしでもあっという間に時は過ぎ、時折降り注ぐ氷雨も気になることはありませんでした。

無事到着し、開場前のロビーにてようやく仲間全員が1年ぶりに集合を果たしました。

少々開場まで時間があるので、唯一の肩身の狭い喫煙者仲間であるトールさんと喫煙所の確認も含め一服タイムへ。

トール「今日の司会者誰ですかね?ラジニケの小林さんなら最高ですね」

じぇい「それだったら生『世界のローーーーードカナロア!』と『手を挙げた!岩田康成』聞きたいなぁ。でも細江さんや谷桃、オカパネとか女性もありだよ。目黒さんでもいいけど」

トール「目黒さんはないでしょ。あとBS11の二人は繁殖入りだし」

じぇい「オカパネは繁殖入ったけど谷桃はまだでしょ!」

などと戯れながら一服を済ませ、いよいよ開場の時となりました。

足を踏み入れた途端、眼前に広がっていたのはこれまで6勝したG1のゼッケンやレイなど数々の記念品がズラリ!コレは本当に壮観な景色でありました!

いよいよ始まるかと身構えたその時、マイクから聞こえてきた司会者の声はまさしく「あの声」であり、トールさんと顔を見合わせてしまいました!

なんと、あの「世界のローーーーードカナロア!」の小林アナが本当に司会として来てくれたではありませんか!これで隣に香港の英語実況の方までおられたら昇天確実、正気ではいられなかったでしょう。

宴の終盤では香港スプリントの映像に乗せ生実況も披露!スプリンターズSよりも長めの「世界のローーーーーーーーードカナロア!」を聞くことが出来ました!終演後には仲間のみんなと一緒に小林アナを囲み写真も取れて大満足!

実に夢のようなひと時の連続であります。



しかし、私には更に夢のようなひと時が・・・

事前の案内で「チャリティーオークション」が開催とありましたが、当日馬券でたんまり儲けていれば参加しよう!と思っていたもののAJCCでは痛恨の1着ヌケ(2着馬の1頭軸マルチ3連単)を犯し意気消沈。お金持ち相手に敵うワケがない・・・オークションが始まってすぐにトイレへ旅立ち、時が過ぎるのを待っていました。用を済まし会場へ戻ると何品かのオークションが終わっており、最高落札者(上限8万円)でのジャンケンをしている最中でした。

そして次に始まったのは「安田先生&岩田騎手サイン入り勝負服」のオークションでした。

マズイ・・・これだけは欲しい・・・

今秋のセントウルSから始め、スプリンターズS、海を渡った香港でも、極寒の引退式でも私が貫いた勝負服Tシャツ&ブルーのピチピチアンダーシャツファッション。それだけに、この「本物」だけは欲しかったのです。


(香港・沙田競馬場にて)

もう勢いだけでいってしまえ!一声目で「にまん!」と声をかけたものの、あっという間にぐんぐん上昇!やっぱりか・・・一度退いたものの、6万円で一瞬の停滞ムード。

う~~~っ!もう知らん!「ろくまんごせんっ!!!」

甲斐・武田「風林火山」の戦いとくと味わうがよい!と気合を込め発声!


(ケンにぃ撮影)

「いずれくるのであろう。ジャンケンになったら腹をくくるまで。よかろう。さあ、参れ!」


借金を背負う覚悟で右を見ると、競り合っているお二方が「どーぞどーぞ」状態・・・


そのままハンマーは打ち下ろされ、私が落札者となりました。

「ちょ、ちょっと・・・違う、この展開じゃない。ジャンケンは・・・やっちまった・・・」

思わぬ展開に動揺したまま壇上に上がり安田先生、岩田騎手に挟まれ勝負服を手に記念撮影!
(TOPの写真も撮影はケンにぃです)

この瞬間は本当に至福のひと時でありました!

降壇しクラブの社員さんから「現金ですか?振込みですか?」

もちろん、振込みです・・・

「では入金後送付しますので」と一時お預かり。

帰宅後早速振込みすると、請求書並みの速さで翌日無事到着!



あらためて一人この勝負服を眺めると、あそこで手を挙げてよかったなと感じております。使ったお金も義援金として役に立てばうれしいですし、震災当時も大したことは出来ていませんでしたので・・・
何より、安田先生と岩田騎手との3ショットも出来ましたし、お二人のサイン入りですので今後家宝として大切にしたいと思います。

あとは額縁ですね・・・

とまあ、何から何まで夢のようなひと時をもたらせてくれたカナロアには何度感謝しても足りません。

でも、またこんな至福のひと時が訪れるよう愛馬の活躍を夢見ています。それが、カナロアの仔であれば最高ですし、ぜひとも成し遂げ縁を持ちたいものです。

当日お世話になりました皆様ありがとうございました。










2014/01/17 2:05:30|カナロア
カナロア引退式
見事2013年度代表馬に選出されたロードカナロアの引退式が13日(月・祝)に京都競馬場で行われました。

寒波襲来に見舞われる中、私も最後にお礼を伝えようと京都へと行ってまいりました。

13日のお昼から行われるとあり、遠路山梨から車で向かうため渋滞等で遅れてはならぬと前日入りを敢行。そして、12日の昼過ぎより浪花のケンにぃと合流し当日の打ち合わせを念入りにいたしました。何を隠そう、私は初の京都競馬場。現地の様子も分からぬため、いろいろと下見は欠かせません。

最終レース後、場所を京都市内に移しケンにぃを含む仲間5人での前夜祭を実施。そこで発覚したのは、私と共に香港へと海を渡ったトールさんが記念撮影権利獲得の吉報!最後の最後まで仲間から当選者が出たのは嬉しい限りです!そして、翌日の役割分担を決め開門からの出陣が決定しました。

とまあ、ここまでの修学旅行のような楽しいひとときがこれまで当たり前のようになっていましたが、カナロアで開門待ちをするのもこれが最後かと思うと感慨深いものがあります。

当日の朝を迎えると、甲府ほどの冷え込みではないものの思ったより寒く、日中も気温は上がらぬ予報。実は、この寒さが今回の私は一番心配でした。それは、セントウルSから続けている勝負服Tシャツのスタイルではどう考えても凍えてしまうということ。多少中に着込んだものの、恐らく寒い。実際、パドックで上着を脱いでからは本当に寒かったです。

開門の9時を迎え、私&トールさん&ハセハセさんの関東班はターフィーショップ担当となり、私はボールペン購入係とあり一目散で売り場へ!当日限定発売品を求めかなりの混雑も予想されましたが、早めに来た甲斐あり前には数人いるだけで確保は確実で一安心しながらも、仲間6人分のボールペンを6種類を間違えぬよう手に取りレジへ。その金額は18,000円!ボールペンを買うのに2万円近く使ったのは初めてです・・・でも、よかった。これでカナロアとの思い出が刻まれまれたボールペンがレース時も含めコンプリートできました!



観戦場所も前日の打ち合わせどおりのところをケンにぃ&松さんが確保され、あとはカナロアとの再会を待つだけです。再会の場所であるパドックでは「どのゼッケンかな?」「やっぱり10番かな?」「香港だったらいいのに」なんて皆で考えていると、現れたカナロアの背中には香港スプリントでの1番のゼッケンが!!!JRAのレースではないので無理かなと思っていましたので、これには感動しました!でも、ちょっとめくれていたのが残念でしたけど・・・



これでもうパドックではカナロアを見ることが最後なんだ・・・
それでも、いつものように迫力ある馬体で周回している姿を見ていると、これからレースがあるようで不思議と寂しさも沸いてきませんでした。あとからなんでしょうね、寂しさがやってくるのは・・・

そして、いよいよ本馬場へ向かう時が迫り、私は練り上げた作戦を敢行するときがやってきました。それは、昨年のカレンチャンの引退式動画で予習し、練りに練って考えた4角付近で待ち構え、キャンターに入るまでゆっくりカナロアと歩くことでした。そう考え、ひとり4角目掛け走りこちらへ来るのを待っておりました。



やっぱり来た!周りに人もいないし50m以上ラチを挟み一緒に歩けるかも!



迫り来るカナロア。あと50m、もうすぐだ!ワクワク感絶頂のその時、残り300m地点でクルリ!「い、いわ・・・た・・・」ここでも合図は300地点なのね・・・昨年のカレンチャンはず~っと奥まで歩いてきたのに・・・遠ざかるカナロアの背中を見つつ、私もキャンターで皆のいるスタンドへ。思ったより人は少なかったものの、立派な引退式でありました。この日のために作られた馬服には目いっぱいの制覇したG1レースが刻まれ、それを背に誇らしげに周回していました。





無事式も終わり、カナロアが引き上げるとき「カナロア、ありがとうー!」の声も聞かれ、そこでもうこれが競馬場で見るカナロアは最後なんだと少しセンチメンタルな気分に。



これからは、種牡馬という大きな仕事が待ち受けており、少しでも長くそして多くの子供たちを残して欲しいものです。そして、無理せず元気に長生きしてもらい、これから先何度も北海道でカナロアに会いたいものです。

これまでたくさんの夢を叶えてくれ、たくさんの嬉し涙を流し、たくさんのところへ連れて行ってくれたカナロア、本当にありがとう!

そして、いつの日か父となった君に会いに行くよ!

それまでは体に気をつけ元気でね、また会おう、カナロア!






[ 1 - 5 件 / 55 件中 ] NEXT >>