甲斐直心館の年度はじめとなる水曜稽古を4月2日、玉幡中学校で行いました。参加者は高校生を含む39人でした。大分での全国スポーツ少年団剣道交流大会に出場した3人も元気な姿を見せて貴重な経験ができたとそれぞれが話していました。
中3鶴田さんの号令で正座。準備体操、3種類の素振りを計60本行い、その後はそれぞれ1学年進級したグループに分かれて稽古をしました。
新小4~小6グループは指導者3人、館生14人の計17人。まず新4年生の木刀による剣道基本技稽古法の習熟度を測りながら、全員が基本1から基本9を元立ち、掛かり手を交代して稽古をしました。間合や残心、特に胴打ちの際の足さばきに留意する必要があります。形のない稽古は「形無し」と表現されますので、時間の許す限り、毎回の稽古で所作から学び、身につけていきます。
左右面の切り返し、面打ち、相面などを打ち、それぞれの技の稽古の前に、館生の中から、模範となる打ちを披露し合い、共通認識を図りました。このあと、指導者3人元立ちで打ち込み稽古を行いました。体当たりからの技も積極的に出るようになってきました。体当たりの稽古をすると、左脚の引きつけがよくなり、腰の入った打ちにつながっていきます。剣道の稽古の基本は切り返し、打ち込み、掛かり稽古です。
全員で清掃をした後、諸連絡をしました。4月12日(土)に甲斐市剣道体験教室が始まります。
また、保護者役員と指導者ミーティングの結果、現在、約1時間になっている稽古時間の拡大に向けて若干の稽古の構成を変えることになりました。以前は1時間半稽古を行っていて、サーキットトレーニングも取り入れていましたが、コロナ禍以降は体育館で稽古を行っているため、稽古時間が限定されています。翌日の日常生活に影響が出ては困りますので、できるだけこれまでと同じ時間帯の中で連続した稽古ができるようにしていきます。