一般にコンサルティング（consulting）とは、弁護士・税理士等の法定資格士の固有業務に係るもの以外の事柄について、通常、「顧客＝クライアント（client）から相談を受け、そのクライアントから助言・提言などの提示依頼があり、これに対して最適の改善策・解決策を判断材料として提示すること」とされています。
　不動産は、国民生活やあらゆる産業活動、文化活動の基盤をなすものですが、例えば個人の土地所有者においては、相続税の不安や固定資産税などの負担増に伴い、将来を見据えた土地利用等についてのコンサルティングを求める事例が増えていますし、企業においても、事業の再構築（いわゆるリストラ）などに伴って、不動産に関する適切なコンサルティングを求める事例が多くなってきています。
　このようなニーズに応えるのが『不動産コンサルティング技能登録者』であり、国土交通大臣の認定を受けて不動産近代化センターが実施する試験に合格し、不動産コンサルティングに関する一定水準以上の知識及び技術を有すると認められて、不動産流通近代化センターに登録された人のことをいいます。
『不動産コンサルティング技能登録者』が行う不動産コンサルティング業務は、「依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業経営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務」と定義されています。
　不動産業者の方々は、不動産の売買・賃貸の仲介や、自らが売主となる分譲業務など宅地建物取引業法に基づく営業活動を日々行っているわけですが、顧客のニーズも多様化・高度化の傾向にあり、宅建業法とは分離・独立した業務としての不動産コンサルティング業務が求められることも多くなっています。この「業務の分離・独立」については、『不動産コンサルティング制度検討委員会報告書』において、不動産コンサルティング業務のフローチャートが示されるとともに、不動産コンサルティング業務報酬に係る算定方法の目安が提言されました。
　国土交通省（旧建設省）は、平成11年9月27日の不動産特定共同事業法施行規則の改正により、『不動産コンサルティング技能登録者』を不動産特定共同事業（複数の投資家が出資し、不動産会社などの専門家が不動産事業を行い、その運用収益を投資家に分配する事業）の業務管理者の要件の一つとして位置づけました。また、同省では平成12年9月1日に不動産投資顧問業登録規程を告示、同日施行しましたが、この制度の登録審査において、『不動産コンサルティング技能登録者』であることが知識の審査基準をクリアする人的要件の一つとされています。

相続財産（土地建物現金預金有価証券等、借入金等)の確定から、法定相続に従っての相続人一人一人の相続額の計算。
土地建物については、相続税評価は路線価又は倍率により確定され、現金預金は手持及び通帳等により確認でき、有価証券等についても税法の計算式で算出できるが、土地建物等不動産の場合、税法の評価額を算出することは路線価及び倍率により算出することができる。しかし、相続財産の不動産を売却して現金化して配分をしたいと考える相続人がいる場合には、その不動産がいったい幾等で売却できるのか売却可能金額を算出しなければならない、また、取引事例(おおよそ過去1年間の対象不動産が所在する近郊の)を導き出しての取引事例による評価額を算出して、売却可能価格を提示しなければならないと考える。非常に複雑でありなお且つ煩雑な評価となるのではないでしょうか。
特に相続人間での確執がある場合には、相続不動産の売却という話が案外多いのではないでしょうか。
過日、相続人間の確執より財産確定(不動産の)に３通りの評価をいたしましたが、非常に難解でありました。

山梨県市川三郷町市川大門のＪＲ身延線市川本町駅から東330ｍ位に所在する。
建物構造の変更登記、東側道路の町道の問題等の行政上の問題が解決となりました。
建物内には家具等の残置物がありますが、現況での売却となります。また、工場の西側には井戸がありますが、水質検査及び湧出量等は不明であります。
東側が幅員約５〜６ｍの舗装町道（建築基準法第４２条第１項第１号に該当）に等高から１ｍ程度高く、北側が幅員約２．３ｍの舗装町道（建築基準法第４２条第２項に該当）に等高からやや高く、それぞれ接面する角地。
土地建物面積は、土地722.70�u(218.62坪)、住居５ＤＫ(鉄骨造3階建161.47�u、48.93坪)、工場・倉庫(木鉄骨造スレート亜鉛メッキ葺陸屋根2階建387.87�u、117.54坪)、倉庫(鉄骨造亜鉛メッキ葺平屋建55.41�u、16.79坪)。
売却価格2,600万円(残置物の撤去費用は減額）

　精進湖畔のホテルにて一泊研修に参加しました。
老舗ホテルに宿泊、夜の研修でしたので食後に「現在の政局と不動産業」とのテーマにより、ディスカッション方式による研修であり、第一線で不動産業を行っている面々なので、政局の不安定な状態が不動産業の動向に悪影響を与えるとの見解等々、参加者の今考えていること等、参考になる点、そのような考え方もあるのかと非常に参考になった、研修ではありました。
ご多分にもれず、研修後は酒を飲みながらの雑談となったわけですが、政治に助成を受けるのではなく、自浄努力により業を行うことが必要であり、他力本願的な考えを捨てることが必要であることを再度認識させられた。
　翌日、以前からの売却物件である｢富士河口湖町小立」の物件現地を確認して周辺を再度歩いてみた。物件価格は1億円との事であるが、このような時節柄ディスカウントの可能性があると考えている。現地は、河口湖大橋南の信号を国道139号線からですと、左に入り道なりに約２００mほど入ったところです。河口湖畔まで約１５０m徒歩３分、「富士の宿おおはし」バス停２３０m徒歩３分、富士急行線河口湖駅から２,１００m車で５分くらいというところでしょう。現地は土地が登記簿面積２,２０１.６４�u（６６５.９９坪）現況測量２,２６８.０６�u（６８５.０８坪）、現況測量面積単価146,000円/坪でありますが、坪単価12万円位ではないでしょうか。
写真は、朝霞にけむる精進湖と富士河口湖町小立の現地及び現地から見る富士山です。

甲斐市万才でジンギスカンガーデン（バーベキュー）に行ってきました。
場所は、分り辛いいのですが、アルプス通りの「竜王南小学校」の交差点を北に入り、信号のない十字路を右に曲がった所にある、「居酒屋ほがらか」の店舗の南側です。
一寸した隠れ家的な場所ですが、ワイワイ騒ぎながらの時間をすごしました。
ジンギスカン料理、ラム肉を中心として、野菜の盛り合わせをバーベキューして食しましたが、ラム肉独特の臭みがなく、柔らかく、適度に油がのっていて、非常に美味でした。ラム肉以外にポーク、ビーフ、チキンいづれにも対応していただけるとの事で、ラム肉がだめな人でも大丈夫ですよ。
料理が肉、野菜の盛り込みで一人前２千円位、飲物は別との事ですが、ビールを飲みすぎたのか、盛り合わせの量が多いのか、食べ切れませんでした。
チョット強面の二枚目なマスターの食材談議を聞きながら、肉の焼き加減、食べごろのレクチャーを受けた日でありました。
この店、私の口に合うからまた行きたいです。
只、ジンギスカンの予約をしないと成らないのが面倒かな。
ちなみに、店の電話は、055-276-3576