甲斐直心館の通常稽古を3月26日朝7時から8時まで行いました。1週間ぶりの稽古となった人も少なくなく、総勢25人ほどの参加者で鷹野道場が狭く感じられました。稽古の前の礼の後、小学校を卒業した4人に卒業の感想、また中学生になる抱負を発表してもらいました。
今回も照明は一切使いませんでした。以前から「光害」としても問題視されていた必要以上の照明を自粛するお店などが増え、一人一人が今回の停電に伴う節電意識をこのまま維持していけば、消費電力のうち原発によって賄われているという3割くらいのカットは決して不可能ではないとさえ思えてきます。
膨大な電力を使うというリニアモーターカーの今後に暗雲が立ち込めたことも事実です。計画に何らかの影響は出てくるでしょう。
稽古に戻って…。素振りは少し多めにして計460本行いました。跳躍素振りは100本でしたが、「低学年以下は50本でやめてもいい。できる人だけで」と各自の判断に任せましたが、ほとんどの人が振り切ったようでした。
剣道基本技稽古法の基本1と基本2を行った後に、面をつけて通常の切り返しに加えて「水平切り返し」も体験してもらいました。深瀧晃介君が進学する巨摩高校の剣道部顧問の鹿野先生の出身校・小牛田農林で伝統的に行われている稽古法です。深瀧君にはほかの人より多めに体験してもらいました。
以前、全日本選手権を3度制している上段の名手・千葉仁先生にも水平切り返しについて質問したことがありますが、千葉先生のあの手首の柔らかさと強さは水平切り返しによって養われたのかと感じたことがありました。巨摩高校で鹿野先生が稽古に取り入れられているかは存じませんが、一度ご指導をいただきたいものです。
切り返しの後は小中高校生同士の相面を数多く行いました。その後は高校生以上が基立ちによる打ち込み。特に朝紀君、瑠衣さんの打ちに冴えが感じられました。
4月に中学生になる瑠衣さんは先週の連続稽古の初日には少し体勢が不安定な打ちが目につき、少し気持ちの緩みも感じられました。そのため指導者から少し厳しい言葉を発したかいもあってか、その後は稽古に臨む表情が「中学生の真剣な表情」に近づきつつあります。竜王中に進む男子3人の表情には、まだ、中学生になる自覚はあまり感じられないかな?
最後に地稽古を1回行い、切り返し、面一本で稽古を締めました。
稽古後、日本航空高校を卒業して専修大学に進学する遥香に、後輩たちにメッセージを残してもらいました。「それぞれに上達してきているので、これからも先生方のいうことを素直に聞いて頑張ってください」といった内容でした。小学校に入学する来弥ちゃんが「けんどうをおしえてくれてありがとう」と、涙を流しながらしばしの別れを惜しんでくれたのがちょっとした驚きでした。
甲斐直心館の平成22年度の通常稽古は本日が千秋楽となりました。次回は早いもので23年度で、4月2日(土)午前7時から鷹野道場で行います。それぞれ学年が一つ上になった皆さんと一緒に稽古できるのを楽しみにしています。
また、稽古参加者には5月8日の本部審査会の申込用紙を配布しました。欠席した館生で受審を申し込む人は次回の稽古で申し込めるように、記入する必要事項について調べてきてください。 にほんブログ村 |
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