朝晩はメッキリと冷え込み、急遽しまってある冬物からフリースを取り出し暖をとりながらの今宵、またも残念無念なご報告での更新となりました。まさに人生初冠雪を迎える冷え込みでございます。
待ちに待った3歳8月でのデビュー戦を惜しい2着後の2戦目出走とあり、私はもちろんのこと世間の皆様の御支持も急上昇で1.8倍の圧倒的1番人気!「このメンバーならほぼ確勝でしょましょ」なんて思っていたら、敵はなんと自らの「脚」に潜んでおりました。4角まで持ち前のスピードで先頭を伺おうかという勢いで、ココから直線伸びてくれれば!というところで、前走の伸びが見られず7着惨敗・・・もちろん私の人生馬券も惨敗・・・ またもやロード出資馬での初勝利はお預けとなってしまいました。
意気消沈のレース後のコメントでは、デビュー戦後不安の出た左前に競走馬の不治の病といわれる「浅屈腱炎」を発症とのこと。同時に「登録抹消」を確認。その日にお決まりとなったクラブからの書状が届きました。覚悟はしていましたが、勝ち上がりを期待していただけにショックは甚大であります。
youはshock!で届いた書状の中身には、今後の進路として「繁殖牝馬」登用のうれしいお言葉が!脚元の不安もあり決して順調ではなかった競走生活でしたが、秘めたスピードは姉レディルージュ同様なかなかの素質を感じさせました。今度は「母」となりその素質を次代へと継承できる事となりました。早ければ3年後の今頃には我がクラブで初仔が募集されるんだろうか?その時には是非出資したいと思っています。
ナデシコ譲よお疲れさま、そしてありがとう。元気な仔を生んでくれよ
応援してくださった皆様まことに申し訳ありませんでした
写真は左からデビュー戦、2戦目、抹消書状
では、最後の近況をクラブHPより
2010.09.15 レディナデシコは、レース後の左前脚に腫れ、熱感が認められます。エコー検査を受けたところ屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断が下されました。今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間、ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
・庄野調教師 「栗東トレセンに戻ってから、やはり左前脚がモヤッと。9月15日(水)の午後にエコー写真を撮ったところ、屈腱炎との診断が下されています。能力は感じられただけに本当に残念。明日16日(木)に抹消手続きを行なうと共に、厩舎を離れる予定です」
2010.09.13 レディナデシコは、9月11日(土)阪神2R・3歳未勝利・ダート1200mに藤岡康太騎手54kgで出走。13頭立て1番人気で5枠6番から平均ペースの道中を1、2、2番手と進み、直線では内を通って1秒3差の7着でした。馬場は良。タイム1分15秒2、上がり38秒8。馬体重は2kg減少の464kgでした。
≪2010年9月11日 阪神2R 3歳未勝利 ダ1200m 良 13頭≫ 1着サマーアイ 54浜 中 1.13.9 ( 4・3・2)37.4 422kg 0kg 2着スターマーチ 54川 田 1.14.6 4 ( 1・1・1)38.2 454kg+2kg 3着グラスフルール 54中村将 1.14.8 1.1/2( 1・4・5)38.1 464kg+4kg 7着レディナデシコ 54藤岡康 1.15.2 ( 1・2・2)38.8 464kg-2kg
2010.09.11 レディナデシコは、9月11日(土)阪神2R・3歳未勝利・ダート1200mに藤岡康太騎手54kgで出走。7着でした。
・藤岡騎手 「今回は五分のスタートが切れたのに加え、持っているスピード自体も上位。序盤は無理なく前々のポジションに付けられました。ただ、ちょっと脚元を庇っている様子。勝負処でペースが上がると、自らブレーキを掛けるような面を覗かせました。それが失速の原因。大事に至らなければ良いのですが・・・」
・庄野調教師 「前走後に熱感を帯びたように、中間は左前脚の状態に気を配りながらの調整。ここに来て、幾らかソエも出掛かっていたかも知れません。ただ、稽古を重ね続ければ症状の悪化を招く懸念も。追い切りの際には違和感は覚えず、出走に至った次第です。しかし、さすがに実戦だと負担が大きい様子。どちらが直接的に影響を及ぼしたのか現時点では分からぬものの、いずれにせよ残念な結果。改めて検査を行ない、そこでの見解を踏まえつつ然るべき判断を下しましょう」
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