先に紹介しましたキャプチャーソフト oCam と併せて使いたいのが簡単に使える動画編集ソフトです。 動画編集ソフトはいろいろなものがありますが、どうしても気になるのが処理に時間が掛かり過ぎるということだと思います。 例えば、oCamでそれなりの時間があるビデオをWMV(MP4)形式でキャプチャーしてそれを必要な一部分だけを切り出し、ほかのビデオと繋げたい・・・なんて事は頻繁に発生するのですが、この時、動画ファイルの形式を変える必要が無い時に世間一般に言うところの動画編集ソフトは出力ファイル形式を指定でき、さらにフレーム(一般的には1秒間29-30フレーム)単位で編集可能なものが多数存在します。 これらの機能は便利この上ないのですが(DVDを造ったり、一般的なビデオプレーヤーでも再生可能なファイルにしてテレビで見られる様にする等)実はとんでもなくCPUのリソースを使用(PCの性能が問題になる)し、さらにとてつもなく時間が掛かってしまいます。 経験のある方なら懲りていると思いますが、私の実感として、どんなに優秀なCPUを使っていたとしても再生実時間以上の時間が掛かります。つまり単純に考えると例えば 2時間のビデオを作るとするとそのために録画(キャプチャー)するのに2時間、更に編集後のファイルを作るのにさらに2時間以上必要にないます。 ここまで時間を掛けて作らなければならないようなビデオっていったいどれほど大切なものなのでしょうか?本当に大切なものを作るのにキャプチャーソフトなどという簡易的な代物で録画なんてしないのではないでしょうか? 時間なんか幾らでも掛けられるし、とことん良い物でなければ満足しない!!と言う方は高性能な動画編集ソフトをお使いいただくとして、もっと気軽にバンバンと動画をスクラップしていきたいと思っている方は多いはずです。 その時に役に立つのが・・・
* Moo0 動画カッター(動画切り抜きソフト) * UniteMovie(動画結合ソフト)
の2点です。
切り抜いて、繋げるだけで十分な方にお勧めします。 とにかく処理に時間が掛かりません。(もちろん数分〜十数分程度【高機能なものに比べると数十分の1程度】は掛かりますが、通常の高機能動画編集ソフトと比べると比較にならないほど早いです) 編集単位はフレームではなく秒になりますが、それを引き換えにしても、これほど便利なツールは使ったことがありません。 編集を考えている方はチェックしてみてください。
余談ですが、なんでこれ程までに処理時間に差が出るのかと言えば、高機能な動画編集ソフトは編集し終わった動画を再度エンコードしているのですが、かんたんにやれるものは単純に物理的に切ったり繋げたりしているだけのようです。 |