夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/11/21 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告20(サバイバルの日1 出発の朝)

皆様、おはようございます。

お寒うございます悲しい

あったかくして、お過ごし下さいネ。

では早速、
海洋道中のメインイベント―

今年度の、サバイバル踏破のご報告に、
やっとこ辿り着きました困った

今日から何回かに分けて報告するので、
途中、

暑苦しい―

と、思ってしまう瞬間もあるかと思いますが、
アツく語ってしまうのは、
「性(さが)」ですので、
どうか、お許し下さいよろよろ

迎えた『サバイバル踏破』初日の朝は、
今年も神々しく太陽晴れが、
水平線から顔を出しました。

午前5時前、
過去イチの長距離を歩く目標を立てた1班

誰一人、遅れる事なく、
本部テント前に集まって来ました。

1班は、班長のまこを中心に、
しっかりと統制の効いた班に、
日を追う毎に成長してきました。

そんなまこのリーダーシップを、
頼もしそうに見守るVLは、なおです。

なおは、コロナ前の2019年に、
参加者として八丈に来ました。

なおの優しいリーダーシップは、
班のメンバーから、
揺るぎない信頼を受けていました。

この後1班は、
南原、大坂トンネル・中ノ郷を抜けて、
なんと末吉でビバークする―
と、云う前人未踏のコースに挑むのです。

無茶だ―

そんな助言もあったのですが、
1班を見ていたら、

この班だったら必ずできる―グッド

無理が見えたら止める事を約束して、

過去イチのロングコースを承諾したのでした。

更に、サバイバル翌日の自主の日に、
八丈富士をてっぺんまで登る―
そんなプランまで含んでのチャレンジなのです。

2年連続でVLになってくれた、
2班のにこが選んだコースは、
昨年と同じコース

1周+八丈富士チャレンジでした。

初日は、空港から八重根、
大坂トンネルを経由して、
ビバーク地は末吉です。

昨年は完全踏破したものの、
途中で体調不良を訴えた子が多く、
BCへの到着も暗くなってからでした。

リベンジの意味もあるのですが、
彼女がこのコースにこだわったのは、
こんな理由があるからです。

同じコースに挑んだ中学生の時に見た風景を、
子どもたちにも見せてあげたい・・・

絶景も去ることながら、
やり遂げた者だけが、共に乗り越えた仲間だけが、
見る事が、味わう事ができる達成感を、
共有したいって云う信念があるからです。

華奢な彼女からは想像できないくらいの、
情熱で、今年もVLになってくれました。

3班のリーダーは、
今年が初挑戦のおすぎです。

実は彼も、この事業のOBで、
なんと3人兄妹全員が八丈に来ました。

中学の時は、さほど目立たなかった彼ですが、
この八丈での体験が、大学で更に花開き、

なんと、単独でベトナムを走破する―

と云う、冒険にもチャレンジ!!
見事にやり遂げました。

その経験も伝えたい―

失敗しても良いから、
子どもたちにもチャレンジする大切さを、
知って欲しい。

いっぱい自然を見て、
感じて欲しい!!

アツい気持ちで、
VLとして帰って来てくれました。

3班のコースは、
初日に八丈富士アタックして、大坂トンネルも登り、
三原小中でビバークです。

4班のリーダーは、
やはりにこと同じく2年目のいづです。
が、直前で、
心と体が悲鳴をあげてしまいました。

彼女にも、昨年やり切れなかった事を、
自分で見つけた課題を克服しようと、
臨んでくれた2年目でした。

只、やはり後ろ盾を、
不可抗力で外されてしまった動揺は、
想像以上に、
彼女を苦しめてしまったと思います。

とにもかくにも、
少し休ませてあげないと・・・

でも、子どもたちはやる気に満ちていて、

南原、八重根、大坂トンネルを抜けて、
今日は、中ノ郷でビバークです。

4班の子どもたちは、
いづのためにも頑張る、完歩する―

と、強い意志を持ってのスタートです。

4つの班の全員が、
志しを一つにして、サバイバル踏破に挑みます。

指導者も、パトロール頑張るゾ!!

アツい熱い2日間のスタートです





 







2024/11/20 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告19(サバイバル踏破に向けて・・・)

皆様、おはようございます。

ついこの間まで、
富士山の初冠雪が遅れて・・・
そんな話題で持ちきりでしたが、

ねえ、やっぱりもう普通に雪を被りました富士山
北風もピユーッと音を立てながら、
八ヶ岳から、吹き降りて来て居ります。

寒いっすダウンダウン

なので、話題はアツく参りましょう!!
って、遅れているだけなんですけどね・・・困った

交流の日のプログラムが終わると、
ベースキャンプは、
一気にサバイバルに向けて、準備が加速します。

ボランティアリーダー(以下VL)たちは、
コースの下見に出掛けていきました。

が、4班のリーダーが、体調を崩してしまい、
急きょ、活動支援の指導者のだいきちが、
代理で下見に行く事になりました。

実は4班、
この日を迎えるまでもが、
既に大変でした。

出発の日の前日に、
班のカウンセラーを務める大ちゃんが、
発熱で八丈に来られなくなり、
リーダーは、心の拠り所を失っていました。

カウンセラーの代役として、
だいきちがカウンセラーになり、
一生懸命に支えてくれていました。

只、大ちゃんは、元VLです。

大ちゃんがいないので、サバイバル担当も、
サブのトーマスが務め、共に下見に行きました。

大ちゃんは、
サバイバルの厳しさも、
VLとして、班をまとめる大変さも、

抑えきれない程の不安も、
全て承知でサポートしていましたから、
リーダーの不安は、
おそらくMAXだったでしょう。

その不安と必死に、
そして、気丈に闘っていたんですが、
心と体が、とうとう悲鳴をあげてしまいました。

リーダーは、おそらく一緒に歩けない・・・
その前提で、準備を進めたのです。

とにかくリーダーの体力と気力の回復を願い、
​​​先ずは、休ませる事を優先しました。

一方のメンバーたちは、
明日からのサバイバルに向けて、
様々な準備を、整える時間を過ごします。

その最初は、心の準備です。

無事な踏破に向けて、環境学習です。
八丈を歩くにあたって、
環境面で気をつけなければいけないこと、
無事に戻って来るために、
心理面で気を付けたいこと、

これらをメンバーで話し合って、
モチベーションを高めます。

環境学習の時間としながらも、
胆は、リーダーと自分たちとの、
絆を深める時間なのです。

下見から戻って来るリーダーたちに、
一緒に頑張ろうの、メッセージも書き込んで、
段ボールいっぱいの、大きな手紙を書きました。

続いては、
サバイバルで使う、バーナーなどのレクチャーと、
パッキングに際しての注意点を共有しました。

なので、夕食は指導者たちが代わりに作ります。
消化も良く、エネルギーも補充でき、食べやすい、
サラダうどんを作りました。

うどんを茹で上げてくれたのは、
指導者イチの料理番長はなまるです。

大鍋で一気に茹で上げました。

ワタクシは、
事務局メンバーと具材の準備ですレストラン

盛り付けは、女性陣

みっきーと、あーちゃんが、頑張ってくれました幸せ

2班は、VLのにこの食事に、
にこちゃんマークとメッセージを添えて、
確保してくれていました。

こういうメッセージが、
イチバン嬉しいんだよラブ

夕食の後は、リーダーたちも戻って来て、
広場にブルシを広げて、パッキング!!

誰がどんな備品を持つのか、
どう入れたら、全てパッキングできるのか、

ヘッドライトを照らして、
全員でパッキング作業を行いました。

以前は、
どうしても直前のプログラムが押してしまって、
パッキングが深夜に及ぶ―

そんな状況を改善するために、
疲れるスノーケリングは別の日に回し、
極力、休ませる様に工夫したのです。

さあ、それぞれの目標に向けて、
今夜はしっかり寝るんだゾ!!

おやすみ眠い

指導者たちは、その夜、
誰がどの区間を、
4班を引っ張って歩くか―

そのローテーションと、
暑さ対策を、遅くまで練ったのでした。

 







2024/11/19 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告18(交流の日E再会を誓ったチェキ!!)

皆様、おはようございます。

急に寒くなるそうですよガッカリ
寒暖差に気を付けて、お過ごしくださいね。

楽しかった交流会も、いよいよ大詰めです。
最後の閉会式では、
お互いの『地域交流係』さんが、
感想を全員に伝えて、共有しました幸せ

とっても楽しかった!!

山梨での交流も楽しみ!!

またお会おうね!!

と、山梨での再会を誓い合って、
山梨のメンバーがアーチを作って、
八丈島のメンバーたちを見送りました。

みんな笑顔でハイタッチパー
しながら、アーチをくぐって行きましたグッド

島の行事と重なってしまって、
何人かこの日の交流会に参加できなかった―
そんな仲間もいたので、

山梨での交流会が、本当に楽しみでした。

がっ、

今年の交流会は、
島での1回限りになってしまいました悲しい

そうです。
台風7号の接近で、八丈島は大荒れ台風

島から出られなくなって、
島外体験学習事業が、
「中止」に、なってしまった事を、
既にお伝えしましたよねガッカリ

けれどけれど、
本当に素敵な交流ができたので、
きっとまた会える時が来るでしょう!!

その時まで、八丈の友よ
あばよ〜い!!

さよならは別れの言葉じゃなくって、
再び会うまでの遠い約束―

きっと、このフレーズを知っている子は、
どっちにも、いないだろうけど、

友よまた会おう!!

チェキ〜嬉しい







2024/11/18 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告17(交流の日D課題解決「卵を守れ」の結果)

皆様、おはようございます。

日曜日、お天気が良かったので、
午後から、友人とドライブに行って来ました。
近場ですが、途中でお猿さんも出没スマイル

紅葉も良い感じで、リフレッシュできましたヨ幸せ

さて、昨日に引き続いて、
課題解決アクティビティー「卵を守れ!」の、
結果をご報告しますネグッド

1班の枯れた篠竹を、
四角錐っぽく組んだ大作ですが、

その写真の後方に、
枯れた葉っぱを持って居る子が、
ちょこっと写っているのが分かりますか?

実は、この中に枯れ草を中に詰めて、
卵の衝撃を抑えよう―

と、云う目論見の様です。

実は例年、我々がキャンプを張る前に、
生い茂っていた雑草を、
島の方々が、刈って下さって居り、

その枯れ草を、クッションの様に、
撒いて下さってあります。

その枯れ草に、どの班も目を付けましたムフフ

ふむふむ。な〜るほど!!

1班は、
深さにもこだわって大きな構造物を作りました。
題して、巨大鳥の巣作戦ウィンク

2班は、なんと枯れ草を山みたいに盛った中に、
卵を落とそう―
題して、産みっぱなし作戦スマイル

3班は、枯れ木で台座を組んでから、
枯れ草を詰めていました。
そうだなあ、
これは、ここに産んでね作戦自信まんまん

4班はユニーク
熊手作戦です!!
卵、取ったるゾ作戦スマイル

もちろん熊手にも、
枯れ草が乗っかっていました。

卵を持ったおうじが、
台の上から、卵を落下させます。

が、ラストで弾んでしまって、
卵キャッチに失敗困った

あちゃー!!

ちょっと、熊手が小さかったか!?

他の班は、モリモリの枯れ草が、
見事に卵を守ってくれて大成功グッド

でもね、
果敢に卵をキャッチに行った、
4班のアグレッシブさを讃えます。

どの班も素晴らしいハート

あたたかい拍手と笑いが、
ベースキャンプに響き渡って居りましたチョキ

課題解決の答えは1つじゃありません。
みんなで意見を出し合って、

目的や、方法を具現化すること―
失敗を恐れずにトライすること―
結果をちゃんと評価すること―

それがイチバン大事〜♪♩

あっぱれでした嬉しい







2024/11/17 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告16(交流の日C課題解決「卵を守れ!!」)
皆様、おはようございます。
15日は、七五三でしたね。

今年、
七五三をお迎えになったお子さんがいらっしゃる、
お父さん、お母さん、
本当におめでとうございました。

では、海洋道中のご報告を続けます。
交流プログラムのラストを飾るのは、
班対抗の、課題解決アクティビティーです。

ところで皆さん、
「命」の、象徴として、
何を思い浮かべますか?

「水」でしょうか?

それとも、

「太陽晴れ」でしょうか?

人によって様々だとは思いますが、

「卵」も、また、
命の象徴ではないかと感じています。

けれど、「卵」は、狙われやすく、
ちょっとした衝撃でも、
砕けて割れてしまう、はかない存在です。

今年の課題解決のテーマは、
この「命」ハートの、象徴たる、

「卵を守れ!!」

と、云う課題に、
山梨の中学生と、

八丈の小中学生が、
知恵を出し合って、シェルター作りに、
取り組む事になりました幸せ

卵を守ると云っても、
さすがに本物は使えないので、
リアルなイミテーション卵です。

この中には、「水」が、入っていて、
割れると水がこぼれる―
と、云う塩梅になっています。

基本、人工物は使えません。
使って良いのは、

ベースキャンプ内にある、自然物です。
シェルターの形を整えるために、
ロープか、養生テープのみ、
使用が許されました。

さあ、自然物だけで、
シェルターなんて作れるのか!?

どうしたら、卵を割らずに守れるのか、
食事会から話し合っていました。

その結果やいかに・・・

食事会でお世話になった、
お母さんたちをお見送りしてから、
作業がスタートしましたグッド

暫くすると、
1班が、なにやらスゴイ物を、
持ち込んできましたヨ目を見張る
 







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