※今日も一日お疲れさまでした。
今年もまたこの季節がやって来ました。
スピリチュアルな視点では供養で肝心なのは「形」ではありません。どれだけお金をかけたか、どれだけ立派な供養をしたかではなく、そこにどれだけ「思いを込めたか」が大切なのです。そして、本当の供養とは、子孫である自分たちが、立派に自立して生きていること。つまり、子孫が先祖に心配をかけない生き方をしていてこそ、先祖は安心して浄化の道をたどることが出来るというものでしょう。
〜スピリチュアルメッセージ〜
「盂蘭盆会に寄せて」
月遅れの盆を故郷で過ごしている方も多い事でしょう。秋雨前線の影響で降雨の中で迎え火を炊きました。
休み中、先祖代々のお墓の掃除に出向いたり、精霊棚の飾付けなど、古来からの風習に勤しまれたのではないでしょうか。
盂蘭盆はご先祖様の霊を家に迎え、供養する行事です。家族が集まる良い機会ですので、亡くなった故人の思い出話に花を咲かせるのも何よりの供養になるのです。
私たちは霊的存在。亡くなった人達と私たちの違いは、肉体があるか、ないかの違いだけなのです。
ですから、故人もあの世から、私たちの生き様を見守ってくれていますし、私たちの故人への”想い”もすべて伝わります。
つまり、私たちが、今の、この現世を精一杯生き、ご先祖様や故人に心配をさせないような日常を歩むことを確認するための行事・・・それが盂蘭盆会と言っても良いでしょう。