四十を過ぎて活動期を迎えた私ですが、去る5月11日に「競馬RUN in JRA 中山競馬場」なるイベントに参加してきました!
1月末の京都でのカナロア祝賀会を終えたある日、浪速のケンにぃより一通のメールが。
「じぇいてぃさん、マラソン得意ですか?」
マ、マラソン!
昨夏まで子供たちと野球に勤しんでいたものの、数年前の心房細動により長距離走はストップがかけられている私。
その旨を伝えたものの、何か楽しみなものが奥底に潜んでおりそうでしたので理由を聞くと
「中山競馬場のコースでマラソンがあるので一緒に走ろうかと・・・」
なんと!!!あのカナロアのメモリアルコースである中山を走れる!
「ケンにぃ、一緒に走ります!」
というわけで、他の仲間にも声をかけトールさん、ハセハセさん、トールさんの同僚のキャロット会員の方の5人で走ることなりました。
一番若いトールさんから「フルマラソンのリレーにみんなで出ましょう!」なんて恐ろしい言葉が出てきましたが、古馬揃いのメンバーでは無理な話で、スプリントレースである2,650m(芝→ダート)にエントリーすることとなりました。
そうはいっても衰える肉体は3km弱の距離でも不安になり、桜が咲くころから軽めのダグ(ウォーキング)をはじめGWには仕上げていこう!と計画を練って進めていたものの、キャンターのペースを上げようとした4月下旬に沸騰したお湯が左足甲にポタリと落ちるアクシデント発生!指の付け根に500円玉大のフレグモーネを患ってしまいました・・・
ちょうど靴が曲がるとこであり、並脚ですら歩様が乱れる中、乗り込みは中止。とはいえ、フレグモーネでありフェンネルのようにプール調教もできずひたすら患部が靴に当たっても痛くないくらいにまで回復することを祈るばかり。なんとか1円玉大のかさぶたが残るだけの状態で当日を迎えました。
好天に恵まれた中山競馬場では、馬場改修のため芝コースは重機が入っており、かなりの深さで掘り起こされていました。そしてパークウインズとして競馬ファンもスタンドに陣取る中、障害コースよりG1のファンファーレが鳴り出走する552人が発走のときを迎えました。
最初の700mほどは障害芝コースを走るため、意外と楽に追走。スタンド前に入り待ってましたの「手を挙げた!岩田康成!」ポーズで2~300mを堪能。正直言いまして、この手を挙げた!をゴール前でやることが出走する理由でありました。
その後、2角すぎの合流点でダートコースへ!これが中山のダートか・・・なんて思っている余裕はなく、脚を前へ進めるだけで精一杯。気温も上昇し25℃を超えようかという頃、スタミナも奪われ一杯一杯の状態。2度目のゴール前付近でピークを迎え、時計を見るとまだ時間にも余裕がある状態。併走していたトールさんたちを見送り、ゴール前をスタンドを見ながらゆっくりとしたダグに。
向こう正面までダグを踏みながら「おっ!あれがバンケットか」「あそこが芝1200のスタート地点だな」と中山コースを堪能。少々下りに入りかけた残り200で最後くらいはとキャンターを開始。残り100からは再度「手を挙げた!岩田康成!」ポーズでなんとか無事に完走!結果は23分24秒の348位でした。仲間内では最下位の入線であり、ロベルト系のボテッとした腹袋が自慢のトールさん&ケンにぃに先着されたのは悔しい限りでありますがタイムオーバー(30分)は免れましたので次走に影響はなく一安心。やはり中山コースはロベルト強しであります。
敗因を挙げればきりがありませんが、中間のフレグモーネでの調整ミスとなによりダートと距離が合いませんでした。
そして全員無事完走したあとに5号障害のところで記念撮影(ケンにぃ、またまた使わせていただきます)

(撮影はケンにぃJr.のハマカゼタカシくん、ロード会報表紙風に加工しました)
その後はおいしいビールを堪能し、最終レースまで馬券も堪能してきました。それにしても、フルマラソンリレーにエントリーしなくてよかったです。
普段走ることはおろか入ることも難しいJRAのコースを皆で走れたことは貴重な体験でしたし、カナロアと同じ景色が眺められたのが一番です。そしてダートを走ることがあんなにキツイとは・・・ダートなら切れ味不足をカバーできるとか簡単には言えなくなりましたし、ダート戦を見るときも少々視点も変わってきました。
またこのような機会があれば、続けて参加したいと思います。そのためにも普段から鍛錬せねば・・・
↓ちなみにMSN産経ニュースでも紹介されていました
中山競馬場を4763人疾走 千葉
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140511/chb14051121330003-n1.htm