晴耕雨読

たまには畑に・・・暇があれば本でも・・・
 
CATEGORY:読書

2008/09/28 17:24:08|読書
「フードバンクという挑戦」(岩波書店)
「読書の記事が載りませんね」という鋭い指摘がありました。
雨が降ったら、勿論読書はしています(汗)

ということで、久しぶりの「読書」カテゴリーへのアップです。

取り上げるのは、大原悦子著「フードバンクという挑戦」。
我が国の食料自給率低下の中で、食品廃棄物が問題となってきました。食品工場からの残渣、コンビニ弁当の消費期限前の廃棄などなど。「飽食ニッポン」を象徴する大量生産・大量消費・大量廃棄は食品部門でもすさまじく進行しています。

その中で、賞味期限内にもかかわらず「表示」の印字が薄いとか、梱包している箱が潰れていたとかの理由で廃棄されていた食品が「必要とする所」に再配分される仕組みを作ったのが「フードバンク」です。アメリカでは40年前から始められていました。
適正な生産が望まれることは自明です。しかし、商品経済の中で生み出された「廃棄物=食べもの」をどうするのか、どう生かしていくのかを分かりやすく教えてくれます。
やはり、食品残渣においても3Rです。リサイクルよりリユース、リデュース!

県内でも「フードバンク」設立に向けた取組みが始まりました。
その学習会にも参加してきました。県内のメーカー、流通、市民、福祉団体などが力を合わせれば、割とスムーズにスタートできるのではないかと思いました。「食べ物が必要な人に届く社会」をめざして!

これから、「フードバンク」から目が離せません。






2007/11/04 0:11:41|読書
地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか
極めて衝撃的なタイトルの本です。地球環境問題を取り上げる本にありがちな、絶望的な怪談話かと思いきや予想に反し説得力ある内容のものでした。どうりで、帯に坂本龍一の推薦の文があるはずです。

「現在は試合終了までのロスタイム」「人類が生き残るには、楽観的に見てもこの10年が勝負」といい、この10年がどう変えられるかと私たちに問い、迫ってきます。

結構知らない情報や省エネ(省熱)、トクする温暖化対策など紹介されており読み応えがありました。






2007/10/27 12:38:35|読書
座右の書

この本で色々と学びました。問題意識が合うとでもいうんでしょうか...


今でも時々読み返しているので、表紙も少し痛んでいますね。






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