新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2014/11/23 14:52:02|アート
榎並和春個展
榎並和春個展-あるがままに-を見せてもらってきた。
いつものごとく、穏やかで思索的な画風が好もしかった。

楽師や紳士、女たち等々描かれた人物を村落の広場や町の巷などで群れで見かけたいなどと、一瞬夢想した。
これは文学的なというか、なんというか、氏の作品に叙事的な物語を求めていたのかもしれない。
褒められた見方ではない。

会場では過去の個展のDMを置き、希望者にわかっていた。
これはまことにありがたい作業で、自分の関心で、氏のミニアルバムがこしらえられる。
私も5枚選んだが、もっと何組も分けてもらえばよかったと後悔した。

それにしても、自分が、最近、自作を「どうだっ!」と発表してやろうとか、旧作を本のかたちにどうしてもまとめたいとかの執着が薄い。
ましてや文章文によって賞金や稿料をせしめたいなどとも、つゆ思わない。
金も名もあまりほしくはないのだ。
これは悟りなのか、さぼりなのか?
おそらくは後者だろう。
「最近、新聞などでもお見かけしないですね」などと言われても、
「やむを得ない」とは思うが、「しまった」とか「困った」とは思わない。
まえほど「恥ずかしい」とも思えない。
これこそ「困った」症状である。





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