みんなで剣道やろうよ!~ 直心是道場~ 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分~20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時~中学生、7時10分~小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時~10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
CATEGORY:稽古日誌

2025/06/11 23:58:00|稽古日誌
6.11 甲斐直心館水曜通常稽古!


 甲斐直心館の水曜通常稽古を6月11日、玉幡中学校で行いました。参加者は高校生2人を含む32人でした。

 中3鶴田さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて稽古をしました。

 4~6年生グループは館生12人、指導者2人でした。素振りを行ったところまでで胴紐がほどけている人がいたため、胴紐の結び方を再確認しました。正しい着装を全員ができるようになるまで繰り返し学んでいきます。日本武道館の錬成に向けて最大の課題である足さばきの要点を確認して、足さばきの稽古を多めに行いました。足さばきが修正されれば、見違えるように剣道が良くなってきます。


 前進の送り足、後退の送り足、前進の正面素振りなどを行いました。特にさがり足が課題となっています。前進の送り足の際に左足が右足を追い越してしまう人は目の高さが変わってしまいます。できるだけブレのない動きを目指します。

 この日は面を着けてから剣道基本技稽古法を実際に打つ形で学びました。基本1から基本9まですり足で打った後、踏み込みを入れて基本1から基本9まで打ちました。技を覚えることと同時に、すり足でも踏み込み足でも安定した打ちができるようになりたいものです。

 日本武道館錬成大会に向けた錬成稽古を審判員を設定して行いました。この日の稽古でメンバーにお休みがあったため、今回補員に入っていない4年生が2度錬成を行ったところ、Bチームの正選手と補員に対して判定で上回りました。全体の奮起を促したいと思います。


 

 
 一本勝負も行いました。これまでの打つまでの足の動きの癖が修正され、ここのところよい面が打てるようになってきた館生がいることが収穫でした。改善点を確認し合い、面を着けたまま恒例の100本跳躍面素振りで稽古を締めました。全員が、しっかり振りかぶり、振り下ろすという素振りができるようになりたいものです。最後は気力です。






 剣道3級に昇級した中学生女子に証書をお渡ししました。次は8月の本部審査会です。準備を進めてください。
 

 残り稽古も行いました。関東高校大会を経験して、高校生も伸びています。
 

 
 
 6月14日(土)の甲斐直心館朝稽古(中学生の部)には、奈良県から剣道錬士六段の先生がお見えになる予定です。

 






2025/06/10 0:21:35|稽古日誌
6.8 甲斐支部6月合同稽古会!


 甲斐支部の合同稽古会を6月8日(日)午前、竜王小学校体育館で開きました。参加者は約60人でした。

 甲斐直心館の中3鶴田さんの号令で正座。相川支部長からミニ講話をいただき、理事長鷹野から稽古内容などを説明いたしました。

 準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて45分間、面を着けての稽古に取り組みました。小学4~6年生グループ10人はこの日は甲斐直心館のメンバーだけでしたので、日本武道館錬成大会に向けた稽古に取り組み、大会同様、橘田先生と鷹野で元立ちを務めました。ぜいたくなことに相川支部長に審判員を務めていただき、貴重なご指導も仰ぎました。この日はAチームの正選手は3人だけで補員ら2人が入り、Bチームは正選手5人がチームを編成しました。2試合行い、いずれも3-2という結果でしたが、まだまだ全体に大きな声を出して気迫が充実していく必要があります。2試合目は1本勝負も行いました。

 










 5分間の休止休憩を挟み、指導者・一般が元立ちになって指導稽古を30分間行いました。伸びてきている子どもが何人もいました。特に指導稽古をした高学年と低学年の兄弟は、癖が修正されてきたことで、急速に良くなってきています。素直な気持ちで正しい稽古をしていけば、着実に伸びていきます。

 残り20分間を日本剣道形ないし木刀による剣道基本技稽古法を稽古しました。それぞれの剣友会、道場の枠を越えて一緒に稽古するといろいろなものが見えてきます。合同稽古会の意義があります。先生方ご指導をありがとうございました。

 









 
 7月は大会なども多いため、いまのところ合同稽古会は未定ですが、8月下旬には甲斐支部の学年別選手権を予定しています。各自目標に向かって稽古に励んでください。
 






2025/06/07 8:56:18|稽古日誌
6.7 甲斐直心館朝稽古(小学生以下の部)!


 甲斐直心館の土曜朝稽古(小学生以下の部)を6月7日、午前7時10分から道場で行いました。中学生と入れ替わりです。参加者は27人でした。

 小6志澤さんの号令で正座。館生の1人の剣道ノートを見せてもらう機会がありました。自分の課題や目標などしっかりした字で書かれており、このことを紹介しました。毎回毎回の稽古をしっかりメモしていけば、着実に上達していくことでしょう。5種類の素振り計150本。腰を平行移動する、大きく移動するために左足にしっかり体重を乗せることを意識しました。素振りこそ大切なことが学べる基本の稽古です。踏み込んだのと同じだけ、平行移動することを心がければ、左足に重心を乗連続胴打ちを繰り返し行いました。正しい打ち方を覚えてくれるきっかけになることを願います。

 面着け後は切り返しを行い、面の打ち込み5本を繰り返し行いました。体勢が崩れず面の打ち込み5本できるようになれば、自然と剣道ができてきます。

 地稽古を1回ずつ、見取り稽古を1回行い、切り返しで締めました。
 






2025/06/07 8:55:20|稽古日誌
6.7 甲斐直心館朝稽古(中学生の部)!


 甲斐直心館の土曜朝稽古(中学生の部)を6月7日、午前6時から道場で行いました。午前5時20分現在の室温は22度、湿度は65%でした。未明は24度でしたので朝方までに少し下がりました。

 館長が最初に雑巾掛けを道場の半分まで行いました。雑巾掛けはとても大切です。到着した指導者、館生がそれぞれ残りを雑巾掛けしていきます。この日は小学生1人を含む11人が参加しました。

 中3鶴田さんの号令で正座。14種類の素振り280本。打突部位までしっかり振り下ろす、足さばきもおろそかにしないことなどを留意しました。

 日本剣道形を修錬しました。全体的に五行の構えを再確認する必要があります。

 面着け後は切り返し、面打ち、小手打ち体当たり、小手面打ちをして1分ほどの地稽古を5回行い、切り返しで締めました。

 

 次週、14日(土)の朝稽古には、奈良県から甲斐直心館の朝稽古に先生がお見えになるご予定です。
 






2025/05/31 9:56:28|稽古日誌
5.31 甲斐直心館朝稽古(小学生以下の部)!

 
 甲斐直心館の土曜朝稽古(小学生以下の部)を5月31日、午前7時10分から道場で行いました。雨上がりの中、午前5時20分に16度だった室温は18度に上がり、湿度は75%でした。最初から扇風機も回し始めました。

 中学生の部参加者と入れ替わりに、朝7時少し前から小学生以下の子どもたちが道場に入ってきます。大きな声で「お願いします」「おはようございます」というあいさつができると、きっと気持ちのよい稽古ができるでしょう。

 大会の時に実感すると思いますが、ふだんから最低週1回は朝早くに起きて剣道の稽古をする習慣をつけておくと、朝早くから行動する試合や大会の時にも対応しやすくなります。夜の稽古ばかりだと、実際の朝早くから始まる大会で、力を発揮できずに終わってしまったという例は少なくありません。

 この日の参加者は稽古に水曜、水曜、土曜と3回連続で参加してくれている体験入門の小4生を含め22人でした。号令は中学生の部から引き続いて参加している小6中田さん。正座の後、5種類の素振りを各30本、計150本行いました。まず基本的な素振りをしっかり覚えてほしいということで、ここのところ14種類ではなく、5種類に絞っています。なかでも三挙動の素振りは30本でもかなりきついものだと感じます。

 素振りの後の着装点検で胴紐がほどけてしまう館生が毎回、必ず数人はいます。正しい結び方を覚えるために、毎回の稽古で胴紐や面の着け方を確認しています。

 

 水分補給した後は足さばきの稽古です。剣道では「一眼二足三胆四力(いちがん・にそく・さんたん・しりき)」といわれるくらい足さばきがとても大切です。伊奈ケ湖の水鳥の例をお話ししました。この日は右足前の送り足と、体のバランスを取るため、左足前の送り足も行ってみました。
 



 不思議なことに、いつもは右足前の送り足がうまくできず左足が右足を追い越しがちな低学年が、「左足前の送り足」に取り組んだところ、いつもより素晴らしい右足前の送り足ができていました。

 歩み足のすり足なども行いました。道場の杉の一枚板の上では誰もが滑らかな足さばきができるようです。踏み込み足、連続踏み込み足、三方向の踏み込み足も行いました。竹刀を構えての空間打突も行いました。跳躍面素振り50本で前半を締めました。

 面着けの方法を確認し、切り返しを行いました。切り返しでは発声、呼吸の仕方、左右対称の振り角度などに注意しながら稽古をしました。6年生がお手本を見せながら、連続技も稽古しました。

 

 締めくくりは地稽古で、小4以上と、小4以下に分かれて3~2回行いました。小4は5回行ったことになります。積極的に攻めて打つ機会をつくりだしている館生も少しずつ増えています。切り返しで稽古を終え、締めくくりに全員で円くなって跳躍面素振り50本を行いました。この日の稽古参加者は跳躍面素振りだけで130本を振ったことになります。
 





 稽古終わりに、聖心剣友会大会の参加者、敢闘賞、本部審査会合格証書を水曜の稽古の際にお渡しできなかった3人にお渡ししました。

 早くも本年度第1四半期まとめの6月に入ろうとしています。6月は大会がほとんどないからこそ、じっくり剣道を充実させる好機です。自分の剣道のよい点、修整した方がよい点を確認し、努力、研究、工夫をして全般的な向上につなげていきたいものです。
 






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