原油価格の高騰、二酸化炭素による環境問題が、テレビや新聞等に大きく取り上げられております。 私共は、いかに消費エネルギーを減らし、環境にやさしく住まいに健康増進・利便性・快適性の向上を図るにはどうしたらいいのか考え、「高断熱・高気密」を取り入れることにしました。
 
2024/02/21 21:10:06|高断熱・高気密住宅
快適な居住空間へ  耐震性と省エネ
新築工事の投稿がだいぶ遅れていますが、徐々に載せていきたいと思っています。


1月1日の能登半島地震、甲府でも震度3の揺れでした。
改めてお亡くなりになった方々のご冥福と被災された方々にお見舞い申し上げます。



地震や災害で住宅に被害が出たニュースを見ると、被害の大きさ・被害の原因・被害を
最小限に抑えるための対策など、家づくりをする者として考えます。

能登半島地震では倒壊した建物の下敷きになった事で亡くなられた方が多かったです。

過去の大きな災害の後、建築基準法はその都度見直されてきました。
このHPでも書きましたが、建物の強度を表す指標のひとつ耐震等級3が耐震性能が高いとされています。

では耐震等級3の建物なら絶対に安心かと聞かれれば、私個人は絶対に大丈夫とは言い切れません。なぜなら自然災害は予想をはるかに超えてくるからです。

住宅は建築基準法に沿って建てられます。基準法通りに建てられた家は絶対に安心ではなく、避難できるまで耐えられる建物という解釈になると私は思ってます。
新耐震基準になってからの建物は、倒壊・全壊した棟数が旧耐震基準に比べてかなり少なかった事は事実です。一部損壊しても倒壊せずに人の命が助かるための基準だと思っています。耐震等級3の住宅は標準化されていくのではないかと思います。

また耐震と共に考える必要があるのがやはり省エネ性です。

ライフラインが寸断され、復旧までに時間がかかってしまう現実があります。停電により冷暖房が使えず、暑さ寒さに耐える生活が復旧するまで続いてしまいます。日射取得を考えた省エネ住宅であれば、晴れてさえいれば部屋を暖かく保つことができます。
東日本大震災では電気の復旧まで無暖房で生活され、平均15℃〜16℃を保っていたとの事で、断熱性を実感されたお話を聞きました。

高断熱・高気密住宅は災害対策のひとつと捉え、耐震と共に快適な居住空間をご提供
できるよう努めてまいります。







2024/01/01 10:47:00|ちょっといっぷく
新春を迎えまして
           
            あけましておめでとうございます。

            平素のご厚情に深くお礼申し上げます。

            本年もよろしくお願い致します。





            







2023/12/31 9:23:26|ちょっといっぷく
今年もありがとうございました。
昨日30日、仕事納めとさせていただきました。


今年は新築工事をさせていただきました。
職人不足からこの工事の間にリフォームのご依頼をいただきましたがすぐにはできず、お断りやお待ちいただくなど大変ご迷惑をお掛けしました。

職人不足は本当に深刻であり、今後対策を考えていくつもりでいます。


今年一年本当にありがとうございました。







2023/12/25 21:33:26|エコ通信
これからの家づくり  変わります
2024年から住宅に関する基準等がいろいろ変わります。

随時お知らせをしようと思っています。


来年ではありませんが、2025年から省エネ基準適合の義務化が始まります。
当初は2020年と言われていましたが、2025年に決まったようです。


現在物価高騰により、電気・水道・ガソリン・灯油等々も驚くほど価格が上がっています。
このようなエネルギーの高騰は、快適な住宅環境にとって大きなダメージになります。

省エネ住宅は少ない消費エネルギーで快適に過ごせることができる家づくりです。

冬の住環境として、晴れた日中の日射を有効に取り込み、家全体を暖め、熱を逃がしにくい構造により長時間暖かさを保ちます。
例えば、部屋の温度を常に20℃に保とうとするならば、日中の日射を多く取り込むことで
部屋の温度が15℃になった場合、残り5℃分暖房をすればいいことになります。
つまり、断熱性能を上げることで住宅の自然温度を16℃にも17℃にもなり、少ないエネルギーで20℃を保つことができることになります。
逆に断熱性能が悪いと、すべてを消費エネルギーに頼らなければなりませんので、光熱費が多くかかる住宅になってしまいます。


省エネ住宅に関して弊社は16年前から取り組んでおります。
新築工事ではまず陽当りを確認し、日射取得を検討します。消費エネルギーを減らすことで
光熱費を下げれると共に、家の温度変化も減ることでヒートショックのリスクも下げれます。
弊社の掲げる健康住宅とはそこにあります。


お施主様に省エネ住宅の実感と満足いただける家づくりをさらに力を入れて
取り組んでいきます。







2023/11/29 21:46:56|新築工事
快適な居住空間へ  耐震

この新築工事では、お施主様から地震に強い家づくりのご要望もあり、耐震等級3というレベルで建てることになりました。


この耐震等級とは地震に対する建物の強度を表す指標のひとつで、住宅性能表示制度を定める品確法に沿って
制定されたものです。
3段階に分かれていて、数字が大きいほど耐震性能が
高くその住宅の目安になります。


構造計算により、木材の大きさ・耐震壁の位置・金物の種類等、適材適所に配置されています。

私も耐震等級3の住宅は初めてでした。
大きい梁の数・柱も一部4寸を配置・金物も使ったことのないもの・筋交いもダブルがとにかく多く仕事としては大変でした。
しかし丈夫な家だと大変な仕事をしたからこそ強く感じます。



安心できる家づくり。
今後、耐震等級3が主になっていくと思います。







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