じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
2012/11/02 22:14:43|ラファエル
いよいよ始動の2歳馬!ラファエルデビュー
心臓のカテーテル検査以来、ここ数年運動という運動はしてこなかった私も、姪の少年野球に同行し始め早2ヶ月。
少々体も動かし始め、いい気になってきた頃の体育の日が絡む3連休に、ふとした動きで右足に違和感を覚え「こりゃマズイ・・・」と思った次の瞬間から激痛が走り歩様に異常をきたしました・・・恐らくは右ふくらはぎの内側を肉離れ・・・2週間ほど経過観察後、歩様も並脚では問題なくなったところで練習に加わったところでまたもや同箇所に激痛・・・なんと再発し、またもや湿布のお世話に。
もしも私が競走馬であったならば、年齢も年齢なのでこの時点で登録抹消なのでしょう・・・ああ、あの時しっかり治しておけば・・・気持ちばかりが逸り、完治前に動いたことで症状を悪化させてしまったことに後悔するばかりであります。でも、明日も予想最低気温4℃のなか5時半起きで参戦予定です・・・

そんな、気持ちばかりが逸る厄年の私と違い、デビュー予定が出ていたにも拘らず、逸る気持ちを抑え休むべき時にペースダウンの決断を下してくれたラファエルがお世話になる栗田調教師。

この決断が功を奏してか、夏からグッと成長し逞しくなったラファエルが我が厩舎の2歳勢の先陣をきるべく明日の土曜日・東京5R新馬(芝1800)にデビューを果たします!

帰厩後のラファエルはというと、坂路調教でも以前より終いの脚が切れるようになり、ウッドコースでの調教も含め「これなら!」という期待の持てる状態まで仕上がってきました。
先週にもデビュー予定が想定されていましたが、師の期待の表れかもう1週ジックリ作り「次走へつながれば・・・」という良化途上での出走ではなく、ここでも期待!という状態でレースに臨んでくれているものだと思っています。

鞍上には、関東で私が一目置いている北村宏騎手を手配。今後のことを考えもうれしい起用であります。出走頭数も手頃な頭数の落ち着き、枠順も人気薄で新馬戦を制した元愛馬ゴーグルシチーと同じ10番とは、なにやら一発やってくれそうな気がします!ああ、こんなときに現地応援できないとは・・・

恐らく明日のレースは、少年野球の審判をしながらメールの鼓動を頼りに結果を知ることとなりそうですが、期待たっぷりに朗報を待ちたいと思います。

でも、この舞台でもしも勝ったら中1週で東スポ杯とか、12月の中山・葉牡丹賞など例年クラシック候補生が経験するレースに参戦するかも?そして年明けは共同通信杯あたりで・・・出走するまではホント夢見放題の妄想祭りで楽しくて仕方ありません!どうか、先々も夢が見られるよう頑張って欲しいものです。

さあ、明日のこともあるのでそろそろ床に就こうと思います。いい夢見られますように・・・

では、デビューを前にしたラファエルの近況をクラブHPより

2012.10.31 ロードラファエルは、11月3日(土)東京・2歳新馬・混合・芝1800mに北村宏司騎手55kgで出走します。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位1番目、同順位14頭で出走可能です。10月31日(水)良の美浦・坂路コースで1本目に54.8−39.8−25.5−12.1 強目に追っています。併せ馬では強目の相手を0秒6追走して0秒2先着。短評は「さほど良化なく」でした。

・栗田調教師 「10月26日(金)に北村宏司騎手を乗せてゲートへ向かいました。31日(水)はダートDコースを軽く回った後に坂路へ。パートナーを追い掛けて先着を果たしています。タイム以上に良い感触でしたよ。まだ芯が入り切らぬ分だけ若干フラ付く面も。でも、長い距離を走れた先週の内容からも期待は持てそう

≪調教時計≫
12.10.31 助手  美南坂良1回 54.8 39.8 25.5 12.1  強目に追う さほど良化なく
         ロードピス(2歳新馬)強目を0秒6追走0秒2先着

2012.10.29 ロードラファエルは、10月28日(日)良の美浦・坂路コースで1本目に58.7−43.2−28.8−14.7 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。

≪調教時計≫
12.10.28 助手  美南坂良1回 58.7 43.2 28.8 14.7  馬なり余力 坂路コースで入念

2012.10.24 ロードラファエルは、10月24日(水)稍重の美浦・ウッドチップコースで6ハロン86.2−70.0−54.2−39.5−12.7 5分所を一杯に追っています。併せ馬では強目の相手の外を0秒6先行して同時入線。短評は「ゴール後も緩めず」でした。11月3日(土)東京・2歳新馬・混合・芝1800mに北村宏司騎手で予定しています。

・栗田調教師 「10月24日(水)はウッドで古馬を含めた3頭併せ。その2番手を進んでラストは馬体を並べる形での入線でした。今回は最後までキッチリ駆けていた感じ。順調と言えるでしょう。ただ、ゲート練習の際に多少ソワソワと。26日(金)に改めて確認を行なう予定です」

≪調教時計≫
12.10.24 助手  美南W稍     86.2 70.0 54.2 39.5 12.7(5)一杯に追う ゴール後も緩めず
         ヒダカアルテミス(古馬500万)強目の外0秒6先行同入







2012/10/23 1:06:47|ラパージュ
ラパージュ見せ場なく9着
コッソリと期待を胸にしまいこんでいたラパージュでしたが、結果は直線伸びずバテずの0.4秒差の9着という結果になってしまいました。

道中はすんなり好位につけ、直線を向いたところでさあ!ここから!という時に、新潟で見せた伸び脚を繰出すことなくドドドっと押し寄せてきた後続に飲み込まれてしまいました。着差は勝ち馬から0.4秒と、まあいつもどおりといえばいつもどおりの結果なのですが、その間にいつもより多い8頭が入り込んでしまったという感じです。

今回跨った勝春騎手の話でも思ったより直線で伸びなかったことから、坂もある長い直線の東京コースでは1600の距離はラパにはしんどいのかもしれません。

今回も4番人気に推されたとおり、このクラスでは実力は上位だと信じているので、今後は距離だけでなくダート戦も視野に入れラパの能力が一番発揮できる条件を探してあげて欲しいところです。個人的にはダートでも1200〜1400は好走できると思うのですが・・・

というわけで、残念だったレース後のコメントをクラブHPより

2012.10.22 ラパージュは、10月21日(日)東京7R・3歳上500万下・混合・芝1600mに田中勝春騎手53kgで出走。18頭立て4番人気で6枠12番から平均ペースの道中を5、5、5番手と進み、直線では中央を通って0秒4差の9着でした。馬場は良。タイム1分34秒1、上がり34秒9。馬体重は2kg増加の464kgでした。

・田中騎手 「返し馬の雰囲気からも良い状態なのが伝わって来ました。道中は素直な走り。乗り辛い面は感じませんでした。ただ、いざ追ったら何で?と思うほど伸びなかったですね。掲示板を外す可能性は低いのでは・・・と見込んでいただけに案外な結果。脚が溜まらぬ格好だったのでしょうか・・・。新潟の1600m戦でも上位に入っており、広いコース云々と言う訳でも・・・」

・田村調教師 「万全のレース運び。ところが、直線の最後で一気に交わされる形でした。それを考えると距離が1ハロン長い感じ。メンバーも強いのかも知れません。次の東京に適鞍は見当たらず、間隔的に福島を使うのは難しそう。一旦トレセンから出して今後は中京の芝1400mを目指すのが適策だと思います」

≪2012年10月21日 東京7R 3歳上500万下(混) 芝1600m 良 18頭≫
1着ガーネットチャーム 53横山典 1.33.7    (  2・4・4)34.6 432kg+4kg
2着ユッカマウンテン  53北村宏 1.33.7 頭  (  9・7・7)34.3 440kg+4kg
3着インディーグラブ  57蛯 名 1.33.7 首  (  12・12・10)34.1 438kg+2kg
9着ラパージュ     53田中勝 1.34.1    (  5・5・5)34.9 464kg+2kg


で、いつもはここで終わるわけですが、本日はもう少々・・・

とうとう待ちに待ったロードHCの今年度のカタログが本日到着!

ラインナップ発表時から今年もマニア血統をこよなく愛す私にとってはSSの孫がずらりと並ぶ光景には食指が動かぬ感を抱いていました。

で、事前に血統やらツアーの参加された方のブログでの写真から1頭だけに狙いを絞り、DVDでよほど気になるところがない限り先行でいこうと決めていたのがレディマーメイド11(父ゼンノロブロイ、栗東・昆厩舎)!!!

そして開封したDVDで確認し早くも出資決定!まず抽選になることはないでしょうからもう決定!

詳しくは、画像が出てから例年どおり書こうと思っていますが今年はこの1頭でいこうと思っています。

まあ、追加するとしたらDVDで唯一気に入ったタカオサクセス11でしょうか?

というわけで、アチラコチラの評価を気にする前にカタログ到着初日で決めたのはカナロアに続き2頭目。これからご一緒になる皆様、よろしくお願いいたします。








2012/10/19 1:06:52|ラパージュ
ラパージュ今週出走
幸福の絶頂を極め、余韻にビタビタと浸りながら過ごしたこの2週間は光陰の如し、過ぎ去るのは早いもの・・・

カナロアのG1制覇からいよいよ現実に眼を向けなければならぬ時がやってまいりました。カナロア同様、わが厩舎期待のラパージュが思ったよりも早く出走決まりました。

前走初の1番人気に推され、いよいよこのクラスも卒業か?と期待したものの10着と惨敗し仕切りなおしの一戦は、21日(日)東京7R・3歳上500万下・混合・芝1600mに田中勝春騎手53kgで出走となりました。

今回の舞台である東京競馬場では、昨秋応援に駆けつけた2戦をはじめ、あまり良績が残せていないコース・・・同じ左回りの新潟では崩れることが少ないものの、やはり坂もありタフな東京競馬場はラパージュにとって最後のひと踏ん張りが効かない感じでありました。

しかし、ひと夏越えて成長した今のラパージュならエンヤコラサと乗り越えてくれるのではないかと期待もしております。もちろん、戦績が示すとおりこのクラスで力上位のラパちゃんですから勝利への期待も大きいです!

そして、この条件を克服してくれると、一番近い東京競馬場とあり今後の現地観戦にも力が入るというもの!

しかしながら、今年の秋からは姪の少年野球に毎週同行しているため、寒くなり試合がなくなるまでは愛馬の応援は封印せねばならぬ現状・・・ここで結果を残し、2月の東京開催では昇格したラパージュの姿を見られるよう願っています。でも11月末は試合の予定はなさそうなんだよな・・・

ナニハトモアレ、少々人気は落としそうだけど前走同様期待しているよ!ラパよ、気分よく存分に駆けるのだ!

では、出走を前にしたラパージュの近況をクラブHPより
(写真は犬吠埼特別出走時)

2012.10.18 ラパージュは、10月21日(日)東京7R・3歳上500万下・混合・芝1600mに田中勝春騎手53kgで出走します。10月18日(木)重の美浦・坂路コースで1本目に59.8−45.0−29.6−14.8 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2本目に51.4−38.2−24.5−12.0 馬なりに乗っています。短評は「素軽さ出る」でした。発走は13時10分です。

・田村調教師 「10月18日(木)に追い切っています。リフレッシュ放牧を挟んだものの、中間も順調で能力を出せる状態。22日(月)の交流競走に入っていたのもキッチリ仕上げる際の心強い後ろ盾でした。もしも今週が除外の場合でも出走を待たされずに済む形を作れましたのでね」
≪調教時計≫
12.10.18 助手  美南坂重2回     59.8 45.0 29.6 14.8  馬なり余力 坂路コースで入念
12.10.18 助手  美南坂重       51.4 38.2 24.5 12.0  馬なり余力 素軽さ出る

2012.10.17 ラパージュは、当初のプランを変更して10月21日(日)東京・3歳上500万下・混合・芝1600mに田中勝春騎手53kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位11番目、同順位2頭で出走可能です。現在は美浦トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターを消化。10月18日(木)に追い切りを行なう予定です。

・田村調教師 「10月18日(木)に速いペースで乗ろうと思います。先週の状況を踏まえた上で東京を目指す方針に。ただ、他の陣営が回って来る可能性も大いに考え得るでしょう。今週の新潟は登録頭数が非常に多かったですからね。出馬投票の結果に応じては既にメンバーに選ばれている盛岡へ行くかも」

2012.10.15 ラパージュは、10月20日(土)新潟・寺泊特別・混合・芝1400m、10月22日(月)盛岡・シリウス賞・交流競走・芝1700mに特別登録を行なっています。10月12日(金)稍重の美浦・坂路コースで1本目に59.9−44.6−30.1−14.9 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2本目に52.3−38.5−25.6−12.7 馬なりに乗っています。併せ馬では末強目の相手と同時入線。短評は「坂路コースで入念」でした。

≪調教時計≫
12.10.12 助手  美南坂稍2回     59.9 44.6 30.1 14.9  馬なり余力 坂路コースで入念
12.10.12 助手  美南坂稍       52.3 38.5 25.6 12.7  馬なり余力 坂路コースで入念
         ソウルフルヴォイス(古馬1000万)末強目と同入

2012.10.11 ラパージュは、美浦トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターを消化。心身共にコンディションに特に異常は認められず、もう少しの間は入念に乗り込みます。当初のプランを変更して10月12日(金)に追い切りを行ない、10月20日(土)新潟・寺泊特別・混合・芝1400mに予定しています。

2012.10.10 ラパージュは、美浦トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターを消化。心身共にコンディションに特に異常は認められず、もう少しの間は入念に乗り込みます。10月11日(木)に追い切りを行ない、10月20日(土)新潟・寺泊特別・混合・芝1400mに予定しています。

・田村調教師 「月曜日までレース開催が続いた関係で今週は1日分スケジュールが繰り下げられる形に。通常は火曜日に行なう調整を10月10日(水)に課しました。時計を出すのは明日11日(木)の見込み。厩舎へ入った後も特に変わらぬ様子で過ごしていますよ」

2012.10.09 ラパージュは、10月6日(土)に美浦トレセンへ帰厩しました。10月7日(日)重の美浦・坂路コースで1本目に59.7−45.0−30.1−14.8 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2本目に55.5−40.8−27.2−13.2 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。

≪調教時計≫
12.10.07 助手  美南坂重2回     59.7 45.0 30.1 14.8  馬なり余力 坂路コースで入念
12.10.07  梶  美南坂重       55.5 40.8 27.2 13.2  馬なり余力 坂路コースで入念

2012.10.09 ラパージュは、10月6日(土)に美浦トレセンへ帰厩しました。ひとまずは1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、4回新潟を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

・当地スタッフ 「10月5日(金)にも速いペースで乗ろうと思っていました。しかし、6日(土)に厩舎へ入れて7日(日)に時計を出すと言う話を田村調教師より伺って変更。直前は普通キャンターの調整で送っています。道中の走り等を見ても十分リフレッシュが図れた印象ですよ」








2012/10/02 20:41:00|カナロア
ロマン成就!カナロア夢のG1馬に




遡れば3年前、念願のキングカメハメハの牡馬が募集ラインナップに発表され、早期満口などありえないとわかりつつも気合の先行募集で射止めたロードカナロアが、叶わぬ夢と知りつつもロマン故に描いた愛馬のG1制覇を見事スプリンターズSで成し遂げてくれました!

しかも、我が眼でその瞬間を直に焼き付け、我が人生のピークここにあり!を中山競馬場にて堪能出来ました。


当日は朝からPCが立ち上がらず、心配された台風による交通情報も収集できないままやや予定より遅れての出発となり、先行き不安な1日の始まりでありました。

竜王駅より甲府駅に降り立つと、なんと特急は「かいじ」が終日運休、「あずさ」も午前中にて午後より運休とあり私の乗車した「あずさ」もすでに甲府に到着した時点で乗車率100%間近な状況・・・そこから約2時間半、船橋法典駅まで座ることなく足裏パンパン状態&歩様ガタガタでようやく中山競馬場へ到着。とにかくこの日のナッキーモールは齢四十の疲れた肉体にはかなり堪えました・・・

SS入り口中山パドック










ようやく到着したのが、9R終了後ですでにスプリンターズSの馬体重も発表後の時間であり、パドックでいい場所取れるかな?と心配しながら奥へ奥へと流れていくとなんとか馬の出入り口付近で3列目あたりを確保。いよいよカナロアとの初対面です!

すると、少々遅れてカレンチャンと共に登場!

SSカレンちゃんとSSカナロア@










パドックにはマジンプロスパーの馬主である元メジャーリーガー大魔神佐々木の姿も

SS大魔神IMGP3138










肝心のカナロアは2人曳きで落ち着き払い悠々と周回しているように見えました。

SSカナロアBSSパドック騎乗










SSカナロア顔アップ























そして、いよいよ本場場入場!

SS返し馬






















あとはもう結果はどうあれ力いっぱい駆け抜けてくれることを祈るばかり
混雑の中、カナロアの走りを間近で見たい!とスルスルと人混みを捌き残り100表示の前で2列目を確保。もうここからはカメラは必要あるまい、我が心のシャッターで心に焼き付けようと気取りながらカメラもしまい万全の態勢。

そしてとうとうゲートは開かれ儚き67秒が始まりました

いつものように好スタート後、一旦控え中団後方まで下がった時に心配しましたが、直後に前半3ハロン32.6のラップが表示され「よし!前は早い!いいぞ!」とつぶやき4角を回り我が目の前へ迫ってきました。「岩田〜!岩田〜!」と連呼する中、カレンチャンに迫り抜群の手応えで我が前に来た時には勝利を確信!思わず握り締めた両手の拳を空に突き刺すように飛び跳ねながら歓喜を表現。なんとその様が公式VTRにもちょこっと映っているとは知らずに・・・


電光掲示板に「レコード」の文字が燦々と輝きウイニングランを終えるころ、緩くなった不惑の眼には熱きものがジワリジワリと自然にこみ上げてきました。一度こみ上げたら治まらず、ホントは嗚咽をあげて号泣したかったもののタオルを取り出し涙を拭きながら口取りが行われる付近へと移動。

これまた近くで撮影しようと構えていたものの、近すぎてラチが邪魔し晴れ姿をまったく映せずじまい・・・その後、グローバルスプリントチャレンジの馬服に着替えるためにカナロアが移動してくれたことで、なんとかチャンピオンとなった雄姿をラチの下から撮影

SS馬服A



















その横では華々しく表彰式が行われていました

SS表彰式SS岩田










まだ12Rがあるというのに、これだけ華やかな表彰式をターフ上でやっているのを見ると、カナロアはホントに特別なレースで勝ち凄いことをやったんだなぁとまたひと感動。

ここまできたら、今まで行ったことのなかったレクチャーとかに行ってみよう!台風かなんか知らんが、帰れなきゃ帰れんでいいわい!と、たしか有馬像のとこだったよな?とトコトコ参陣。それらしき紳士がおられたので「ロードの会員の方ですか?」と尋ねると「そうです。この辺でOKですよ」と教えていただき、お互いに「おめでとうございます」と一礼。その後続々と集まりだし5〜60人の輪になったでしょうか。はじめて参加しましたが、G1制覇とあり皆さんいいお顔をされていました。

カナロアを通じて、夢が叶った人ばかりが集まったこの一帯は幸せオーラ満開のパワースポットのようでした。

この後、予想通り台風が我が山梨を直撃とあり電車も止まってしまい都内で宿泊となってしまいましたが、もうそんなことはどうでもいい。どこでもいいから早く一人で喜びに浸りたいその一心でありました。

思い返せば入厩予定が出たとたんに骨瘤で予定が白紙になったり、NHKマイルCへと勇んで臨んだジュニアC、1400の500万下での惜敗続きと順風満帆とはいえなかった若かりし頃から心身ともに逞しくなり、とうとう短距離王者へと昇りつめたカナロア。

生まれ故郷のケイアイFの方々や我慢して成長に合わせて使ってくれた安田先生、厩舎スタッフ、折り合いに心境が見られたドラセナ賞、葵Sに騎乗してくれた北村友一騎手、前々走までカナロアを重賞馬まで導いてくれた福永騎手、大一番で力を出し切らせてくれた岩田騎手など、皆さんの尽力でここまで大きな夢を見させてくれたことに感謝するばかりであります。

そして、応援してくださったすべての皆様ありがとうございました。

何より、カナロアよ本当におめでとう!そしてありがとう!これからもいっぱい楽しませておくれよ!

愛馬を通じ忘れかけていた心の奥底から湧く感動を得られるなんて、まさに男のロマン街道!やっぱりこの趣味やめられません!







2012/09/30 2:19:02|カナロア
カナロアよ、いざ参ろう天下は目の前だ!

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とうとうこのときがやって参りました!

我が最強愛馬であるロードカナロアが、明日のスプリンターズS(G1)へ夢のG1制覇をかけターフを駆け抜けます。

春の高松宮記念では、女王カレンチャンに貫禄を見せ付けられましたが、半年振り2度目となるG1の舞台で今度は成長した姿を女王に見せつけ世代交代を果たし、年末の香港を皮切りに是非「世界」へと羽ばたいて欲しいものです。

もちろん、こんな大きな夢を見られるのも奇跡的にカナロアに出会えたからであり、重賞2勝もしてくれましたし、もう十分に幸せを感じさせてもらっています。

これで絶対に叶わないだろうと思っていたG1制覇まで叶ってしまったら、この先の零細一口生活が不安になってしまうくらいで心配です。

春同様、今回も多くの期待を背負って走るカナロアですが、G1を制すにはなんといっても「運」がなければ勝ち得ないものだと思っています。

とにかく、私に出来ることは勝利を願い一生懸命見守るだけです。

そして、2度とないかもしれない愛馬のG1制覇の瞬間を目の前で心に刻めるよう、台風接近にも負けず明日は応援に行こうと思っています。

結果はどうあれ、誇らしく自慢の愛馬の走りを我が眼に焼き付け、特急あざさ号の車窓から厚き雲の向こうにあるであろう中秋の名月を愛でながら盃を愉しみたいと思っています。

では、大一番を前にしたカナロアの近況をクラブHPより

2012.09.26 ロードカナロアは、9月30日(日)中山・スプリンターズS(GT)・国際・芝1200mに岩田騎手57kgで予定しています。同レースはフルゲート16頭。現段階では優先順位4番目、同順位5頭で出走可能です。9月26日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に51.7−37.8−24.4−12.2 馬なりに乗っています。併せ馬では叩き一杯の相手を0秒8追走して首先着。短評は「坂路コースで入念」でした。

・安田調教師 「9月26日(水)は軽く気合いを付けて行きました。仕上がりは申し分なし。万全の態勢で送り込めそうです。前走はレース間隔が開いていたのも影響を及ぼした印象だけに、今回は一叩きの上積みが見込めるはず。あとは力関係だけ・・・でしょう」

≪調教時計≫
12.09.26 助手  栗東坂良1回  51.7 37.8 24.4 12.2  馬なり余力 坂路コースで入念
         ダッシャーゴーゴー(古馬オープン)叩一杯を0秒8追走首先着