おはようございます。
2025年がスタートして、
早5日目でございます。
今日で、お正月休みが終わる方も、
きっと多いですよね
明日の朝、
寝坊には、くれぐれも気を付けて下さいネ
さて、年末に出題させて戴いた、
ちょっとムツカシイお魚クイズ―の、答え合わせを、
今日はして参りましょう。
ところで皆さん、
この2つの問題、正解が分かりましたか?
タイトルの通り、
ムツカシイ問題―
なので、
全く分からなかった方も、
結構いらっしゃるかと思います。
なので、
余り結果にコミットしないでくださいね。
間違っていても、気にしない方がいいです
ですが、正答のみでなく、
その根拠についても知って戴いて、
冬の代表的なお魚、
「ワカサギ」に、ついての知識を深めて下さいませ。
きっと見方が、変わって来ると思いますヨ。
難なく正解だった方―
おめでとうございます!!
あなたはかなり優秀なお魚博士です
引き続き、お魚の知識を積み上げて下さいね!!
では、正解は以下の通りです。
先ずは、問題1写真の上と下で、
ワカサギはどっち!?と、云う問題でしたね。
正解は、
下の写真が
『ワカサギ』なので、
正答は、
下 です。
では、
『ワカサギ』と、
近似種の
『チカ』では、
何処がどう違うのか解説します。
注目して欲しいのは、
「背ビレ」と、
「腹ビレ」の、位置関係です。
上の写真のチカは、
背ビレと、ほぼ同じ位置から腹ビレが始まっています。
一方、下の写真のワカサギは、
背ビレの位置が、チカより尾ビレ側に寄っています。
しかも、腹ビレは逆に、
やや頭側に寄ったところから始まっています。
ここが、最もワカサギとチカで異なる特徴です。
とっても微妙な違いですが、分かりましたか?
続いて、問題2―ワカサギの仲間である、番号を振った三種の魚―
キューリウオ・シシャモ・チカの写真から、
何番の魚が、どの魚か答えて・・・
と、云う問題でした。
この正答は、
@番 キューリウオA番 シシャモB番 チカで、ございます。
質問に書いた通りに並べていましたが、
果たして、そこに気が付きましたでしょうか?
特に、Aの魚をシシャモだって知ると、
今までシシャモと思って食べていた魚は何なんだ!?
って、当然思いますョね。
誰もが良く知っている
「子持ちシシャモ」は、
ほぼ、
「カラフトシシャモ」と、言われる魚です。
中国やロシアなどで漁獲された魚が、
主に自分たちが食べている「シシャモ」に、なります。
標準名は、
「カペリン」と、云うお魚で、
海域にしか棲息していません。
一方、
シシャモは、
海域と川とを往き来する習性があって、
繁殖期になると、
オスは、褐色に近い
「婚姻色」を、示します。
日本には、北海道にしか棲息しておらず、
現地では、時にお寿司のネタとしても使われます。
キューリウオは、
「でっかいワカサギ」と、
形容するのが、最も分かり易いでしょう。
20p以上にもなるので、
比べなくても一目瞭然です。
名前の由来の通り、キューリの匂いが強く、
苦手な方が、多いかもしれません
チカは、
第1問で解説した通りの身体的な特徴があり、
仔魚は海のプランクトンを食べて育ちます。
湖には居らず、主に海域で過ごす魚です
ワカサギも本来は、
川と海とを往き来する習性がありますが、
湖に移植されるケースが殆どで、
海に行かない
「陸封型」の、固体が多いです。
では、上の写真は、何でしょうか!?
もう、分かりますよね