甲斐直心館の水曜通常稽古を6月11日、玉幡中学校で行いました。参加者は高校生2人を含む32人でした。
中3鶴田さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて稽古をしました。
4~6年生グループは館生12人、指導者2人でした。素振りを行ったところまでで胴紐がほどけている人がいたため、胴紐の結び方を再確認しました。正しい着装を全員ができるようになるまで繰り返し学んでいきます。日本武道館の錬成に向けて最大の課題である足さばきの要点を確認して、足さばきの稽古を多めに行いました。足さばきが修正されれば、見違えるように剣道が良くなってきます。 前進の送り足、後退の送り足、前進の正面素振りなどを行いました。特にさがり足が課題となっています。前進の送り足の際に左足が右足を追い越してしまう人は目の高さが変わってしまいます。できるだけブレのない動きを目指します。
この日は面を着けてから剣道基本技稽古法を実際に打つ形で学びました。基本1から基本9まですり足で打った後、踏み込みを入れて基本1から基本9まで打ちました。技を覚えることと同時に、すり足でも踏み込み足でも安定した打ちができるようになりたいものです。
日本武道館錬成大会に向けた錬成稽古を審判員を設定して行いました。この日の稽古でメンバーにお休みがあったため、今回補員に入っていない4年生が2度錬成を行ったところ、Bチームの正選手と補員に対して判定で上回りました。全体の奮起を促したいと思います。 一本勝負も行いました。これまでの打つまでの足の動きの癖が修正され、ここのところよい面が打てるようになってきた館生がいることが収穫でした。改善点を確認し合い、面を着けたまま恒例の100本跳躍面素振りで稽古を締めました。全員が、しっかり振りかぶり、振り下ろすという素振りができるようになりたいものです。最後は気力です。
剣道3級に昇級した中学生女子に証書をお渡ししました。次は8月の本部審査会です。準備を進めてください。 残り稽古も行いました。関東高校大会を経験して、高校生も伸びています。
6月14日(土)の甲斐直心館朝稽古(中学生の部)には、奈良県から剣道錬士六段の先生がお見えになる予定です。