光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2016/01/11 6:00:33|星に願いを
天王星~Uranus

天王星は太陽に近い方から7番目の惑星。

地球-太陽間の距離(≒1.5億km)の19倍も離れているため、天王星から見る太陽はまばゆい輝きを放つ光の点でしかないと云います。

太陽から受け取る熱量は地球に比べて3/1000しかなく、雲の表面の温度はマイナス205度と極寒の世界です。

この惑星はほとんどが氷とガスでできていて、「氷惑星」と呼ばれています。

太陽系の中で3番目に大きな惑星で、直径は地球の4倍ほど。大きい割りに自転スピードは速く、約17時間で1回自転しています。

天王星の特徴のひとつは、土星に次いで立派な環を持っていること。環は11本存在することが知られていますが、土星と同じく、一枚板ではなく細いリングの集合体であって、それらのリングは、さらに直径10m以下の岩石と氷の塊が集まって形成されているそうです。

天王星の最大の特徴は、自転軸が公転軸に対して98度も傾いていて、横倒しの状態で太陽を周っていることじゃないでしょうか。

天王星は約84年かかって太陽の周りを一周していることから、一方の極では42年間太陽が輝き続ける夏で、反対の極は42年間太陽が見えない冬になるのです。次の42年間は、その逆ということになります。

横倒しの原因は、今から約45億年前、形成途中の天王星に大きな原始天体が衝突し、倒されたものと推定されています。

そして、天王星には27個の衛星が発見されていますが、そのうちのひとつ、ミランダの地形はすさまじいと云います。

若い地形と古い地形が脈絡なく隣り合って、ヘラで粘土を削り取ったような地形、半径240kmの衛星にそびえる高さ20kmの断崖絶壁などが見られるそうです。

地球の尺度で考えると、高さ50万mの崖が存在しているようなもの。こういった地形は、天王星が横倒しとなった衝突の際にミランダが一度破壊され、その後、破片が集まって再び構築されて形成されたと考えられていたからです。

ただ、現在では、ミランダのドラマチックな様相は、天王星の横倒しとは関係なく、天王星の潮汐力による地殻変動で形成されたという説の方が有力のようです。

いずれにしても、太陽系の星々は、私たちにとっては知らないことだらけですね。

…にしても高さ50万キロメートルの断崖絶壁て…。

 







2016/01/09 6:00:53|心の旅路
ひとりの”波長”の変化
たとえば、職場の雰囲気が悪いとき、「こんなところにいたくない、辞めよう」と思う人は結構いるのではないでしょうか。

雰囲気の悪い職場は波長が低くなっているので、そこから自分だけが逃れようと発想するのでしょう。

ですが、これは受け身な生き方ですし、そんな風に考えるとき、自分自身もその低い波長の一端を担っていることに気づいていません。

職場から逃れようと思う前に、その職場の低い波長を「この私が」変えようと思ってみませんか。

あなたが高い波長を放つようになれば、そのまぶしさに惹かれて、他の人たちの波長も上がるかも知れません。

そうすれば、もっと居心地のいい、明るく楽しい職場になるのです。

ひとりの人の波長の変化は他にも波及していくもの。

このことを忘れずにいて欲しいものです。







2016/01/07 6:00:36|星に願いを
ぎょしゃ座の”カペラ”
1等星の多い冬の星座。

その中でも最も北に輝くのは、ぎょしゃ座のカペラではないでしょうか。

北に位置していることで、季節的にも時間的にも空で輝いていることが特徴とされています。

秋の星座が南の空を大きく覆う頃、カペラは、こっそり北東の空に姿を現し、そして、冬の星座たちと一緒に天空を駆け上がり、春の星座が南の空を占領してもまだ、北西の空で輝き続けます。

そんなカペラのある星座は、ぎょしゃ座。

「きょしゃ」とは「御者」と書き、馬車を運転する人のこと、そして、カペラとは「小さな雌山羊」という意味。

アテネの王様エリクトニウスが飼っていた愛玩用の雌山羊を抱いた姿で、これが星座になったもの。

エリクトニウス王は、生まれつき片足が不自由だったとか。
だけど、王様は領地を見回ったり戦場へ出かけたりしなければならず、そこで、エリクトニオス自身が馬車を発明し、それを操って勇敢に戦場におもむいたと云います。

エリクトニオス王は、馬車を発明した功績が称えられて星座となったそうな。
これが、「ぎょしゃ座」ということに。

ぎょしゃ座は、カペラを含めた五角形の星の並びが目印。
中国では、この星の並びを「五車」と呼んでいました。

カペラという名前の日本の自動車もあったくらいで、ぎょしゃ座の星たちは車に縁があるようですね。

 







2016/01/06 6:00:33|歳時記
小寒(しょうかん)
今日(1月6日)は24節気の小寒(しょうかん)です。

太陽黄経285度、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。

寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」のことです。

小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。

これから冬本番を迎えます。

寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。(立春が「寒の明け」になります)

この日から、寒中見舞いを出し始めます。

※寒四郎
小寒から4日目。
この日の天候がその年の麦作の収穫に影響があるとされ、麦の厄日とされています。

※寒九
小寒から9日目。
この日に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれ、豊穣の兆しという言い伝えがあります。

 







2015/12/31 20:42:00|心の旅路
大晦日に寄せて

2015年大晦日になりました。

あなたにとってどんな一年だったのでしよう。

誰でもそうですが、いいことも、辛いと思うこと、悲しいことがあるのが人生です。

ですが、思い出して下さい。

どんなことも、みんなあなたに必要だからこそ起きたのです。

大晦日の今日、ひとつひとつを振り返り、それがあなた自身にとってどんな意味があったのかを考えてみて下さい。

たとえそれが辛いと感じたことであったとしても、理性で読み解けば、そこには必ず「学びのテーマ」が隠されていたり、あなたが過去に乗り越えられなかった問題だから出合ったということも云えるのではないでしょうか。

この一年を振り返って、新年に繋げられるように内観を深めて下さい。

今日まで、あなたに起きたことに、なにひとつ無駄はありません。