常説寺開山1200年の記念事業として、金峰山五丈岩に祀られ当山開山の基となった「蔵王権現像」を檀信徒の皆様のご協力により彫像していただきました。そして4月9日には金峰山の里宮である金櫻神社で入魂神事を行っていただきました。
この蔵王権現像を大勢の方々に背負っていただき、それぞれの思いを込めながら常説寺から本宮にお連れし、入魂法要を行いたいという思いを総代様等に伝えたところ、檀信徒、御嶽古道の会、トレイルランニングチームの皆様方にご協力をいただき、8月19・20日に延べ50人の手によって登山することができました。
常説寺から金峰山五丈岩までおよそ30qの長い道のりを、蔵王権現像を背負って歩いた方々は、皆一様にパワーを感じたと話しておられました。また、この行事に参加できたことを本当に喜んでくださいました。蔵王権現様に対する皆様の厚い思い(信仰)が本当に伝わって来て、令和の時代に人々の災いを除く力を持った仏様が桜の木から現れた必然性を感じました。
10月29日(日)には蔵王権現像の眼を開く開眼法要を行い、木像から本物の仏に姿を変えられます。蔵王権現様のパワーをいただきましょう。
|