哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2025/12/20 22:04:59|その他
真下信一著作集 第3巻 人間と理性 一 生きがいと幸福 生きがいについて7p 16g
この現代の胸の底にわだかまる生活の根本的虚無感をのり越えて、心底から人生への積極的な意欲を感じることができるためには、どうしたらよいのだろうか。どうしたら、胸底から湧いてくる生きがいを感じることができるのだろうか。夢なくしては人は滅びる。じっさい、敗戦後の道徳の頽廃といわれるものもたんに戦後のわが国の青年たちの心がまえが悪いからというような説明では問題にならない。古い理想と夢をむざんにも微塵にくだかれたあと、青年たちの多くは、それにかわる新しい生活の目標と夢をどこにも見いだすことができなくなっているところから、世間でのいわゆる道徳の頽廃もきているのである。まったく、希望と夢と理想こそは、人間精神のくずれをふせぎ、魂の堕落を救いうる唯一のものだからである。