みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/12/28 8:10:27|居合道稽古日誌
12.28 甲斐直心館居合道稽古納会! 56回目


 甲斐直心館道場に丹澤孝之居合道教士七段を指導者にお迎えしての居合道稽古会の56回目稽古会を12月28日、午前6時から1時間行いました。11月9日以来、1カ月ぶりの稽古となりました。道場内室温は氷点下2度、湿度は65%で、道場外は連日の氷点下ですが、前日の大掃除後、空気の入れ換えで道場の高窓を開けていたため、道場内も氷点下の寒い朝でした。

 参加者は甲斐直心館の指導者・一般の3人でした。

 制定居合を一本目から十二本目まで連続で抜き、二回りしました。この後、早抜きで、一本目を連続10回抜くと、足腰に負荷がかかります。

 丹澤先生から古流と制定との大きく違う点などのご指導をいただき、最後に12分間をかけた演武を目指して制定居合を抜きました。時間にして10分間足らずでした。今年の居合道稽古を無事に納めることができました。

 次回は1月に57回目稽古を予定しています。

【全剣連制定居合】
一本目「前」・二本目「後ろ」・
三本目「受け流し」・四本目「柄当て」・
五本目「袈裟切り」・六本目「諸手突き」・
七本目「三方切り」・八本目「顔面当て」・
九本目「添え手突き」・十本目「四方切り」・
十一本目「総切り」・十二本目「抜き打ち」

 【全剣連制定居合】
〈正座の部〉
一本目「前」
二本目「後ろ」
三本目「受け流し」
〈居合膝の部〉
四本目「柄当て」
〈立ち居合の部〉
五本目「袈裟切り」
六本目「諸手突き」
七本目「三方切り」
八本目「顔面当て」
九本目「添え手突き」
十本目「四方切り」
十一本目「総切り」
十二本目「抜き打ち」


【初伝 大森流(正座の部)】
一本目 初発刀(前)
二本目 左刀(右)
三本目 右刀(左)
四本目 当刀(後)
五本目 陰陽進退(八重垣)
六本目 流刀(受流し)
七本目 順刀(介錯)
八本目 逆刀(附込)
九本目 勢中刀(月影)
十本目 虎乱刀(追風)
十一本目 逆手陰陽進退(脛囲)
十二本目 抜刀(抜打)


 







2025/12/27 14:16:00|稽古日誌
12.27 甲斐直心館朝稽古納会(中学生の部)!


 甲斐直心館の土曜納会朝稽古(中学生の部)を12月27日、道場で開きました。朝5時20分現在の道場内室温は2度、湿度52%。参加者が順次、雑巾掛けをしていきます。この日の参加者は小学生1人を含む10人でした。

 中3鶴田さんの号令で正座。14種類の素振り280本を振り、日本剣道形を約20分間修錬しました。

 





 
 面着け後は切り返し、面打ち、小手打ち体当たり、小手面打ちを行い、地稽古をして切り返しで稽古を締めました。
 





 一年間、暑いときも寒いときも朝5時45分集合の朝稽古に参加し続けた子どもたちに拍手を送ります。この経験は一生の支えとなるでしょう。

 そして先生方もありがとうございました。おつかれさまでした。

 還暦祝いのお返しをささやかながら子どもたちに。また、保護者の藤田さんから群馬のお土産をいただきました。


 







2025/12/24 23:24:00|稽古日誌
12.24 甲斐直心館水曜稽古納会!

 甲斐直心館の玉幡中学校での水曜稽古は12月24日、納会稽古となりました。稽古の後に一年間の感謝を込めて全員で大掃除、クリスマスイブのイベントでした。

 正座の後、中3鶴田さんの号令で準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて稽古をしました。19:50に稽古を終了し、高学年以上は体育館を、低学年以下は武道場内をいつも以上に念入りに清掃しました。

 納めの正座では少年団長の鶴田さんが一年間を振り返りあいさつしました。

 サンタクロースとトナカイが登場し、一年間頑張った子どもたちにプレゼントがありました。




 

 







2025/12/21 14:02:00|随想・雑観
12.21 道連書道展 甲斐直心館の館生作品でそろう

 全日本剣道道場連盟書道展の甲斐直心館館生による出品作が出そろいました。

 今年は21点。初めて書道教室を開催して、2回の教室に参加し、着実に進歩した館生もいました。何事も経験を重ねることで、自信も生まれてきます。

 皆さんよく頑張りました。

 
 
 







12.21 伝統文化甲斐市親子剣道教室成果発表会!


 文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」の令和7年度成果発表会(兼第13回教室)を12月21日(日)午前、竜王小学校体育館で開きました。
 
 
 参加者は幼児、小学生、中学生の子ども30人あまり、保護者、指導者らを合わせ約50人で、地域の90代の高齢者も招きました。12回の教室でただ一人皆勤だった小学生が、体調不良のため成果発表会に参加できなかったのが何とも残念でした。例年は1月中〜下旬に成果発表会を行っていましたが、寒さのピークと感染症まん延の時期を見越して、本年度は年内に修了する計画で進めてきました。


 成果発表会の次第を参加者が確認して、小6志澤さんの号令で正座をしました。準備体操の後、掌(てのひら)を握る運動、開く運動は、子どもたちだけの号令で120回ずつ行いました。この教室を通じて大きな声が出せるようになった子どももいます。




 山梨県剣道連盟の審査要領にある7級審査、6級審査の内容を保護者を含め全員で披露しました。それぞれによくできていました。


 日本剣道形(にほんけんどうかた)を打太刀鷹野裕之教士七段、仕太刀橘田洋輝錬士六段で演武しました。子どもたちも正座して見学しました。
 



 
 4組に分かれ、打ち込み竹刀に対して面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちを行いました。それぞれが何度か打ち込み稽古をした後、みんなが見守る中、一人ずつこの三本を披露し、大きな拍手をもらいました。








 この後は発表会の真ん中ほどで、初めてお楽しみリレーゲームを取り入れました。木刀を使ったバレーボールの送り足打ちドリブルリレーです。剣道の手の内や正しい打ち方ができないと、ボールが思った方向に進みません。比較的、剣道経験のある子どもが時間がかかってあまり前に進めない一方で、この教室だけで剣道を習っている小学校低学年がほぼノーミスで円滑に往復できるなど、それぞれの特徴が見えてなかなか盛り上がった展開となりました。1回の練習後、予選と決勝を行った結果、優勝、準優勝は変わらず、3位、4位で逆転がありました。








 この後は新聞紙斬り。竹刀を使って、一人2枚ずつ新聞紙を切りました。だいぶコツがつかめてきて、あまり力を入れずに切れる子どもが増えました。竹刀の振りに冴えが出てきます。
 





 面着け後は切り返し、面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちを稽古しました。




 試合に入り、親子対戦3組を含む14試合を行い、とても白熱した試合の連続となり、紅組が5勝(本数8)−白組が4勝(本数5)で、紅組が勝利しました。











 
 保護者同士の試合では、互いに足を止めず強い攻め合いの見応えのある試合がありました。また中学1年生同士の試合では、この4月から剣道を始めたばかりの生徒が一本取られた後、驚くような見事な面で一本返して引き分けに持ち込みました。この日の全試合の中で最上の一本だったかもしれません。また、中学2年生と一般の試合も約30歳の年齢差を感じさせない合気の素晴らしい試合でした。 




 
 閉講式では全員に修了証と、鷹野からノートを一冊ずつ半年間の頑張りのご褒美として贈りました。例年より回数が少ない本年度の教室でしたが、幼児から高校生までの子どもは45人が参加し、中には数回しか参加できなかった子どももいましたが、全体の出席率はとても高まり、例年以上に充実した教室になったと感じています。この日の発表会も、ほかに参加するイベントがある子どもも4人ほどいて、掛け持ちで参加してくれましたので、時間帯を分けて集合写真を3回撮影しました。











 
 中には静岡から甲府に里帰りして、この教室に参加してくれた幼児もいらっしゃいました。いつか静岡で剣道を始めてくれたらうれしいです。

 
 本年度の伝統文化親子教室は成果発表会をもって修了しましたが、来年度も行う予定で申請をしています。甲斐市やその周辺だけに限らず、より一層の幅広い参加を期待しています。







 
 







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