| 甲斐直心館の夏合宿に代わる夏季集中稽古を北杜市大泉町の泉剣友会(原千敏代表)の全面的なご理解のもと、7月6日(日)早朝から、大泉格技場で実施いたしました。泉剣友の先生方には稽古や試合のほかに楽しい企画もしていただき、子どもたちも大喜びでした。お世話になり、ありがとうございました。
朝8時からの泉剣友会のおはよう稽古に参加しました。ふだんから、出稽古させていただいている館生もいますが、特に手と足の動きの連動した素晴らしい稽古を体験できた子どもたちには、とても勉強になったことでしょう。 日本武道館の少年少女武道錬成大会に出場予定の北杜市Aチーム、Bチームと、甲斐直心館Aチーム、Bチームが対戦し、今年のチームも初めて館外の選手と試合形式で錬成試合を行い、自分の課題や現在地が少し把握できたと思います。接戦が多く、残り3週間で少しでも向上させていきたいところです。 泉の選手5人と、甲斐直心館の小中学生18人による団体戦を行い、泉の先生方のお計らいで勝者には金メダルを用意していただきました。30秒一本勝負で行った結果、甲斐直心館の選手は一巡しても数人しか勝つことができず、再戦も許されたことから、延々と試合が繰り返されました。泉の皆さんには数多くの試合をして、いろいろなことを試合を通して教えてもらい、ありがとうございました。 お昼の前には夏合宿や夏季集中稽古の恒例となっている救急法の講習会を行いました。AED(自動体外式除細動器)と心臓マッサージの方法について、指導者と看護師の保護者の方から要点を押さえた講習をいただきました。 心臓が止まった場合、5分間が経過してしまうと救命率が極端に下がること、助かったとしても後遺症の可能性が高まることから、AEDは常に身近に備えておかないと、いざという時に間に合いません。甲斐直心館では団設立当初から当時の保護者の方との共通理解のもと、ずっとレンタルで常備しています。この日は子どもたちもほぼ全員が心臓マッサージを経験し、その大変さも少し理解できたようでした。
保護者会で用意していただいたスイカや差し入れていただいた飲み物などと、持ち寄ったお弁当をいただきました。 午後からは北杜高校の剣道部の稽古を終えた泉、直心館の男女の先輩も参加してくれました。まず形稽古に取り組み、日本剣道形を学ぶ者、木刀による剣道基本技稽古法を学ぶ者に分かれて取り組みました。 最後に指導者、一般、高校生計10人が元に立ち1分間の指導稽古を行いました。その後、10人が1分間の回り稽古を一周し、それぞれ9人との稽古を終え、午後にまたがった熱い稽古を終えました。
この日は甲府の最高気温は全国3番目の37.7度ということでしたが、標高850mの大泉格技場での稽古は快適でした。お世話になり、ありがとうございました。 |
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