哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2026/03/17 20:45:49|その他
廣松渉著作集 第十二巻 資本論の哲学 はしがき 12p11g
「資本論の哲学」と謂うとき、著者としては別段『資本論』から哲学的な諸命題を拾い蒐めて”哲学容綱≠編もうという意趣はない。さりとてまた、卑見の強引な投入を宗とするものでもない。著者としては、物象化論の視座からするマルクス価値論の理解、とりわけ価値形態論と物神性論の再解釈に当面の力点を置いたとはいえ、飽くまでマルクスの行文に即しつつ『資本論』の提題を支える哲学的問題性の意義と射程を顕彰するにとどめた心算である。況んや、著者の謂う間主観的四肢的存在構造を経済学のこの基礎場面で追覈しようという課題意識も、本書では必ずしも一意的に押出してはいない。このため、「資本論の哲学」の稜線が却って曖昧になったかと虞れつつも、識者の御叱正を仰ぐに際しては、『資本論』に定位した論判がおそらくや容易になっているものと念う。