山梨県のほぼ全域と長野県東南部を自営仕事で飛び回っています ついでに立ち寄った所の道草紀行 日常のあれこれ 家庭菜園の様子等々 気が向いたときにぼそぼそっと投稿して行きます。
 
2020/09/03 17:19:00|その他
蕎麦の花
近隣の畑で蕎麦の白い花が咲いています

最近はあちらもこちらも蕎麦畑になってきました
殆どの農家は後継者不足で農作業をJAへ委託されているようです
委託を受けたJAは栽培が容易な蕎麦を栽培します
数台のトラクターで耕運、種まきをしてからは殆ど無人
収穫も数台の作業車がきて一斉に収穫します
かくして周囲の畑が蕎麦だらけになり
畑からおじさん、おばさんの姿が消えました

かつては色々な夏野菜を栽培しており色とりどりの花が
咲き誇っていました、
畑には農作業ををする人の姿があったのですが・・・

耕作放棄地になるよりはましですがちょっと寂しい気がしますね。

 







2020/08/28 12:38:00|みちくさ紀行
小荒間口留番所跡

私は長坂町小荒間に在住しています、
移住してから暫くの間、小さなカフェテラスをやってました
店名は小荒間の森の中にあったので「コアラマの森」とするところだったのですが間抜けなので「マ」を抜かしてしまい「コアラの森」としました(動物のコアラとは無関係です)

その後町村合併により北杜市が誕生したのを機に「コアラの杜」に変更しました
今はカフェテラスはやってないのですが工房の名前として引き継いでいます

散歩道の途中、棒道入口付近に小荒間口留番所跡があります
入り鉄砲に出女と言われてますが
江戸時代の昔は厳しい出入り管理をされていたのでしょうね、

今は番所や関所などはありませんが
コロナ禍で自由に動き回りづらい状況ですね。







2020/08/20 18:43:00|その他
トマトカレー
トマトカレーつくりました

自家製の大玉トマトを鍋にぶち込んで煮込みます
本当は湯せんをしてトマトの皮を全て取り除いた方がいいのかもしれませんが
かみさんは湯せんをせずにそのまま煮込み上に浮いてきた皮だけを箸で取り除いてつくりました、少し皮が残りますがその方が野性味があっていいように思います少々皮があった方が味わいが深い

水は使いませんトマトだけで煮込んだ贅沢カレーです
トマトの酸味がきいた
辛酸っぱい新鮮な味です
この濃厚な味はたまりませんね、

美味い!
 







2020/08/19 16:37:00|その他
かっぱ寿司

娘の一家がちょっと遅い盆休みで帰省しています
今日は孫が好きなお寿司を食べに甲府のカッパ寿司へ

事前にネット予約しておいた「食べ放題レギュラーコース」です
殆どの寿司が食べ放題でフリードリンク、デザートも食べられます

何といってもリーズナブルなのが魅力です
一般男性の1848円(税込み)はまあまあ、
シニアの1408円、小学生の858円はお値打ちです

1時間食べまくって満腹、満腹。







2020/08/13 20:15:00|その他
道(続きの続き)
またしても道についてですが
映画の話です

私が初めて映画を見て涙した作品が
フェデリコ・フェリーニ監督の「道」という映画です

1954年にイタリアでつくられた映画です

ご存知の方も多いでしょうが簡単なあらすじです

ザンパノという大道芸人が海辺近くの貧村で母親から娘を金で買います
娘はジュリエッタ・マシーナが演じるジェルソミーナです
決して美人でもなくグラマーでもないのですがコミカルな動きがどことなく可愛く表情豊かな女優です(フェリーニの奥さんです)

娘はザンパノに連れられて街から街へと移動しながら大道芸のピエロ役として
働きます、散々にこき使われバカにされるのですがいつしか
ザンパノを愛するようになっていました
ところがザンパノは金が入れば酒におぼれ女を買い、修道院で盗みを働き、暴力をふるい警察沙汰等悪いことばかりします、ジェルソミーナの悲しみの表情が胸に突き刺さります

いつしかジェルソミーナは精神に異常をきたしてきます
手を焼いたザンパノは彼女が寝ている間に置き去りにして出て行きました、

その後ザンパノは知り合いのサーカスの一員になり成功
ジェルソミーナは画面からピタッと消えてしまいます
遊興にふける生活のザンパノの画像は流れてきますがジェルソミーナが出てこない(テレビの映画劇場だとここがカットされるケースが多いのですが絶対にここはカットしてはならないところです)

視聴者はジェルソミーナはどうしたんだろう、どうしたんだろとヤキモキするわけですよ
(この辺の演出がフェリーニ監督の憎い所です)

ある日ザンパノは海辺近くの街でいつもジェルロミーナが口ずさみラッパで奏でていた曲を歌っている娘と会います

「その歌はどこで覚えたのか?」ザンパノは聞きます
「以前、ここに流れ着いたちょっとあたまのおかしい娘が歌っていたのよ」
「その娘はどうしたのか」
「いつの日か浜辺で死んでいたよ」

ザンパノは初めてジェルソミーナがいかに自分に尽くしてくれていたか
愛情を注いでくれていたのかそしてかけがえのない存在だったのかやっと理解します

そしてザンパノはふらふらと歩きながら浜辺へ
大の字に倒れこんで号泣です

いやー、見ている者はたまらないですね
ジェルソミーナを思い
ザンパノと共に号泣してしまいます、

この映画のメロディーも素敵です
フイギュアスケートの高橋大輔が演技に取り入れた曲として有名になりましたね

最高の映画です。