鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

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2020/10/18 9:06:01|お魚紹介
甲イカはどっち!?
次第に朝晩の冷え込みが、
気になる季節になって来ました。
北海道なんかでも、初雪の便りが早かったので、
今年は、寒い冬になってしまうかもしれませんねえ(涙)

ところで、釣りの方はと言いますと、
寒くなったら寒くなったなりの対象魚がある訳で、
それに寒さに耐えるために脂を乗せた魚たちに、
出会える季節でもある訳です。

そこで今日の投稿は、
東京湾の冬の定番となる、甲イカについてお伝えしましょう。
早速ですが、ここでクイズです(^_-)

上の写真の、どっちが甲イカでしょうか!?
って、「どっちも同じじゃん!!」って、
ツッコミを感じます(^_^;)

その通り、どっちも甲イカです。
「何じゃそりゃ!?」って、
ふたたび、ツッコまれてますよねm(_ _)m

が、正確に申上げると、
甲イカと云うのは、甲羅を持ったイカ類の事を指すので、
どっちも「甲イカ」で、間違いではありません。

但し、左右の写真を、よ~く見比べてみてください。
何か違いが見つかりませんかぁ!?

それでは、それぞれの正式和名を申上げます。
先ず左の甲イカは、『スミイカ』と、云います。
続いて右の甲イカは、『カミナリイカ』と、云います。

そのように言われると、カミナリイカの模様に、
稲妻に似た線が見えて来ませんか?

釣りではどっちが多く釣れるかは微妙ですが、
若干、カミナリイカの方が比率が高い様な気もします。

江戸前寿司のイカのネタと云えば、
スミイカが最高だと言われていますよ。

身はどちらも厚くて、ねっとりした甘さが特徴―。
でも、捌いてそのまま刺身にするより、
一度冷凍にしてから、常温で解凍した刺身の方が、
甘さが強い様に思います。

最近のスミイカ釣りでは、
定番のテンヤ釣りの他に、餌木での釣りも流行っています。
通常エサには、シャコをテンヤに縛り付けて、
底を叩くように誘って釣ります。

そろそろスポーツ新聞の釣りコーナーでも、
スミイカ釣りの船の釣果情報が、
載り始める頃だと思いますので、
是非、興味のある方は、チャレンジしてみて下さいね。

但し、スミイカもカミナリイカも、
墨をかけられる恐れがあるので、
くれぐれも、お気を付けて(^_-)
 





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