光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2023/11/21 22:41:00|お気に入り
♬人は少しづつ変わる
♪人は少しづつ変わる     詩・曲 中山 ラビ(1974 リリース)


人は少しづつ 変わる これは確かでしょう
私を育てた季節が 変わるように
春には芽がふいて 夏はこんもりみどり濃く
秋は枯葉舞い 冬は化石のよう
そして あなたの心も変わったね
石のように 冷たいのです

人は少しづつ 変わる これは確かでしょう
二人が建てた家が 変わるように
きしむ畳の裏表 にぎやかな茶の間
つぎはぎの窓ガラス 雨漏りのトタン屋根
そして あなたの心も変わったね
おとずれる人も とだえたのです

人は少しづつ 変わる これは確かでしょう
月映す川が 変わるように
道ばたに水が湧き 岩をまわって流れ
よどみは泡立ち 日照りの河原
そして あなたの心も変わったね
涙も枯れて しまったのです

人は少しづつ 変わる これは確かでしょう
ひとつの時代が やがて変わるように
とり残しの年齢 とき告げる一番鳥
一夜の夢さめやらず うかつな十年ひと昔
そして あなたの心も変わったね
忍面影 色あせたのです

そして あなたの心も変わったね
忍面影 色あせたのです…

 







2023/11/10 14:21:01|歳時記
別れの予感
人は誰でも、心の中に何かしらの”予感”のようなものを抱えながら生きていると言っても良いでしょう。

これは、この世に存在するすべての生き物たちの、いわゆる進化の流れの中で培われたようなものかも知れません。

たとえば、植物たちは咲かせる花の”散り際”を、まるで分かっているかのように潔く鮮やかに、精一杯その花を咲き誇らしめ、そしてまた自身の分身を遺伝子として残す作業を、組織の細胞分裂に終止符が打たれるまで繰り返すのでしょう。

この、自然界には常に新しい”何か”を受け入れる”予感”と自己がこれまで慣れ親しんだ世界・・・つまり、今まで手に入れてきたものを、しかるべき所に帰さなければならない”予感”に苛まれ、葛藤する時間の中に身を置くべき時が必ず訪れます。

その時は少なからず、それぞれの”痛みを”伴うことでしょう。
それが、この自然界に生まれ来た”掟”なのかも知れません。

ひょっとして、この季節が、そうした真理の”入り口”を私たちに垣間見せてくれているのではないか…。筆者はそんな風に思うのです。

これからは、なおさらに”ありがとう”や”さようなら”の言葉が”飛び交うような日常になりそうな”予感”がします。

まずは、”ありがとう”・・・心から感謝します。
”命”の花を咲かせている、すべてに伝えたいと思います。







2023/09/09 22:13:16|お気に入り
♪砂浜
♪砂浜  詞・曲 天野 滋
    (NSP アルバム「黄昏に背を向けて」より      
             (1977.11.25リリース)

砂浜に 腹ばいになって
今年の夏を 思い出そう
さらさらと 手のひら抜けて
零れてく 時のはやさ

冬が来るって あなたが云う
砂の冷たさを 感じたのかな

砂浜に 二人立てば
繰り返す 波変わらずに
今までの 日々を棄てて
帰らない 時の重さ

人が恋しい あなたが云う
僕がいることを 知りながら

砂浜も 今日が最後
明日から 離れて暮らす
お互いの 幸せ祈り
まちがいも 思い出として

海が恐いと あなたが云う
波のしぶきが 襲ってくるという…







2023/09/03 22:33:27|心の旅路
天国からの手紙~娘たちへ
あなたたちがもう少し大人になるまで一緒に居たかった…。”

そんなことを思ったことも当時はあったけど、すぐに余計な心配だったと自笑したものでした。

その証拠を見つけたのは、他でもない、あなたたちの成長ぶり…と言うよりは、あなたたちが私という存在を「越えた」と認めたとき。

正直、嬉しさとほんの少しの寂しさで複雑な心境でした。

あなたたちがまだ幼いのに逝かなくてはならない状況になったこと、誰のせいじゃないにしても、ほんとに淋しい思いをさせてしまったと、正直あの頃何度悔いたことでしょう。

それでも私が幽界に旅立たなくてはならない時が来る頃には、あなたたちの気丈さが痛いくらい伝わって、おかげで、後ろを振り向くことなく安心して旅立つことが出来ました。

ほんとうにありがとう。

ほんとうにあなたたちを誇りに思っています。

あれから、しばらくしてお父さんもこちら側に帰って来ましたが、あなたたちのことをよく話してくれました。

決まって寂しそうな顔をするのが、私にとっては唯一の不満でしたが、考えてみると、そっちにいる頃からのこと。

それに、お父さんの方があなたたちと暮らした時間がずっと長かったのも事実。
そう気づいたのは、ずっと後からのことでした。

でも安心していいのですよ。
そんなお父さんも今では、あなたたちを見守る一方で、霊界に昇る準備を怠りません。

私も上から時々覗いていますが、その度にエールを送ります。

もちろん、あなたたちにもです。

これからも学びに手を抜くことなく励んで下さいね。

私もあなたたちの母として恥じないように精進します。
またお便りします。







2023/07/08 21:26:03|お気に入り
♪赤ちょうちん
昭和は遠く なりにけり…


赤ちょうちん  (かぐや姫) (1974年1月10日)
 詞:喜多条 忠   曲:南 こうせつ

あのころふたりの アパートは
裸電球 まぶしくて
貨物列車が 通ると揺れた
ふたりに似合いの部屋でした

覚えてますか 寒い夜
赤ちょうちんに 誘われて
おでんをたくさん 買いました
月に一度の 贅沢だけど
お酒もちょっぴり 飲んだわね

雨が続くと 仕事もせずに
キャベツばかりを かじってた
そんな暮らしが おかしくて
あなたの横顔 見つめてた

あなたと別れた 雨の夜
公衆電話の 箱の中
ひざをかかえて 泣きました
生きてることは ただそれだけで
かなしいことだと 知りました

いまでもときどき 雨の夜
赤ちょうちんも 揺れている
屋台に あなたが
いるような気がします
背中丸めて サンダルはいて
一人でいるよな 気がします…