次第に朝晩の冷え込みが、 気になる季節になって来ました。 北海道なんかでも、初雪の便りが早かったので、 今年は、寒い冬になってしまうかもしれませんねえ(涙)
ところで、釣りの方はと言いますと、 寒くなったら寒くなったなりの対象魚がある訳で、 それに寒さに耐えるために脂を乗せた魚たちに、 出会える季節でもある訳です。
そこで今日の投稿は、 東京湾の冬の定番となる、甲イカについてお伝えしましょう。 早速ですが、ここでクイズです(^_-)
上の写真の、どっちが甲イカでしょうか!? って、「どっちも同じじゃん!!」って、 ツッコミを感じます(^_^;)
その通り、どっちも甲イカです。 「何じゃそりゃ!?」って、 ふたたび、ツッコまれてますよねm(_ _)m
が、正確に申上げると、 甲イカと云うのは、甲羅を持ったイカ類の事を指すので、 どっちも「甲イカ」で、間違いではありません。
但し、左右の写真を、よ~く見比べてみてください。 何か違いが見つかりませんかぁ!?
それでは、それぞれの正式和名を申上げます。 先ず左の甲イカは、『スミイカ』と、云います。 続いて右の甲イカは、『カミナリイカ』と、云います。
そのように言われると、カミナリイカの模様に、 稲妻に似た線が見えて来ませんか?
釣りではどっちが多く釣れるかは微妙ですが、 若干、カミナリイカの方が比率が高い様な気もします。
江戸前寿司のイカのネタと云えば、 スミイカが最高だと言われていますよ。
身はどちらも厚くて、ねっとりした甘さが特徴―。 でも、捌いてそのまま刺身にするより、 一度冷凍にしてから、常温で解凍した刺身の方が、 甘さが強い様に思います。
最近のスミイカ釣りでは、 定番のテンヤ釣りの他に、餌木での釣りも流行っています。 通常エサには、シャコをテンヤに縛り付けて、 底を叩くように誘って釣ります。
そろそろスポーツ新聞の釣りコーナーでも、 スミイカ釣りの船の釣果情報が、 載り始める頃だと思いますので、 是非、興味のある方は、チャレンジしてみて下さいね。
但し、スミイカもカミナリイカも、 墨をかけられる恐れがあるので、 くれぐれも、お気を付けて(^_-) |