またもや半年ほどの休み明けとなりました。
大変ご無沙汰いたしております。
これまで同様、休養期間は病んでいたわけでなく、海外赴任があったわけでもなく、特に謹慎していたわけでなくちょっとPCの前に座って記事を書くのを億劫になっただけであります。
さて、あれから(春くらい)から時は流れ、6月からは現2歳の新馬戦が始まり来年のダービーを目指し優駿たちの熱き走りが競馬場で繰り広げられています。
私の2歳愛馬は「最強じぇいてぃ7」と名付け、大きな期待を寄せていましたがここまで3頭デビューし未だ勝利は無し。
それでも全馬ゲート試験はクリア済みですので、今後それぞれの成長、体調に合わせ活躍してほしいと願っています。
その2歳戦が始まるころから、各クラブでは1歳世代の新規募集が開始されます。
ファンディーナの妹であるドリームオブジェニー16は昨年の当歳募集で射止めておりましたが、その後追加した3頭と合わせ我が自慢の1歳愛馬たちをご紹介しておきたいと思います。
これをやっておくだけで、心につかえるものも無くなり安心して明日から過ごすことができます。
まず筆頭となるのはターファイトクラブのドリームオブジェニー16
父ヴィクトワールピサ 生産・谷川牧場 牝馬 総額2,000万円/200口 一口100,000円 栗東・高野厩舎
谷川牧場に導入されてからドリームオブジェニー産駒はこの子で3年連続の出資となりました。
ファンディーナに出資を決める際に谷川専務からこの血統の魅力、市場に出てこない希少性などを伺ってからこの血統は追いかけよう!と決め3世代。
牝馬でヴィクトワールピサ産駒とあり兄姉からみたら破格の2,000万円での募集となりましたが、その3か月後ファンディーナが衝撃のデビュー戦勝利で世間を騒がせ、今後この値段で産駒が募集されることはないでしょう。
事実、当歳のハーツクライ弟は全兄で募集当初「種牡馬にしたい!」と言わせたものの3,600万円でしたが、ほぼ倍増の総額7,000万円での1000口募集となりすでに完売。
現在ドリームオブジェニーのお腹の中にはディープインパクトの仔を受胎しており、順調なら牡牝問わずクラブに提供される予定ですが、牡馬なら大台の1億円でも売り切れることでしょう。
そんな注目の血統を昨秋2,000万円で縁あったことは幸運であり、期待はプライスレスで大きくなりました!
先月牧場で3回目の対面を果たしてきましたが、春先まで1頭では寂しくて人前に出てこれずお友達馬を同伴してくるくらいお子様だったのですが、馴致も終わり引き締まった姿を1頭で披露出来るまでになりました!
しかしながら、兄姉に比べこの時期では一番お子様。
その割に体は500kgあるものの兄姉より完成度が高く引き締まっており、マイル寄りの早期始動が期待できる感じがしました。
とにかく、お姉さんが世間を騒がせ注目度があがり、ちょっと可哀そうな気もしますがそれなりに期待してもよさそうな感触を得ました。
あとはこれまでの兄弟同様大型馬ですので、脚元に気を付け順調にデビューを迎えて欲しいと願っています。
ちなみにこの子の下の当歳募集のハーツ牡馬は、7,000万円の高額馬で注目馬には好感度低い私が出資してはいけない!とドリームオブジェニー産駒からの卒業を宣言し自重することとなりました。
その分、他の当歳馬に出資しましたがそれは追々お伝えします。
続いて2頭目は今年2月に出資したターファイトクラブのアデュラリア16
父スウェプトオーヴァーボード 生産・ナカノファーム 牝馬 総額1,000万円/100口 一口100,000円 美浦・粕谷厩舎
この子は母、祖母がクラブで活躍した牝馬でしたので産駒がいつも募集され注目していましたが、今回関東馬で久しぶりの芦毛ちゃんとありムチムチした体に釣られ早々と出資を決めてしまいました。
春先に会った時にはまだ流星の白い部分がはっきり視認できたのですが、ひと夏を越し今回は体の色が白みを増し綺麗な形だった流星が確認し辛くなっていました。
血統的にはパドトロワにクロフネを足したような感じで、フジキセキ、クロフネ、スウェプトと3代芝ダート兼用種牡馬が積み重ねられ、舞台も選ばず短い距離で早く、そして長く活躍してくれるのではないかと考えています。
その後は繁殖に上がれるような成績を残し、先日引退が発表され種牡馬となったラニを配合してもらい100%芦毛の可愛くもワイルドな子供を出してくれるよう願っています。
このあたりは牝馬への出資の特権で妄想ははるか先まで飛躍できます(笑)
3頭目は所縁の牧場である豊洋牧場生産・ユニオンOCのシャンハイハピネス16
父スクリーンヒーロー 生産・豊洋牧場 牝馬 総額800万円/200口 一口40,000円 美浦・小島茂之厩舎
この子は春に豊洋牧場さんにお邪魔した際に「今年はスクリーンヒーロー出すから!小島茂之先生で!」と伺っていたので募集価格が発表される前に出資確定!
同じ生産馬のスレッジハンマー同様、小島茂之先生にお世話になれるのが嬉しいのと、何より今年の種付料700万円のスクリーンヒーローの仔が牝馬とはいえ豊洋価格といわれる破格の800万円で募集されるのが何よりうれしくありがたいことです。
春先の募集動画では成長痛である「骨端症」の影響MAXの時に撮影され、歩様がガクガクコトコトして評判が悪かったのですが、今は夏を越して背も伸びしっかり成長し力強い歩様で安心させてくれました。
恐らく一部豊洋ファンくらいしか出資していないと思いますが(憶測・妄想ですのでご注意を)、トモも大きく背も高くこれまでのキープスマイルやフォルテドンナに比べて一回り大きく逞しい感じですので結構面白いんじゃないの?と思っています。
ただ、DVDでの印象が悪いでしょうから小島茂之先生とはいえども今後も売れてはこないでしょう。
でも、楽しめそうな感触があるんですけどね・・・スクリーンヒーローですし
最後の4頭目はユニオンOCのワイルドベリー16
父ビービーガルダン 生産・槇本牧場 牡馬 総額900万円/200口 一口45,000円 美浦・松山将樹厩舎
こちらは先ほどのシャンハイハピネスとは逆でDVDで心惹かれ出資を決めた1頭。
正直言って最初は「誰がビービーガルダンなんて買うんだよ。スルースルー」と気にも留めていませんでしたが、DVDの1回目から黒光りした馬体、好みのシルエット、キビキビとしてながらも力強い歩様に一目惚れして何度も何度もリプレイ再生。
気にも留めていなかったのでブラックタイプもここで確認。
おっ!アグネスラズベリ出していたり筋は通ってんじゃん!
さらにBBガルダン自体の血統も吟味。
おいおい、これオセアニア牝系にDanzig系統つけたらまんまオセアニア血統っていってもいいんじゃない!?
オセアニア血統といえばカナロアと同時期に短距離界で世界を驚愕させたブラックキャビアや、スプリント最強の香港へ競走馬を提供しているところ。
そして肌がフジキセキとなればキンシャサノキセキじゃん!!!!!
言われてみれば馬体にもキンシャサ感が・・・
見る見るうちに妄想は海を越え南半球に。
馬体・歩様も気に入りそこまで妄想も広げられたら出資を決断するには時間は掛からず申し込み。
先月初対面を果たしましたが、ボリュームもありさらに期待度up!
今回の1歳馬では一番「これぞ出資の醍醐味だ!」が感じられとても満足のいく決断となりました。
心配なのはフォルテドンナ同様に松山将樹先生。
なんとか2世代続けて出資していますので、バレンシアでの黒歴史を覆す活躍を懇願しております。
ここまで出資済みの4頭をご紹介させていただきましたが、休み明けとありとても疲れました。
よくぞ以前は平気に一人楽しく続けていたものだと10年前の自分に感心しております。
早いものでこのブログも1月には満10年となります。
これから更新スパンはどの程度になるのかわかりませんが、後から振り返り「あーカナロアに決めたときはこうだったのか」「今考えればこの馬に決めた理由がよくわからない」など結構自分自身で楽しんでいるところもありますので、せめて出資を決めた心境などは綴っていきたいと思っております。
恐らく次回はただいま絶賛先行募集中のロードHCの出資馬と、先月ターファイトクラブ当歳募集で射止めた「きゃぴ子さん」のご紹介を年内に果たし年を越したいと思っています。
ちなみにロードは愛馬ラパージュの仔1頭のみになりそうです。
出資愛馬がご一緒の皆様よろしくお願いいたします。