哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/02/17 22:16:40|その他
串田孫一著作集 哲学散歩 1 懐疑 序 12p8g
 私はこの稿を書き上げてから、むしろ筆を執る前よりも多くの課題に迫られて来ているのを感ずる。たとえばスイスの哲学者エルネスト ナヴィーユに教えられたことだが、私のような懐疑の見方をして行けば、アミエルの『日記』をも取り入れて行く必要がある。つまり道徳的な意識が行為の規則となって、未来の正義とか、神の存在とかを求めるが、それはパスカルやカントの言うごとく、信仰がこの意識または感情と合致して、既にそこから離れる心配もなくなった場合である。もしも懐疑が、こうした道徳的意識の隅々にまで滲透していたなら、信者のごとき生活はできるはずもない。アミエルは晩年、『日記』の中で、「あらゆる特殊な確信、明快な原理、顕著な文言、紛れのない思想は、実用に有利な先入見に過ぎず、精神の狭さを語るものである。」と言い、また、「あらゆる特殊な信仰は硬直であり、鈍感であるーーー」とも記している。ー