四季の森、森遊び

八ヶ岳南麓、高原の町の小さな森。 この森で、日々観たり聴いたり、時に味わってみて感じたことを記録する。 森の備忘録。
 
2017/09/17 13:59:48|小淵沢の自然を観る会
秋の野の花と遊ぶ観察会
9月10日(日)
小淵沢の自然を観る会・定例観察会を行いました。

今月のテーマは『秋の野の花と遊ぶ観察会』

今回は小さな参加者4人を含む10人での観察会。

集合時間の午前9時半は気温20℃。
本日も無風快晴。
なんとも申し訳ないほど、絶好の観察会日和となりました。

まずは、昨年も9月にも参加してくれた小学生にお願いして
ツユクサを使った『色つけ遊び』を他の参加者に紹介して貰いました。

ちいさな子供って凄いですね〜♪
1年前の事をしっかり覚えていて、他の小さな参加者も含めて
みんなに教えてくれました。



ツユクサの花びらを一枚貰って、白い紙に擦りつけて絵や字を描きます。
青と黄色のグラデーションが何とも綺麗です。



天然の色の美しさを再確認しました。

続いてこの場所では・・
『宣誓!!』をしているわけでは無くて
沢山生えていたクズの大きな葉っぱを使った炸裂音遊び。

丸めた左手の親指と人差し指の上に大きなクズの葉っぱを置いて
右手の平で「パンッ!!」
上手くタイミングが合えば、良い音がするんですが・・なかなか。



皆さん練習してみましょう。

この場所では他に・・
イロハモミジの種を飛ばしたり、紅い小さな花を沢山付けた
イヌタデの花を虫眼鏡で観察したりしました。

カエデの仲間の種は、熟してくっついた二つの種が別れないと
上手く飛んで行かないことも判りました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

集合場所から30b程移動して原っぱへ・

陽当たりの良い原っぱは背の高いイネ科の植物に覆われていました。

目に付いたのはチカラシバエノコログサ
どちらもイネ科の良く似た植物です。

そしてどちらも花なのか種なのか見分けが付かないところも
良く似てますね。



こんな感じです。
これって果たして花なの? 種なの?

一つ判ったのは、この茎を指先で根元の方からズリッとしごいてあげると
ズルズルズルッと穂になって外れてくるのはどうやら種の様です。

きっと種が熟してくると、こうやって外れやすくなり近くを通った
動物なんかにくっついたりするんでしょうね。
良く出来ています(゚д゚)(。_。)_。)

この場所では他に、陽当たりの良いところと、木の下の日陰になっている
ところとでは、生えている植物に違いがあることも判りました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

そこからさらに10bほど進むと、今度はみんなで池の畔の遊歩道場に
しゃがみ込みです。



ここに生えている植物は、先ほどの原っぱとはまた違っています。

オオバコですね。
人が歩くところに広がっています。
種がネバネバしていて靴にくっついて増えるのと、植物自体が
踏まれ強いのがこんな場所に広がっている原因のようです。

強さの秘密はこんなところに・・



葉っぱを一枚ちぎって上下にひっぱてみるとズルズルーーっと繊維が
伸びてきます。
誰が一番伸ばせるか・・
こんな遊びを通して、この植物の強さも知りました。

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そこからさらに10b(なかなか先に進みませんね!!)

大きなコブシの木の下でまたまた立ち止まり。

拾ったコブシの実をみんなで食べてます(ウソです)。
拾ったコブシの実の赤い部分を削ってます。



こんな状態で落ちてます。



この赤い果肉部分を取り除くと中から黒い種が出てくるんですが
これがハート❤型なんですね。
綺麗なハートだと、まあ良し!! ということ・・
単にそれだけなんですが、❤が綺麗だとなんだか嬉しい皆さんでした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

アカマツの林に入って、林床に綺麗な花を見つけました。



ちょっと薄暗い林床に、鮮やかな蒼が良く目立ちます。



秋の七草の一つ、キキョウです。

本来なら陽当たりの良いススキの原っぱなんかに生えるんでしょうけど
そんな原っぱが手入れされなくなり少なくなって、繁殖力の強いイネ科に
占められるようになってきたんで、こんな半日陰の林床で
細々と生きてるんでしょうね。



近くでは、こんな鮮やかな紫色のアザミの仲間にも出会えました。

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さて、いつもの事なんですが、今回もなかなか先に進まない観察隊です。
ここまで1時間もかかってまだ100b程しか前進していません。

この後、アカマツ林を抜けトトロの小径を覗いて、井詰湧水巨樹の森へと向かいます。

以下次項へ・・



 





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