じぇいてぃ厩舎~愛の果てまでも~

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
CATEGORY:心臓カテーテル

2008/05/14 21:40:04|心臓カテーテル
心臓カテーテル検査より帰厩

最近の東京コースの不振に伴い
今年に入り心労が重なり月曜日より

心臓カテーテル検査
心筋梗塞や狭心症の治療・検査で腕や手首から細いカテーテルという管を動脈から心室に挿入し心臓の周りの冠状動脈へ造影剤など注入し映し出し血管を広げたり、広げるステントを挿入するみたいな検査。

を2泊3日で実施され、先程無事生還し帰ってまいりました。
度々左胸に痛みが2、30分続いていて
「狭心症の疑いもあるので検査してみたら?」と医師に勧められ
「すぐ終わるし、痛みもないから」そう言われ、まぁ健康診断のつもりでと
「じゃぁお願いします」
そのあとの、人生最悪の気持ち悪さも知らずに快諾!
「休めるし、ちょーどいいか」
そんな軽いノリで月曜を向かえ、いざ入院。
月曜日は検査の説明と、諸々の検査で3時過ぎには終了。
ラッキーなことにギャロップPOG2008の発売日とあり、見舞いついでに買ってきてもらった本から来年のダービー候補を誰にも邪魔されず、集中して熟読。本番の検査のことなどまったく考えてもいませんでした。3日間禁酒・禁煙いいことだ。外で軽く一服を終え、ゆっくり眠れて、運命の検査当日に。

検査は8番目とのことで、朝食は与えられた半分だけ食べてよいとのこと。昼食は検査が終わってからということで、途中でお腹がすかないか心配し、1時か2時位かなとギャロップ熟読中の12時前にいきなりお迎え到着。「な~んだ一人20分位か」意外と早く終わるんだと検査室へ。

検査室では救命病棟24時のように、薄緑の服を着た先生以下約10名のスタッフが。しかも検査で寝る台や機器が異様にデカイ。一気に意気消沈。

「やっぱやめた、帰りたい。またの機会に・・・」

言う暇もなく、寝かされ3人ほどに手際よく心電図の装置やら消毒やら、F1のピットインのように無駄がない。
そこで担当の女性医師登場。まずまずの美形の先生。
青いシートまで首から下にかけられ
「おい!これ手術じゃん・・・」
一気に右手首に麻酔、そしてカテーテル挿入。右肘の静脈からペースメーカー注入。左腕には点滴。しかも右腕は、武藤敬司に腕ひしぎ逆十字を決められたように固定され、完全に肘が決まった状態。知らぬ間に右腕に違和感。細いカテーテルの管が動脈沿いに入っていくのが気持ち悪い。なにやら胸付近でも虫が動いているかのごとく、違和感。薬剤注入時に
「ちょっと体が熱くなりますよ」
優しい声で先生が一声。
「せ、せんせい口が気持ち悪い・・・」
口の中がモワッとアツくなったと思ったら、すぐ下へ。
肛門さまと縮小したぉちんちんの先っちょにもモワッとアツさが。
「もぅいいでしょ・・・」
その時点で早くも25分経過。
「ちょっとバクバクしますよ。気持ち悪かったら言ってください」
またまたやさしく一言。ちょうど横にいた女の子の助手に
「あと何分くらい・・・?」と尋ねると
「20分くらいですかねー」
マジか・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして熱い薬剤再度注入。
なんと心臓がビクンと大きく一拍し停止。意識もあり3秒後くらい再起動。
「いま止まったぞ。モニターの音も止まったし」
今度はペースメーカーで激しく起動。
「どうですか?」
美形の先生やさしく尋ねる。
「バクバクして気持ち悪い」
決して美形の先生に胸が躍ったわけではない。
「じゃあ40Vで。どうですか」
「こんどはいいです。」
上空でクルクル機械に映しまくられ約20分。最後駄目押しにチョー熱い×5倍の注入。失禁したか心配になるほどのアツさ。
後半10分は決められた肘がかなり痛い。知らぬ間に2本の管は抜き去られて、
「大丈夫ですか?」
美形につられ
「大丈夫です。ちょっと肘が痛いですけど」
そういうとやさしく肘付近を揉んでくれました。直後、衣笠祥雄並みのボゥボゥの腕が視界にニョキ~ンと出現。エアーを詰めるサポーターみたいので止血。手首絞めすぎ!見る見る青くなり
「これ無理無理。痛すぎ」
1ccだけエアーを抜いてもらいました。
その止血の状態が左の写真です。ようやく夜には止血の締め付けにも開放され、就寝の準備。
寝る前になり、「あのまま止まっちゃったらどーすんだ」「造影剤の合併症とかあったら今から具合悪くなるのか」いろいろ考えすこしの間眠れずにいました。
「健康って素晴らしい」
あらためて健康であることが一番幸せだと痛感させられた3日間でした。
検査結果も
「特に心臓には異常なし。ストレスや極度の疲れから痛みがくることもあるし、肋間神経痛の可能性もあります」
やさしく美形の先生に告げられ帰りの車中で人生の一服。
「もう2度とやらん。胃カメラ10本入れたほうがマシだ」
今はそう思っていますが、私の父も解離性大動脈瘤(石原裕次郎と一緒)で13年前に他界。油断はできません。

しかし、何故か心臓が止まったとき思いついたのが

ベッラレイア

今週のG1に出走する私の好きな牝馬の名前でした。
こちらはやはり不治の病です。

写真一番下はベッラレイア。競馬ブックHPより






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