みんなで剣道やろうよ!~ 直心是道場~ 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分~20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時~中学生、7時10分~小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時~10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
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2023/02/25 19:06:00|訃 報
守破離~古屋博正先生のこと

 山梨県小中学校体育連盟会長も務められた古屋博正先生の訃報に接しました。2月23日ご逝去、享年81歳。25日のお通夜も駐車場になかなか入れないほどの参列者でした。先生の気さくなお人柄、交友関係の広さを物語ります。

 先生は竜王中学校校長、田富中学校校長などを務められ、甲斐直心館道場の水曜稽古の会場としても使用させていただいている玉幡中学校武道場の「守破離」の扁額も揮毫されています。

 甲斐直心館館長は中学校時代、中巨摩支部大会などで古屋先生から試合の後に褒めていただいたことが何度かあり、所属の生徒でない生徒を褒めてくれる古屋先生のご配慮に感動したことや、大きな励みとなったことを思い出します。稽古で直接のご指導をいただいたことは大人になって一度あったかどうかですが、古屋先生に褒めて育てられた一人だと感じます。

 通夜式で飾られていた思い出の写真の中に、1999(平成11)年5月24日付の山梨日日新聞「顔」がありました。24年前の記事ですが、古屋先生のお考えは今も色褪せないと感じましたので、内容を紹介します。

 
理論研究と実技が両輪 チャレンジ精神で多くの経験を


 
 県小中学校体育連盟会長に就任した 古屋 博正さん
 
1999(平成11)年5月24日付 山梨日日新聞「顔」

 七月の県中学総体夏季大会は第五十回の大きな節目を迎える。「結果として勝ち負けはあるが、普段の練習の中から多くのことを学び、記念大会にふさわしい盛り上がりを」と期待する。
 「感じて、信じて、行動する子供のことをチャレンジャーという」が持論。「チャレンジャーにはもちろん失敗が許される。チャレンジ精神を持って多くの経験を積んでほしい」
 「小中体連というと部活動ばかりを重視していると連想されがちだが、理論研究と実技が両輪」と強調する。実技は部活動のほか、体育の授業も大きなウエートを占める。「スポーツの中で一番楽しい技術は何か、本質をきちっと授業で教え、生涯楽しめるスポーツとの出合いにしたい」と力を込める。
 高校時代から始めた剣道は五段の腕前。日体大を卒業して最初の赴任校となった秋山中で剣道部を作った。現在も地元・田富スポーツ少年団員らと竹刀を交え「六段を目指して修業中」の身だ。
 座右の銘は、剣道などの修業の過程を説いた「守破離」。「最初はみんなに教わる『守』、それをもとに自分なりに努力工夫していく『破』、『離』は古屋カラーを出していくことかな」と説明する。
 校長室の机は校庭に向かって置かれている。「子供が好きだから、いつも子供を見ていたい」。部活動にも積極的に参加し、野球のノックも買ってでる。周囲は「人の長所を見つけて伸ばすのがうまい」と言う。「良いところを褒めると悪いところが減ってくる。ひとそれぞれ花がある」 〈鷹野 裕之〉

 ふるや・ひろまささん 竜王中校長。県小中体連剣道専門部長を歴任。中巨摩郡田富町東花輪。57歳。
 
 取材をさせていただいたのが偶然、今の私と同じ古屋先生57歳の時でした。古屋先生の境地に追いついているのか、と自問自答しています。

 ご冥福をお祈りいたします。合掌 






2022/11/15 12:08:00|訃 報
訃報 敷島剣友会 中澤裕治先生


 甲斐市剣道連盟 敷島剣友会 指導者 中澤 裕治(なかざわ・ゆうじ)様=令和4年度県民の警察官=におかれましては、令和4年11月11日、ご逝去されました。57歳でした。

 謹んでお知らせ致しますとともに衷心からご冥福をお祈りいたします。

 なお、通夜および告別式は、次のとおり執り行われます。

通 夜 令和4年11月15日(火) 午後6時から

告別式 令和4年11月16日(水) 午後0時30分から

場 所 アピオ甲府本館(昭和町西条3600 055-220-6111)

喪 主  妻 中澤かおり様  長男 中澤 健太様






2022/04/29 7:12:45|訃 報
訃 報

 甲斐直心館創設当初から、特に館生の茨城県結城市遠征の折には毎年、甲斐直心館に差し入れをいただくなど活動を見守っていただきました横井 三夫様(よこい・みつお=元茨城県立高校社会科教諭)には4月26日永眠されました。2020年10月には、茨城県結城市から甲斐市篠原に転居して山梨県民となっていました。87歳でした。甲斐直心館創立時からの指導者である鷹野美香さんの実父です。

 なお、葬儀は近親者にてしめやかに執り行われました。甲斐直心館からお花を頂戴しました。衷心より御礼申し上げます。

 喪主は長女の夫でリンク・クリエーションオフィス代表前田和之様(元花王研究員)、次女の夫である鷹野裕之(山梨日日新聞社編集局付山梨総合研究所主任研究員出向、甲斐直心館館長)です。


 






2022/04/25 5:32:25|訃 報
訃報

 甲斐直心館設立当初から、活動を応援していただきました内藤 千里(ないとう・ちさと)様(甲斐市篠原)におかれましては4月23日、ご逝去されました。90歳でした。

 通夜は25日午後6時、告別式は26日正午、昭和町西条のアピオ甲府本館で執り行われます。衷心よりおくやみを申し上げるとともにご冥福をお祈りいたします。

 喪主は長男で甲府市上下水道局勤務 内藤 忠夫さん(ないとう・ただお)様=甲斐直心館元後援会長=です。   






2020/01/30 5:24:44|訃 報
訃報 高橋英雄先生
 山梨県剣道連盟審議委員長の高橋英雄先生(剣道教士八段、友信館館長、元甲府商高教諭)が1月27日、ご逝去されました。29日にお通夜が営まれ、30日に告別式が執り行われます。先生は県高体連専門委員長としても長くご活躍されました。

 ご闘病の中でも後進の指導に情熱を傾けていらっしゃいました。甲斐直心館発足当初には特に応援していただき、子ども用の竹刀を何本もご支援いただきました。現在、道場にある超大刀は、先生からしばらくお貸しいただいていたものでした。

 衷心からご冥福をお祈りいたします。






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