哲学が 根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/08/23 14:24:13|その他
三木清全集  第六巻  ?史哲學 第三章 ?史的發展 ニ111p9g
有機的organischといふ語が元來このやうな意味に關係をもつてゐる。この語はもと道具的或は器官的δργανικοζといふことを意味した。アリストテレスによれば、植物、動物などの諸部分は道具または器官の意味を有し、それらのものの自然的な身體は器官的即ち有機的と見られる。ここに「自然的」といふのは、アリストテレスの規定に從へば、自分自身のうちに運動と静止の原理を蔵するものの謂である。かような性質の自然的な身體は可能性に於て「生命」を有する。そして精神といふのはかくの如き自然的な身體の現實性である。現實性即ち形相であるところの精神に對して身體はその資料の意味をもつてゐる。もし眼が生命あるものとすれば、精神はこのものの視作用の如きものである。それは眼の形相であり、そして眼は視作用の質料である。このやうにアリストテレスは有機的生命を於ける身體と精神の關係を把握した。そして我々は彼の哲學の根本概念であり、その適用は有機的自然に限られずあらゆる種類の存在の上に擴げられ、可能性と現實性となり關係として規定された運動とは概念が、彼にあつて根源的には。?史や社會に於てでなく、却てその著『フュジカ』のなかで自然、とくに有機的自然の領域に於て解明されて與へられたのを想ひ起こさねばならぬ。