みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
12.6 伝統文化甲斐市親子剣道教室12回目!


 文化庁委託伝統文化親子教室事業の甲斐市親子剣道教室の12回目教室を12月6日、甲斐直心館道場で開きました。11月15日以来の3週間ぶりの開催です。教室としては今回が最終回で、あとは12月21日(日)の成果発表会を残すだけとなりました。32人が参加しました。

 小6志澤さんの号令で正座。準備体操のあと、握る運動、開く運動を100回ずつ子どもたちだけの号令で全員で行いました。

 山梨県剣道連盟の7級審査、6級審査の要領の足さばき、正面素振り、左右面素振り、一歩前進して踏み込み面を打ちました。

 打ち込み竹刀に向かって、3グループに分かれて面打ち、小手面打ちを行いました。この教室だけで剣道を習っている子どももだいぶしっかりした打ちができるようになってきています。








 初心者も含めみんなで面を着けました。切り返し、面打ち、面打ちー小手打ちー胴打ちー小手面打ちを行い、最後に中学生、一般、指導者が地稽古を1回、中学生以下が地稽古を3回行い、剣道の攻防を楽しみました。
 







 次回は12月21日、午前9時から竜王小学校体育館で成果発表会を行います。午前中で修了しますので、本年度、伝統文化教室に一度でも参加した方はぜひ参加してください。また、本年度テキストとしてお貸しした本を借りている方は全員が当日、お持ちください。

 



 

 本年度、テキストとして2種類の書籍を各20冊購入しました。一冊は大泉書店「マンガでよくわかる少年剣道」(「東松舘道場」3代目舘長 榎本松雄・監修)、もう一冊は「剣道用具マニュアル」(著作・イラスト 石渡康二先生)です。どちらも初心者にも分かりやすい内容ですが、奥深い内容も入っていて、非常に勉強になります。
 

 
 







2025/12/06 15:22:00|稽古日誌
12.6 甲斐直心館スポーツテスト!


 甲斐直心館は12月6日、本年度のスポーツテストを竜王西小のグラウンドおよび体育館で実施しました。部活動等でお休みの中学生も複数いましたが、幼児から中学3年生まで21人が参加して、それぞれの運動能力を把握する有意義な機会となりました。
 

 
 グラウンドでまず50m走や25m走、ソフトボール投げやハンドボール投げを行いました。ボール投げは野球のバックホームなら低いボールが有効ですが、距離を稼ぐには45度くらいの高めの角度が有効です。1投目に比べて2投目でぐんと距離が伸びた団員もいました。

 





  体育館内では立ち幅跳び、腕立て伏せ、シャトルランなどを行いました。




 今回、竜王西小周辺が9:30までスクールゾーンということで、集合時間が9:30以降に繰り下がりましたが、先生方、保護者の皆さまのご協力のおかげで準備から清掃まで9:30〜12:30の3時間の予定の中で無事に終了することができました。ありがとうございました。今後、結果をまとめていただきますので、それぞれ運動能力の把握、伸長に生かしてください。球技に親しんでいない子どもが多く見受けられました。親子や友達同士でぜひキャッチボールなども楽しんでください。投げることだけではなく、特にバウンドしたボールを捕球する動作などはいろいろな能力を高めることにつながります。
 

 







2025/12/03 22:26:00|稽古日誌
12.3 甲斐直心館水曜通常稽古!


 甲斐直心館は12月3日、玉幡中学校で水曜の通常稽古を行いました。寒い一日で、夕方から北風が強まり、周辺では降雪予報も出ています。28人が参加しました。伝統文化親子剣道教室に参加している竜王地区の小3男子が正式に入門となりました。とてもやる気があるので楽しみです。

 中2雨宮さんの号令で正座。準備体操、素振りを行いました。

 小4〜小6グループは11人、指導者3人でした。面着け後は切り返しを行った後、5人が縦に並んで元立ちを務め、連続の面打ち、連続の小手面打ちを行いました。面を打った後、自分から斜め右に開いていく癖のある人が複数いることから打った後も真っ直ぐ直進すること、くるんと振り向かないようにすることを目指しました。

 

 打つ前に左足前の状態にならないように改善されてきた館生も徐々に増えてきました。指導者二人元立ちで掛かり稽古を行いました。腰で打つ意識、左足をしっかり引きつけて体当たりもできるようになっていきましょう。30秒一本勝負、木刀による剣道基本技稽古法も修錬しました。
 

 新入門の小3男子が自己紹介をし、拍手で歓迎しました。
 

 次回、土曜日は朝稽古はなく、竜王西小でスポーツテストを行います。9:30以降に集合して自分の運動能力がどう変化しているか確かめる機会にしてください。
 
 







11.30 第50回大森杯争奪支部対抗剣道大会! 県納会!


 第50回大森杯争奪支部対抗剣道大会が11月30日、小瀬武道館で開かれ、最後の大会となった50回大会は中央支部が優勝しました。決勝は中央支部と甲府支部の間で行われ、小中学生の4人までで3−0と先行した中央支部がその後の甲府支部の反撃を副将戦の1勝のみに抑え、3−1で逃げ切りました。

 甲斐直心館関係者が半数以上を占めた甲斐支部は1回戦の韮崎支部との対戦を6−2で、準々決勝の甲州支部戦を7−2で制し、ベスト4に進出。準決勝は前年優勝の甲府支部戦で先鋒は勝利して先行したものの、1−8で敗れ、3位となりました。選手の皆さまおつかれさまでした。それぞれに闘志あふれる素晴らしい試合の連続でした。貴重な経験をこれからの人生に生かしてください。

 大会の後は、山梨健心館の中3依田さんの号令で準備体操、素振りを行い、荒木優範錬士六段の号令で正座をし、依田安史事務局長の指揮で納会稽古を約50分間行いました。稽古納め式では山本洋一会長から今年1年間を振り返って称号受称、昇段者、また各種大会での会員の活躍が報告され、今年の活躍を称え合いました。

 12月14日には第2回全日本選抜女子剣道七段優勝大会が小瀬武道館で行われます。ぜひ多くの方が観戦にお越しいただけますようお願いいたします。

 また1月3日(土)には小瀬武道館で9:45から準備体操、素振りを行い約1時間、鏡開き稽古会・稽古始め式が行われますので、納会以上の大勢の参加をお待ちしています。

 
 







2025/11/29 8:57:08|稽古日誌
11.29 甲斐直心館 書道教室1回目!

 甲斐直心館は11月29日(土)、朝稽古の後に初の書道教室を開きました。

 甲斐直心館が加盟する全日本道場連盟は剣道の大会、普及事業が活動の大きな柱ですが、そのほかに剣道体験・実践発表、書道展という文化活動も3本柱に据えています。人間形成に大いに役立つ活動を推進していただいています。

 甲斐直心館も加盟以後、約15年にわたり毎年書道展にも出品し、特別賞をいただいた館生も複数いますが、入賞するのはほぼ書道を習っている子どもばかりでした。学校の短時間のみの授業だけでは筆の遣い方もほとんど分からないお子さんがほとんどです。線の太さを見れば、習っているお子さんとそうでないお子さんの差は一目瞭然です。他道場の複数の先生方から、書道の手ほどきもしてあげるべきだとのご指摘をいただいたことから、初めて道場連盟書道展(一部山日席書き大会)に向けて教室を開いたところ、約10人が参加しました。

 それぞれ学年別に楷書または行書の課題があり、2種類の課題から自分で一つを選び、取り組むものです。

 小学5、6年生の課題は「師弟同行(していどうぎょう)」または「捨身の技」です。

 筆を正しく持ち、筆を立てて、止め、はね、払いなど、腕を大きく動かして書くと勢いのある字が書けると思います。書道紙に一画目の墨を入れるときは初太刀の心持ちではないでしょうか。剣道に通じることも多いと感じます。

 「捨身の技」に取り組んだ5年生は、2枚目に書いた文字が「拾身の技」という新技(!)になっていました。当初は勢いがなかった払いにも気を配るようになり、お手本をよく見て書き進めるうちに、特に「身」にとても勢いが出て、仕上げまであと一歩というところまで短時間で上達しました。やはり経験の大切さを実感しました。








 

 また、稽古のため道場を訪れた一般会員も自由題に取り組み、「真」「真剣」と書いていました。


 第2回(最終回)書道教室は12月20日(土)の朝稽古の後に開きますので、希望者は参加してください。







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