10月17日の甲斐直心館短縮朝稽古には館生22人、指導者・一般6人の計28人が参加しました。この日は中学生の強歩大会、小学校の授業参観など諸行事と重なったのですが、ある小学校高学年館生は前夜、「授業参観があるのですが、朝稽古には参加したいので、7時30分には上がります」と連絡をくれました。短い時間でも進んで面を着ける。こういう意識が高まってくると、本人はもちろん甲斐直心館全体の底上げも期待できます。
道場の4分の1ほどのスペースを雑巾掛けして間もなく5時55分に館生が到着し始めました。中村団長の号令で整列、気合稽古、素振りを行いました。素振りは正面素振り、左右面素振り、小手素振り、左右胴素振りを各30本、跳躍面素振りを50本。小手と胴の際の左手の位置が高い館生が多かったので、20本ほど追加しました。
木刀による剣道基本技稽古法、日本剣道形を25分間行いました。高学年は残心、間合いの取り方がまだ確実に覚えられていない館生が見受けられます。でも立ち合いの所作などが総じて美しいと感じられるのは、この基本技稽古法にも稽古時間をさいていることも大きいと思います。
面着け後は2回往復の切り返し、面打ちなどを行い、指導者・一般、中学生元立ちによる掛かり稽古を行いました。
地稽古を45秒~1分の短時間でそれぞれ1回ずつ行いました。自分の剣道を表現できたでしょうか。7時30分すぎに整列し、いつも以上に多くの館生から活発に感想発表がありました。それぞれ課題が見えているようです。
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