甲斐直心館の3月12日(水)の稽古は、2月に続いて八田中学校での白根桃源剣友会への出稽古をお許しいただきました。双方の指導者、一般剣士を含めた大勢の参加で60人ほどの、前回にも増して熱気あふれる合同稽古となりました。
松本髣Y先生のご指導で素振りなどを行い、面着け後は小学6年生以上が元立ちになっての基本稽古などを行い、打ち込み稽古なども行いました。
この後は3年生以上の11人戦を行いました。1カ月前の練習試合と比べると、勢いのある白根の少年剣士に対して、それなりの試合になってきた館生が増えたことも感じました。
ただ、構えているときの発声はあっても、打突時の発声がほとんどない館生がまだまだいること、自分から攻めていない、相手が打ってきてから対応しようとするリアクション剣道が多いことが課題です。難しいことですが、先をとる動きを工夫していかないと、ある程度のところからの上達は望めません。
試合後は指導者・一般が元立ちになって指導稽古を行いました。初心者から中学生まで、一生懸命かかってくる子どもたちと稽古をするのは、元立ちとしても非常に楽しいです。
白根の少年剣士は一拍子の打ち、打った後も姿勢が崩れないところが共通していて、素晴らしいと感じました。ふだんの稽古でも打ち込み、掛かり稽古や基本打ちでも体当たりや連続技を数多く経験していないとなかなかこうはならないでしょう。


白根の皆さま、遅い時間までありがとうございました。また稽古後には直心館の指導者、一般会員が松本先生に残り稽古をつけていただきました。こちらもありがとうございました。