哲学が 根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/09/06 10:43:31|その他
串田孫一著作集 第一巻 哲学散歩 懐疑 1 懐疑思想家一覧22p2g
彼もやはりデカルトに従って行けずに懐疑論に組しているが、特にデカルトが一切の疑いから脱け出る自我の存在の確実性を疑い、自己に関することよりも却って外界の事物の方に確実と思われるものがあるとしている。全く自己は一瞬毎の変化して行くものであるから、これを確認するのは容易なことではないのである。そして理性は確固たる知識の建設を目指すべきではなく、唯矛盾の発見とその破壊を目的として使うべきである。ベールの懐疑論はこの点に特長を持ち、むしろ自己の内に却って矛盾が生じて来ることには構わずに諸学説中に見られる矛盾を指摘することに悦びを感じているのである。懐疑精神が批判の方向へ伸びて行った例としては貴重であり、その意味で『歴史批判辞典ーーDictionnaire historiqueet critique』も問題の大著となっていたのである。そしてなおベールについて注意しなければならぬのは、幾度か繰り返されて来たことであるが、こうした態度で宗教上の信仰をも非難してはいたが、個人的道徳心のみを確実なものとしてそれによる信仰に憩いの場所を作っていたのである。