哲学が根本になければ、砂上の楼閣にすぎぬ。このサイトは持続可能な社会を目指して、地球温暖化防止、緑化の推進、世界平和、世界連邦建設等を目的としたものです。左の写真は、尾崎行雄先生と尾崎先生の意思を継承した相馬雪香先生です。相馬雪香先生の教えを受けた人は多数いると思いますが、雪香先生をおんぶしたことがあるのは、私(中澤誠)だけでしょう。すべての組織は利害で動く 日本は敗戦国となった時から、植民地以下の国になった。だが日本には至るとこに神社がある。それが唯一の救いだ。天之御中主様 この日本を目覚めさせていただきたく。 殺戮の無かった縄文時代に戻ることこそ重要である。
 
2025/04/12 15:36:55|その他
天野貞祐著作集 第一巻 42p 八
西田哲学によれば個体といわれるものは自己の個体によって存在し、己自身から働き自ら自己を限定するものでなければならぬ。それでなければ真に個体とは言えない。然し個体は他の個体を俟って個体たりうるのであって唯一つの個体というものは在りえない。何故というに個体として考えられる為にには他の個体と区別され能わねばならぬからである。さらに一が他と区別され能う為には両者に共通の媒介者がなければならぬ。この媒介者が環境であり世界である???。この世界は一でもなく多でもない。一であって多であり、多であって一である。「一即多?、多即一」とは矛盾したことであるが、世界はそういう矛盾をふくんだもの、矛盾の自己同一である。