みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
11.30 第50回大森杯争奪支部対抗剣道大会! 県納会!


 第50回大森杯争奪支部対抗剣道大会が11月30日、小瀬武道館で開かれ、最後の大会となった50回大会は中央支部が優勝しました。決勝は中央支部と甲府支部の間で行われ、小中学生の4人までで3−0と先行した中央支部がその後の甲府支部の反撃を副将戦の1勝のみに抑え、3−1で逃げ切りました。

 甲斐直心館関係者が半数以上を占めた甲斐支部は1回戦の韮崎支部との対戦を6−2で、準々決勝の甲州支部戦を7−2で制し、ベスト4に進出。準決勝は前年優勝の甲府支部戦で先鋒は勝利して先行したものの、1−8で敗れ、3位となりました。選手の皆さまおつかれさまでした。それぞれに闘志あふれる素晴らしい試合の連続でした。貴重な経験をこれからの人生に生かしてください。

 大会の後は、山梨健心館の中3依田さんの号令で準備体操、素振りを行い、荒木優範錬士六段の号令で正座をし、依田安史事務局長の指揮で納会稽古を約50分間行いました。稽古納め式では山本洋一会長から今年1年間を振り返って称号受称、昇段者、また各種大会での会員の活躍が報告され、今年の活躍を称え合いました。

 12月14日には第2回全日本選抜女子剣道七段優勝大会が小瀬武道館で行われます。ぜひ多くの方が観戦にお越しいただけますようお願いいたします。

 また1月3日(土)には小瀬武道館で9:45から準備体操、素振りを行い約1時間、鏡開き稽古会・稽古始め式が行われますので、納会以上の大勢の参加をお待ちしています。

 
 







2025/11/29 8:57:08|稽古日誌
11.29 甲斐直心館 書道教室1回目!

 甲斐直心館は11月29日(土)、朝稽古の後に初の書道教室を開きました。

 甲斐直心館が加盟する全日本道場連盟は剣道の大会、普及事業が活動の大きな柱ですが、そのほかに剣道体験・実践発表、書道展という文化活動も3本柱に据えています。人間形成に大いに役立つ活動を推進していただいています。

 甲斐直心館も加盟以後、約15年にわたり毎年書道展にも出品し、特別賞をいただいた館生も複数いますが、入賞するのはほぼ書道を習っている子どもばかりでした。学校の短時間のみの授業だけでは筆の遣い方もほとんど分からないお子さんがほとんどです。線の太さを見れば、習っているお子さんとそうでないお子さんの差は一目瞭然です。他道場の複数の先生方から、書道の手ほどきもしてあげるべきだとのご指摘をいただいたことから、初めて道場連盟書道展(一部山日席書き大会)に向けて教室を開いたところ、約10人が参加しました。

 それぞれ学年別に楷書または行書の課題があり、2種類の課題から自分で一つを選び、取り組むものです。

 小学5、6年生の課題は「師弟同行(していどうぎょう)」または「捨身の技」です。

 筆を正しく持ち、筆を立てて、止め、はね、払いなど、腕を大きく動かして書くと勢いのある字が書けると思います。書道紙に一画目の墨を入れるときは初太刀の心持ちではないでしょうか。剣道に通じることも多いと感じます。

 「捨身の技」に取り組んだ5年生は、2枚目に書いた文字が「拾身の技」という新技(!)になっていました。当初は勢いがなかった払いにも気を配るようになり、お手本をよく見て書き進めるうちに、特に「身」にとても勢いが出て、仕上げまであと一歩というところまで短時間で上達しました。やはり経験の大切さを実感しました。








 

 また、稽古のため道場を訪れた一般会員も自由題に取り組み、「真」「真剣」と書いていました。


 第2回(最終回)書道教室は12月20日(土)の朝稽古の後に開きますので、希望者は参加してください。







2025/11/26 22:56:00|稽古日誌
11.26 甲斐直心館 水曜通常稽古!


 甲斐直心館の11月26日(水)の通常稽古には高校生も含め34人が参加しました。

 中2雨宮さん、中3鶴田さんの号令で正座の後、準備体操、素振りを行いました。北村先生の号令で掌を握る運動、開く運動も行いました。

 小学4〜6年生は面着け11人、指導者3人。前半は切り返しを行った後、流れる打ちの改善、踏み込みの力を高め打ち切ることを意識するために、面打ち体当たり連続3回の稽古をしました。腕当たりになってしまう館生がほとんどで、左足の引きつけを学ぶためにも体当たりの稽古はとても大切です。強い打ちを行うにはまず「手で打つな、足で打て。足で打つな腰で打て…」を体で覚えていくことが大切です。

 

 相面、相小手面を行い、11人一組で、元立ち1人に対して両側から10人が連続してしかけていく面に対する面に対する応じ技、小手に対する応じ技を行いました。10人の相手に有効打突を挙げられる館生もいれば、有効打突ゼロという館生もいます。有効打突のためにはどんな体勢で打てばいいのかを覚える必要があります。




 鷹野、橘田先生元立ちで掛かり稽古を行いました。多い人では5回もかかってきた館生がいました。
 



 体育館から武道場に移ってからは30秒一本勝負を十数回行いました。それぞれに攻めの意識が高まってきています。1往復の切り返しで面を着けての稽古を納めました。

 木刀による剣道基本技稽古法で間合や技の確認、刃筋の確認をし、最後に稽古の振り返りと、修正点を確認しました。

 



 本部審査会の級位合格者に証書を伝達しました。おめでとうございます。
 

 
 11月30日には第50回大森杯争奪支部対抗剣道大会、お昼すぎから納会稽古となります。納会稽古は選手以外の皆さんもぜひ参加しましょう。

 







11.24 道連体験発表山梨県大会!

 道場連盟が主催する日本剣道少年団研修会の剣道体験実践発表県大会が11月24日、甲府南部市民センターで開かれ、加盟道場から小中学生9人が出場しました。

 皆さんそれぞれに素晴らしい発表でした。その結果、小学生の部で甲斐直心館代表の中田悠都さん(小6)が第2位にあたる優秀賞、中学生の部の鶴田響さん(中3)が第3位にあたる優良賞に選ばれました。2人とも堂々とした発表でした。

 両部門とも最優秀賞に選ばれた県代表者は来年1月12日(月振休)にアイメッセ山梨で開かれる関東大会に出場します。



 
 







11.22 第17回千葉さな子杯剣道大会!


 坂本龍馬の許嫁だったとされる千葉さな子さんの遺徳を偲ぶ第17回千葉さな子杯剣道大会(山梨龍馬会主催)が11月22日、山梨市民総合体育館で開かれました。山梨県内はもとより東京などからも女性剣士が多数出場し、熱戦が繰り広げられました。小中学生はこれまで学年や段級位がほぼ同じ人とのリーグ戦で試合を終えていましたが、今回はさらにベスト8までを決めるトーナメント戦も行われました。

 開会式では山梨龍馬会の石川明美会長らのあいさつがあり、内田建也審判長の説示なども行われました。

 試合の結果、甲斐直心館の小学生3人がリーグ1位の優秀賞を獲得したほか、高校生となったOGも多数参加して活躍し、各賞に輝きました。有力選手の一角、日本航空高女子が学園祭などと重なったため出場できなかったのは残念でした。

 千葉さな子杯は安達選手(県警)が決勝戦の延長の末に面を決め、タイトルを獲得しました。

 試合後には山本洋一県剣連会長をはじめ、役員、審判員らが元立ちに立って稽古会も行われ、交流の輪が広がりました。

 選手の皆さまおつかれさまでした。山梨龍馬会関係の皆さまには、剣道を始めて間もない子どもたちも輝ける素晴らしい大会を毎年開いていただきありがとうございます。


 







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