みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/03/13 0:16:07|稽古日誌
3.12 白根桃源剣友会と合同稽古!


 甲斐直心館の3月12日(水)の稽古は、2月に続いて八田中学校での白根桃源剣友会への出稽古をお許しいただきました。双方の指導者、一般剣士を含めた大勢の参加で60人ほどの、前回にも増して熱気あふれる合同稽古となりました。

 松本髣Y先生のご指導で素振りなどを行い、面着け後は小学6年生以上が元立ちになっての基本稽古などを行い、打ち込み稽古なども行いました。

 

 この後は3年生以上の11人戦を行いました。1カ月前の練習試合と比べると、勢いのある白根の少年剣士に対して、それなりの試合になってきた館生が増えたことも感じました。
 




 ただ、構えているときの発声はあっても、打突時の発声がほとんどない館生がまだまだいること、自分から攻めていない、相手が打ってきてから対応しようとするリアクション剣道が多いことが課題です。難しいことですが、先をとる動きを工夫していかないと、ある程度のところからの上達は望めません。

 試合後は指導者・一般が元立ちになって指導稽古を行いました。初心者から中学生まで、一生懸命かかってくる子どもたちと稽古をするのは、元立ちとしても非常に楽しいです。




 白根の少年剣士は一拍子の打ち、打った後も姿勢が崩れないところが共通していて、素晴らしいと感じました。ふだんの稽古でも打ち込み、掛かり稽古や基本打ちでも体当たりや連続技を数多く経験していないとなかなかこうはならないでしょう。
 






 白根の皆さま、遅い時間までありがとうございました。また稽古後には直心館の指導者、一般会員が松本先生に残り稽古をつけていただきました。こちらもありがとうございました。
 






 
 







3.9 日本剣道少年団研修会!


 第47回日本剣道少年団研修会(全日本剣道道場連盟・日本剣道少年団指導本部主催)が3月9日、東京武道館で開かれ、甲斐直心館から館生7人、指導者2人、保護者ら計16人が参加しました。

 体験・実践発表会に始まり、書道展、錬成会という盛りだくさんの内容です。降雪が心配されましたが、道中、雪はなく、保護者の方々の多大なご協力により予定通りに行動できました。

 体験・実践発表では、全国の地区予選を突破した小学生9人、中学生9人が出場し、それぞれ実に素晴らしい発表でした。特に発表を熱心に聴いていた館生と最終成績を予想したところ、ほぼ意見が一致しました。最終的な成績はまさに予想通りで、審査員と思いを共有できたことで、すっきりした思いでした。

 

 関東地区予選は小中学生とも女子が最優秀賞でしたが、この全国大会では小中学生とも男子が最優秀賞でした。いずれも、時には笑みををたたえて発表する様子に安心感も覚えました。剣道を通じて、さまざまなことを感じ、考える機会があることは素晴らしいとあらためて思いました。
 



 書道展の展示、表彰式もありました。甲斐直心館は15人が出品し、10人が入選するまずまずの成績でしたが、上位の賞はなく、全員が佳作だったことが初めての経験でした。佳作作品も展示されました。

 【佳作】▷小1・2 伊藤希、雨宮千▷小3・4 山根、伊藤優▷小5・6 伊藤龍、松田清、中田、志澤▷中学生 勝村茉、中込

 



 

 錬成会には小学3年生1人、5年生3人、6年生2人の計6人が参加しました。はじめに高鍋進先生の基本指導がありました。素振りのご指導をいただきましたが、素振りの示範を拝見しただけでも感動します。一拍子の素振り、また、左脚の引きつけも圧巻でした。
 



 その後の学年ごとの錬成会ではそれぞれに5試合前後の錬成ができ、初めて竹刀を交える相手と貴重な切磋琢磨ができたようでした。






 この充実した研修会を企画、運営していただいた関係の皆さまに厚く御礼申し上げます。
 
 







2025/03/08 17:33:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館道場一般稽古会!

 3月8日(土)の甲斐直心館朝稽古の後に久々に一般稽古会を行いました。参加者は4人でしたが、特に剣道を始めたばかりの一般会員の稽古熱心さには大きな刺激を受けます。

 日本剣道形を打ち、面を着けてからは切り返し、面打ち、小手面打ち、面に対する応じ胴を打ち、地稽古を一周しました。

 





 無駄な力が抜けていくと、冴えのある打ちにつながっていくのではないでしょうか。素振りも各自励行していただきたいと思います。

 この日の中学生朝稽古、小学生朝稽古に参加した指導者は素振りだけで660本振っています。一般の稽古では素振りの時間が取れないことが多いですが、毎回の稽古で、必ず素振りは行うべきです。

 
 







2025/03/08 17:31:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館土曜朝稽古(小学生以下の部)!

 3月8日(土)の甲斐直心館朝稽古(小学生以下の部)には幼児から小学生、指導者ら22人が参加しました。午前7時10分から8時10分すぎまでの1時間ほど稽古をしました。


 支部合同稽古、大会等のため、久々の道場朝稽古となりました。県中西部ではまた雪予報が出ていることもあり、気温は低めで、午前5時20分現在の道場内室温は4度、湿度53%という状況でした。


 小6伊藤さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振りました。足さばきが大きな課題として、足さばきの稽古を多めに行いました。さがり足の時に転んだ場合の対処法として、柔道の後ろ受け身を学びました。前受け身を含めて、柔道の受け身を覚えておくと、大きなけがにつながらずに済むことがあります。覚えておいて損はありません。






 また、コロナ禍で長らくお休みしていた足裏タッチも復活。手と足で違った動きをすること、また左右逆の動きをすることなどはなかなか難しいことですが、歴代、これがうまくできる子どもは、ほぼ比例して剣道の腕が確かでした。
 
 経験が少なく、なかなかスムーズにはできない子どもの方が多かったですが、1列目と2列目でそれぞれ特に上手にできた子どもにお手本を見せてもらいました。偶然にも、その2人とも先日、教育祭県下書きぞめ大会県特選に入ったとして新聞に名前が載っていたことが共通していました。見たもの、感じたものを表現する力は、さすがです。
 
 
 三方向の踏み込み足も行いました。次に自分が踏み込む方向をしっかり見ること、膝の向きが大切です。道場の床板の下には修技者の膝を守るゴム材が入っていますので、もっと力強く踏み込んでも大丈夫です。甲斐直心館の伝統として強い踏み込み足、足さばきの良さが挙げられます。この伝統を復活させていきたいと思います。
 

 面着け後は切り返し、相面を行い、指導者元立ちで打ち込み稽古を行いました。体当たりをした後にも気を抜かず、技を出すことが大切です。打ち込み稽古の中で体勢をくずして倒れたけれどもしっかり後ろ受け身をして、頭を打たずに済むことができた低学年剣士もいました。早速、効果が出ていました。最後に、1分間の地稽古をして切り返しで稽古を締めました。






 9日は東京武道館で日本剣道少年団研修会です。体験・実践発表を聞き、午後は錬成会です。参加の小学生は雪が心配ですが、充実した一日にしましょう。
 
 







2025/03/08 17:30:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館土曜朝稽古(中学生の部)!

 3月8日、甲斐直心館の朝稽古(中学生の部)には中学生1人と指導者4人が参加しました。中学生にはプレッシャーのかかる稽古だったかもしれません。

 支部合同稽古、大会等のため、久々の道場朝稽古となりました。県中西部ではまた雪予報が出ていることもあり、気温は低めで、午前5時20分現在の道場内室温は4度、湿度53%という状況でした。

 

 最初に道場の半分を雑巾掛けしました。バケツの水はまだまだ冷たいですが、雑巾掛けをすると、その日の体調も分かるし、稽古に向かう気持ちが明らかになります。体幹も鍛えられます。

 その後、到着した参加者が雑巾を掛けていきます。 

 中2鶴田さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振り抜きました。日本剣道形を修錬しました。指導者同士の組は小太刀まで10本を打ちました。

 面着け後は切り返し、面打ち、小手面打ち、面に対する応じ胴を修錬し、5人で地稽古を一周して切り返しで締めました。遠間、触刃の間合、交刃の間合に至るまでの攻めがどこまで意識できたでしょうか。毎回の稽古で、課題を最大限追究していきたいものです。

 
 







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