| 未明に雪は上がっていたので、かえって餅つき日和になりました。お手伝いの方も含めると50人近い人の福餅つきです。
岡棟梁は前の日から道場で準備をしてくれました。大学生の遥香も帰省し、前日から棟梁の助手となりました。
当日は保護者の皆さんも餅つきの準備から何からお手伝いしてくださり、ありがたいことでした。雪のために到着が遅れていた正心館の蓑輪館長も到着しました。稽古をお願いできなかったことが唯一の心残りでした。
まだ胴をつけたままの館生が餅つきを行います。臼と杵での餅つきを経験したことのない新入館生もいます。「素振りと同じで右手が強い!」なんていう指摘を受ける館生もいました。
さっそくつきたてのお餅をあんころ餅にしたり、大根おろしで和えたり、ごまきなこでまぶして、館生がほおばりました。こういう経験は大人になっても忘れられないと思います。
この会で最後まで残る人の中でAB型率が一気に高まるのがこの会の例年の傾向です。
中でも蓑輪先生と私は巳年のAB型。二回り違うとは思えない親しみやすさを感じます。今回はしばし「文章」と「後の先」について楽しくお話をさせていただきました。蓑輪先生の文章には格調と高い見識があります。剣道日本に連載されている中でもちょっとした一文に深い感銘を受けることがあります。
文章の書き出しは剣道の初太刀に当たるでしょうか。でも、あまりに大上段に振りかぶった書き出しになると、あとは続かないものです。剣道と文章にはいくつも共通点があるのかもしれません。
感じるところがいくつもあった、蓑輪先生との楽しい時間でした。
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