数学の問題を解く時に何を手がかりにしますか?
すぐに思いつくのは例題です。問題集では例題と練習問題がセットになっていることが多く、例題の解き方から類推(似ている点をもとにして、他を推しはかる)して練習問題を解きます。ただ実際のテストでは、問題の前に例題がついていることはめったにありません。
問題を解く手順とスキル
問題を解くためには、先ず、手がかりが必要になります。前述のように、解き方を知っているよく似た問題(類題)が思い浮かべば、良い手がかりになります。ただ、類題が思い浮かばない場合、知っている公式や定理の中から使えそうなものを探すことになります。そして、公式や定理が見つかったら、公式に数値を代入して計算したり、定理を使って証明したりする作業が続きます。この一連の流れ(問題 → 公式・定理 → 答え)は、公式や定理を知っているだけではうまく進みません。公式や定理を見つける過程、そして、それを使って答えを出す過程を乗り越えなければなりません。うまく乗り越えるためには問題を解くスキル(訓練や学習によって習得した能力)が必要になります。問題を解くスキルは練習で磨くことができます。練習問題を多く解いて高いスキルを身につけましょう。スキルを身につけた人は、問題を速く正確に解くことができ、テストで高得点が望めます。
塾のお便り(2025年11月)に掲載した内容を改訂したものです。