| 3月6日の甲斐直心館の通常稽古には出稽古の大学生を含め27人が参加しました。到達度テスト前日とのことでしたが、中学生の多くが参加して、やる気が感じられました。
第2回森島旗争奪東日本少年大会で悔しい思いをした館生が多かったことを受けて、稽古内容を大幅に変えてみました。最初の素振りを上下素振り30本、正面素振り30本に限定して、足さばきの稽古も剣道の送り足・踏み込み足に特化。剣先の振りを小さく鋭くする踏み込み面を意識しました。
この日は日本剣道形、基本技稽古法の稽古は行いませんでした。
面着け時間を1時間確保しました。最初の30分間は、大きく速い面打ちと擦り込む面打ちの2種類を使い分けられることをテーマに稽古しました。後半30分は20秒の掛かり稽古を延々と行いました。掛かり稽古では体の軸をしっかり保ち、まっすぐ打ち込むことを意識させました。中学生にも交代で元立ちを務めてもらい、応じ技を出すことを意識させました。
最後に45秒ないし30秒の地稽古を行いました。中学生は積極的に技を出す意識が高まっていました。
2回往復の切り返し、面一本を行い、初めに行わなかった跳躍素振りを20本行って締めました。
小学生を中心に、自主強化稽古会を来週月曜から復活させようと思います。「週4回で稽古をつけてください」というお母さまもいて、頼もしい限りです。剣道を上達させるには短時間でもできるだけ多く、面を着ける回数を増やすことです。初心者は裸足で足さばきと素振りの稽古を増やすことです。
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