夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/12/03 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告30(サバイバルの日2日目C 今年もこの場所で・・・)

皆様、おはようございます。

サバイバル踏破も、ついに大詰めです。
前回まで、今年の最後の難所だった、
登龍峠についてお話ししました。

が、2班以外は、
この後はもうゴールまでまっしぐら―

なので、ちょっとだけ、
時計の針を巻き戻しましょうスマイル

昨年度の報告の中で、
「足跡―」と、題して、
ある絶景の地の売店跡の壁に、
メッセージを書き残した―

って、報告をさせて戴きました。

そして、「足跡」と、云う字を、

「あしあと」って、読むか?

又は、「そくせき」って、読むか?

あなたなら、どっちですか?
って、云う投稿でした。

良かったら、ここでも時計を巻き戻して、
改めて読んでみて下さいませ幸せ

この絶景の場所は、
名古(なご)の展望台です。

名月の景勝地として有名で、
八丈八景の一つに数えられています。

1枚目の写真が、
その展望台から見える景色ですが、

どうですか?
素晴らしい抜け感でしょラブ

眼下に見えるのは、洞輪沢(ぼらわざわ)です。
そして、この景色を眺めるベスポジに、

かつて昭和天皇がご来島された折りに、
お立ちになったその場所が、
モニュメントとなっています。

その背後にあった売店の壁に、
いつからか、
旅人がメッセージを記すようになったのです。

実は今年も、
3班と、4班が、漏れなく訪れていましたグッド

幾多の旅人が残した言葉に目を遣り、
昨年ここに来た先輩のメッセージも見つけ、
(写真2枚目)

やっぱり、
って云うか、当然、ここに「足跡」を記しました。

今年は、どんな言葉を書いたのかな?

そしてもしあなたがここに来たとしたら、
何て書こうか、絶景を見ながら、
考えてみてください。

きっと、素直な言葉が、気持ちが、
すっと書けると思いますョ幸せ

 







2024/12/02 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告29(サバイバルの日2日目B定点撮影 登龍展望台にて)

皆様、おはようございます。

師走の入りは、
穏やかなお天気です幸せ

けれど、
どうも週末から寒くなるらしいですよ困った

さて、
先の投稿で、『それぞれの登龍』として、
4つ班の様子をお伝えしました。

今日も同じ登龍峠の話題ですが、

子どもたちが必ず立ち寄り、
ご飯を食べたり、休憩したり、
の、絶景ポイントこそ、「登龍展望台」です。

実は、ここが峠の頂上ではないのですが、
おおよそこの景色を見れば、
正にてっぺんだと認識するかもしれません。

登龍峠のてっぺんは、
もう少し、末吉側にあります。

なので、
今年は全班が、先に峠越えをした事になります。

ここから見える景色は圧巻で、
眼下に底土港を望み、

八丈富士の全景と、
背後には、八丈小島も見えますラブ

底土から続く海岸線を、
BCがある場所の、もっと先まで、
ず〜っと確認できます。

この場所に辿り着くまでに、
苦労して、苦労して、歩いて来るので、

きっと子どもたちは、
永遠にこの絶景を憶えていることでしょう。

否、八丈島に来たら、観光客も、そうでない人も、
この場所を外すことはあり得ません。

そこで、
その絶景を、皆様にも見て戴きたい―嬉しい

そこで、
全班同じ場所(定点)で撮影カメラしたスナップを、
貼らせて戴きました。

上から、1班、2班、3班、4班
と、なっていますチョキ

子どもたちの背景に広がる絶景を、
是非あなたも、実際に見に行ってみてください。

ハマりますよスマイル







2024/12/01 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告28(サバイバルの日2日目A それぞれの登龍)

皆様、おはようございます。
ついに今日から師走ですよ。

さて、昨日こんなニュースがあったこと、
ご存じでしょうか?

秋田県で、
なんと熊がスーパーマーケットに入り込み、
従業員が、襲われて怪我をした―
って、ニュースです。

最近、街に出没する熊が増えて居ます。

確かに怖い事ですが、
これは熊のせいではなく、
野生動物との適切な距離を無視して来た、
結果ではないかと思うのです。

それでは、
サバイバル踏破2日目の様子について、
報告を続けましょう。

今年度は、4つの班の全てが、
末吉側から難所の登龍峠にアタックする―
と、お話ししました。

では、底土側から登るのと、
末吉側から登るのでは、
果たしてどっちがキツいでしょうか・・・?

これは、
おそらく歩いてみないと実感できません。

が、毎年のパトロールから感じるのは、

どっちもキツい―

と、云うのが正解ではないかと思います。

底土側は、距離は少し短いですが、
その分急坂で、
カーブも急なワインディングロード

一方の末吉側は、
カーブは多少は緩やかなれど、
とにかく長い登りが永遠と続く苦難坂―
そんな形容が分かり易いかなあと思います。

ただ、展望台まで辿り着けば、
そこからBCが見えるので、
残りの距離が想像できて、
勇気が湧いて来るのが、
末吉側アタックの特徴でしょう。

が、にこの2班は、
登って下って、更に富士山へ登ります。

なので、BCを目に入れてしまうと、
逆に心が折れるかも・・・
そんな懸念がつきまといます。

それを見込んで、
ビバーク地を早めに発った2班でした。
展望台までは、順調だったと思います。

なので、絶景に見惚れるのではなく、
給水と食事を早めに済ませて、
先を急がねばなりません。

が、絶景は、時に魔物となり、
ここにもっと居たい・・・
と、足が必然的に止まってしまうのです。

にこには、
メンバーにもっと見て欲しい景色があるので、
ここで時間を使いたくないのが本音でしょう。

逆に、ビバーク地が一緒だった1班は、
心にもだいぶゆとりがあって、
登龍超えればゴール―
それがハッキリ見える登り坂です。

同じ道を歩くのに、
メンタルは真逆―

これが思いが交錯する、
峠道たる所以でしょう。

末吉でたっぷり休んでから、
余裕の出発でした。

3班は、
今日も声掛け合い、歌を歌いながら、
笑顔で峠に差し掛かりました。

「ザックの肩ベルトが食い込んで痛い・・・」

メンタルが、少し心配な○クが、
時々足を止めても、全員で待ち、
時には、代わりに荷物を持ってあげ、
声掛け励まし歩いています。

だから○クも、懸命に歩きます。
さすがにキツくて笑顔ではないけれど、
黙々と歩を進めています。

頑張れ・・・

歩くしかない感じかもしれません。

でも、自分だけじゃない。

仲間がいる・・・
それは何よりも力になるのです。

一方4班で、
登龍越えの引率となったのが、たけちゃんです。

いづは、朝イチでややオーバーワークとなり、
末吉で、一旦離脱しました。

最後に一緒にゴールできるように、
無理は禁物です。

どんな状況だろうと、
子どもたちは、
いづと一緒のゴールしか考えていません。

特に男子は時にはっちゃけて、
周りが見えなくなっていましたが、
次第に互いを思い遣る気持ちも出て来ました。

峠の途中に鎮座する、
「龍」の前で、ひと休み―

きっと、龍は4班の変化を、
ちゃんと見ていらっしゃるよ!!

4つの班の、
それぞれの「思い」が、峠で交差する、
今年の登龍アタックです。








 







2024/11/30 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告27(サバイバルの日2日目@ ついにあの男も!!)

皆様、おはようございます。

今日で11月も終わりです。
2024年も、残り一ヶ月になってしまいました。

年賀状の準備をされていらっしゃる方、
きっと多いとは思います。が、

仕方ないとは云え、
あれだけ郵送代が上がってしまうと・・・よろよろ

背に腹は代えられないので、
今年は、書くのを見送る事にしました。

そのうえで、
戴いた方には、きちんと年頭のご挨拶を、
させて戴きたいと考えています。

ところで、
ビバーク地でひと晩を過ごしたメンバーたちも、
心機一転!!
サバイバル踏破の、2日目が始まります。

指導者の面々も、
各班の出発を見送るべく、
早朝からパトロールの準備が始まって、
5時には、各班のビバーク地に向けて出発しました。

救護車の運転担当となった私は、
あーちゃんと一緒に、
スタート順にビバーク地を回って、
健康チェックを行う事になっています。

さて、体調不良を訴えているいづに代わって、
今日も指導者が、
リレーしながら引率する事になっています。

そして、朝イチの担当には、
ついにあの男が、満を持して歩く事になりましたグッド

朝の陽光晴れに照らされて、
体育館の壁に、背の高いシルエットが映っています。

影法師だけで、これほど背が高いのは一人しかいません。
事務局担当のゴンちゃんです!!

ビバーク地の中ノ郷から、
最初の休憩地となる末吉まで歩きます。

いづは、明るく振る舞ってはいたものの、
不安は隠せないでいます。

とりあえず、
荷物は持たずに、一緒にある事になりました。

無理はさせたくないけれど、
彼女にも乗り越えさせてあげたい壁があります。

兎に角、行けるところまで行こう!!

スタートは、BCから遠い順に、
3班、4班、そして、
末吉の2班・1班となっています。

M小中学校でビバークした3班は、
朝から元気いっぱい!!

メンタルに少し不安があるメンバーも、
きっと、歩き切ってくれる事でしょう。

出発のチェキを決めて、歩き出しました。

さて、2班は、今日が本番みたいなスケジュールで、
難所の登龍峠、続いて富士山へのWアタックです。

なので、早い時間に登龍をクリアしようと、
早めの準備に取り掛かっていました。

ですが、初日ロングだった1班は、
もう登龍の後はBCなので、
ゆっくり・のんびり、支度していました。
って言うか、まだ半分寝てる・・・困った

聴けば、9時半にスタートだってムフフ
それでも、まあ余裕だろうね。
この班は・・・ウィンク

2班は、体調面もメンタルも心配な、
○すも一緒に歩くので、
救護車が距離を保って追走し、
無理なら直ぐにピックアップする事にしています。

○すは、日に日に笑顔が増えているので、
自信さえ取り戻す事ができれば、
きっと課題を乗り越える事ができるでしょう。

最後の一押しは、他のメンバーたちの、
肯定的な支えと、声掛けだと思います。
みんなで乗り切れよ!!

出発する背中を見送った後で、
救護車に乗り込みました。

今日も快晴晴れ
炎天下怒る

子どもたちも、指導者も、
ゴールまで、全員でがんばろう!!







2024/11/27 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告26(サバイバルの日7 ビバーク地の夜)

皆様、おはようございます。

丸一日、頑張って歩いた子どもたちに、
ビバーク地で過ごす一夜は、
やはり、何よりも思い出に残るようです。

身体はヘトヘトになっていたとしても、
仲間が居る、笑顔がある、みんな一緒に・・・
そんなシュチュエーションこそ、
ビバークの夜を、特別な夜にしてくれます。

さて、今年の夜は、
実は、こんな申し送りがありました。

ビバーク地は、基本、急な天気の変動にも備えて、
屋根と、電気、トイレ、そして、水―
がある施設をお借りしています。

なので、折角、床の上で寝られるのだったら・・・

と、床にマットを敷いて寝る事については、
班のメンバーに選択を委ねていました。

只、お天気さえ良ければ、
これ以上は無い―

と、断言できるような満天の星夜が見られるので、
担当の大ちゃんの進言で、

「天気が良かったら、是非とも外で寝よう!!」

と、例年と同じビバーク地ではあるものの、
『マジのビバーク』が、推奨され、
子どもたちも、それを二つ返事で受容れました星星

そんな今年の、
ビバーク地の様子をレポートしたいと思います。

では1班から始めますね。
ビバーク場所は、末吉の公民館でした。

1班は、お風呂タイムが、長かったぁ〜!!

そりゃあ、過去イチ長距離を歩いたので、
お風呂は、ゆっくり、しっかり・・・
仕方ないですよね〜困った

お風呂からの帰り道は、
満天の星空を眺めて、
上を向いて歩いて来たことでしょうラブ

天の川もほら、
バッチリ(写真1)です!!

それに、夜の灯りが少ない地域ですので、
きっと、寝る時も、
星が彼らを見守っていたはず・・・

お疲れ様でした。

続いて2班は、と云うと、
同じく末吉でビバークでしたが、
施設は、旧末吉小学校でした。

1班と2班のビバーク施設は、
お向かい同士なんですグッド

2班は明日、
登龍峠と、八丈富士への、
Wアタックが待ち受けています。

なので、VLのにこも、
充分に休ませる事を優先しました。

実はね、
1班、2班がお風呂の最中、
両班のお留守番をしていたのですよ。
そしたら、まあ星が凄いこと、スゴイこと・・・
しかも、明るい星だと思って居たのが、

突然、分かれて編隊飛行するような様子を見て、
一緒にいた、あーちゃんと、
「UFOだ!!」なんて、話していたのです。

その事を、
後から来た八丈のすーさんや、
お風呂から戻って来た2班のメンバーに話すと、

「タイソン、疲れてるんじゃなーい?」

「あー、ない、ない、ない・・・」

って、一蹴されちゃいました。

だって、あーちゃんも見てたんだから!!
だけど、あの星空を独占できるんだから、
贅沢だよねえ。

小学校の校庭で寝転んで、
1班、2班が、揃って見上げた星は、
きっと、格別だったろうなあ嬉しい

余りの心地よさに、寝落ちしちゃった子も
居たかもしれないね眠い(写真2)

お次は、3班です。
ビバーク地は、M小・中学校です。

そうです。
あのボスが校しているしている学校で、
小中学校が、併設されています。
だから、チョー安心のビバーク地幸せ

例年は、
玄関前の軒下で寝るケースが多いのですが、
今年は校庭に、
マットを敷かせて戴きました(写真3)。

なんと、全面が天然芝なんですよ!!
なので、マット無くてもふかふか〜
きっと、良い夢を見てたんだろなあ・・・

ああ、うらやましい!!

最後、4班のビバーク地は、
中ノ郷の、室内運動場でのビバークです。

体育館の横に、グランドもあるので、
今年は、グランドで寝る事になっています。

が、先ずは腹ごしらえレストラン
灯りのない夜空の下での夕ご飯です(写真4)。

暗いでしょ。
でも、これで充分だと思っています。

VLのいづも、
ここでは一緒に泊まります。

どの班も、
メンバーと、VLだけの特別な夜です。

枕投げなんてできないけど、
多分、遅くまで喋っていたのかな・・・自信まんまん幸せ





 







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