甲斐直心館の水曜通常稽古を2月26日、玉幡中学校で行いました。参加者は高校生2人を含む37人でした。この日はうれしいお知らせと、寂しいお知らせが入り交じった稽古となりました。
中学3年の終盤にご家庭の事情で剣道を休止していた高校1年生が昨年12月から高校剣道部に入り、剣道を再開してこの日稽古に参加したことがうれしいお知らせ。寂しいお知らせは小学6年生が4月進学する中学校に剣道部がないことから、新たな競技に挑戦するため、2月いっぱいで甲斐直心館を退会することになったことです。この日が区切りの稽古となりました。
中1雨宮さんの号令で正座。退会する小6男子がみんなの前で元気にあいさつをしてくれました。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて約35分間稽古をしました。
4〜6年生グループは指導者を含め12人でした。この日は時間短縮のため、最初から面を着け、切り返し、相面、小手に対する応じ技、面に対する応じ胴を稽古し、約15秒間の地稽古を繰り返しました。館生から要望のあった勝ち抜き方式の試合稽古を行いました。一本に懸ける気持ちの強さに大きな差があるように感じられました。残心が不十分で取り消しもありました。有効打突の条件について全員がもう一度見つめ直してほしいと思います。
小6男子の送別稽古となりましたので、最後の10分間は指導者、一般元立ちによる打ち込み稽古、掛かり稽古を行いました。小6男子も元気いっぱい打ち込んでいました。切り返し、面一本で稽古を締めました。
全員で清掃をした後、2月の本部審査会で4級になった中1女子に証書をお渡ししました。高校生2人にもあらためてあいさつをしてもらいました。
再び小6男子が大きな声で仲間にお礼とエールを送り、拍手で交歓しました。また剣道をしたくなったら、いつでも再開してほしいと思います。お菓子もいただきました。ごちそうさまでした。
残り稽古にも大勢が参加し、熱の入った稽古が再開されました。高校生の力も着実についていることを感じました。
3月1日(土)は森島旗争奪東日本少年大会です。選手は朝6時半に集合です。2日(日)の錬成会は7:30集合です。希望者は全員が参加できます。