じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

やってくれました！

我が誉の愛馬ロードカナロアが

香港スプリント（Ｇ１）を日本馬として初制覇しました！

海の神カナロアが「龍王」と名を替えとうとうスプリントレース世界最高峰の香港スプリントを制し、2012スプリンター世界�ｂPとなりました！

これで、JRA表彰の最優秀短距離馬もほぼ確定

馬産のない香港ではセン馬が主流で、これまで制したスプリンターは種牡馬になれず、カナロアの制覇はこれから迎えるであろう種牡馬として、豪州など世界での価値も高まったことになります。

そんな大人の事情はともかく、ロマンの究極奥義である「世界制覇」をいともなく圧勝で飾ってしまったカナロア。ほんとにとんでもない愛馬に出会ってしまったものです。

もうこれから先は無事に次に仕事へ向かえるよう、大事に大事に使われていくでしょう。残り少ないであろうレースをこれからも心に刻み、もうしばらくカナロアに楽しませてもらいましょう。

そう思うと、無理してでも香港へ参ればよかったのかなぁ・・・・・

ともかく、大きな喜びをまたも運んでくれたカナロアよ、本当にありがとう！とてもかっこよかったぞ！本当に本当におめでとう！

そして、香港の地で力を発揮させていただいた厩舎スタッフの方をはじめ、この勝利にご尽力いただいた皆様ありがとうございました。

なんやかんやと慌しいこの師走。

我が誉れの愛馬ロードカナロアがいよいよ世界へ羽ばたく時がやってまいりました！
というわけで、仕事も切り上げ早々帰宅。
そうです、もう１時間後には香港の地でカナロアがスタートを切るのです。

香港といえば、サイレンとウィットネスなど筋骨隆々のバリバリ短距離馬が日本のスプリンターズＳを我が庭のように走り、この香港スプリントでも日本を代表するようなスプリンターが遠征しても木っ端微塵に打ち砕かれてしまうほど敷居の高いカテゴリーであります。

なんと、そんな香港の地で現在１番人気を争っている状況のカナロア！

夢のまた夢のＧ１を制し、ロマンの究極奥義であるような世界へ挑戦するカナロア。状態はよさそうなので、日本のレース同様悔いの無きようのびのびと香港のターフを駆け抜けてくれることを願っております。

では、大快挙に向けたカナロアの近況をクラブＨＰより

2012.12.05　ロードカナロアは、12月９日（日）香港・香港スプリント(Ｇ�T)・国際・芝1200ｍに岩田騎手57kgで予定しています。同レースはフルゲート14頭。現段階では出走可能です。12月５日（水）香港・沙田競馬場で追い切りを行なっています。

・安田調教助手　「輸送はスムーズ。熱発が認められなかったのも何よりでした。12月５日（水）に跨った岩田騎手は好感触を抱いた様子。イメージ通りに進んでいる･･･との報告が現地スタッフからも届いています。力を出し切れれば自ずと結果は付いて来るはず」

2012.11.28　ロードカナロアは、11月28日（水）重の栗東・坂路コースで１本目に５２．７−３８．４−２５．１−１２．５　末強目に追っています。併せ馬では稍一杯の相手に０秒２先着。短評は「坂路コースで入念」でした。12月１日（土）に香港・沙田競馬場へ移動して12月９日（日）香港・香港スプリント(Ｇ�T)・国際・芝1200ｍに岩田騎手で予定しています。

・安田調教助手　「11月28日（水）も坂路で。いつも通りに残り２ハロンぐらいで多少フワッとする面を覗かせました。でも、ハミを掛けたらスッと反応。そこからの感触は非常に良かったですね。息遣いもＯＫ。前走時よりも具合は更に上向いたかも知れません」

≪調教時計≫
12.11.28　助手　　栗東坂重１回　52.7 38.4 25.1 12.5　 末強目追う　坂路コースで入念
　　　　　　　　　カレンチャン（古馬オープン）稍一杯に０秒２先着

背広姿で訪れた小春日和の東京競馬場。

思えばラパージュの観戦以来１年ぶり。

初の口取りも出来るかもしれないと、気持ちばかりが昂ぶっせいか、なんとデジカメのSDカードをＰＣから抜くのを忘れ未装着のままパドック到着・・・勝負をかけサークルＫサンクスへ慌てて走るもminiSDしか売っておらず撃沈・・・なんとか数枚だけ内蔵メモリにラファエルの姿をおさめてまいりました。

その初対面となるラファエルはというと、写真で見るよりイケメンで淡々とパドックを周回。パンパンに筋肉が張っている感じではないのですが、落ち着いて周回している姿を見ているうちに単勝オッズは上がり始め最終的には３番人気に！朝確認した時は８番人気ぐらいだったんだけど・・・それだけ直前の雰囲気も良かったのでしょう。

なんやかんやで本馬場に移動する頃、時間は発走10分前。口取り参加者の集合場所へ移動すると、なんと４人も申込者が！聞けば新馬戦のときは２人だったとか・・・それでも、数少ないであろうラファエル出資者が４人も集うとはうれしい限りでありました。

う〜ん、この４人で口取りするのかぁなんて、早くも勝利に浸りながらゴール前へ移動し、あっという間にレーススタート！

抜群のスタートから先頭に踊り出ようかというところで少々行きたがり抑えられながら３、４番手で進み直線へ。馬場の真ん中で前を捕らえに行く時には「来るぞ！！！」と力が入りましたが、それも数秒。前を捉えるほどのキレ味はなかったものの、止まるともなく前走と同じ４着と掲示板確保。口取りを期待していただけに残念ではありましたが、崩れることなくまたも上位に入着し前走がフロッグではなかったことは確認できたのでホッと一息。

今回もレクチャーに参加してきましたが、まだ力がつききっていないので馬場が影響し伸びを欠いたかな？とのこと。距離延長は？との私の問いには、今回ハミに頼った感じからむしろ短縮か、中山なら1800じゃないかなと栗田先生が仰っていたとのこと。でも、中山でコーナーを３〜４回回るようなコースなら2000とかでも合うかもしれないし血統的にもいろんな可能性も・・・とのこと。

今回も優先権を得る４着と頑張ったラファエルですが、まだまだ成長途上で力もつききっていないとのことですので、慌てて結果を求めるより距離適正など含め力が発揮できる条件をしっかり模索しながら春位に勝ち上がってくれれば先々長く頑張ってくれそうなので楽しみであります。

でも、あのイケメン＆スマートボディは見ていてとても愛着を感じてしまいます。また応援行かねばなりませんね。

応援してくださった皆様誠にありがとうございました。

では、レース後の栗田先生＆蛯名騎手のコメントをクラブＨＰより

2012.11.19　ロードラファエルは、11月18日（日）東京３Ｒ・２歳未勝利・芝1800ｍに蛯名騎手55kgで出走。17頭立て３番人気で２枠３番から平均ペースの道中を３、４、４、４番手と進み、直線では中央を通って０秒７差の４着でした。馬場は稍重。タイム１分49秒６、上がり35秒３。馬体重は４kg減少の４７４kgでした。

・蛯名騎手　「道中でハミに頼る格好を見せていました。それを踏まえて一旦ポジションを下げる形に。最後まで脚を残せるように･･･と思って事前にパワーを溜め込む意識でした。ところが、直線では一杯に。まだ背中、腰に緩い面が残っており、体力も付き切らぬ現状なのでしょう。走っている時のバランス的に段々と引っ掛かる方向へ進んで行きそうな雰囲気も。調教、レース等に臨む際そのあたりに注意を払うと良いかも知れません」

・栗田調教師　「もう少しラストに来て欲しいかな･･･と。もっと楽な状態のまま回れれば違うのでしょうけど、ノメり気味だった影響でジリジリ伸びると言った印象でした。しかし、実戦を使いつつ上昇を遂げているのは確か。また、すぐに好ポジションを取れるセンスの持ち主ですね。今後は中山を目指す方針。前半の様子からは1800ｍより短くても大丈夫な可能性も考えられますね」

≪2012年11月18日　東京３Ｒ　２歳未勝利　芝1800ｍ　稍重　17頭≫
１着ケイアイチョウサン　55戸　崎　1.48.9　　　　（８･８･６･８）34.3　442kg−２kg
２着ベルウッドテラス　　55柴田善　1.49.2　１.3/4（13･15･15･15）34.0　492kg＋４kg
３着サムソンズプライド　55江田照　1.49.4　１.1/4（３･２･４･４）35.1　452kg−４kg
４着ロードラファエル　　55蛯　名　1.49.6　１.1/2（３･４･４･４）35.3　474kg−４kg

先週より我が家のファンヒーターも稼動しはじめ、薩摩白波のお湯割りも我が五臓六腑が欲する苦手の冬がひたひたと忍び寄ってまいりました。にも拘らず、明日も少年野球の試合予定は組まれており、おまけに昼からは冷たい雨が降るであろう予報には、40を過ぎた肉体が持ちこたえられるのだろうか心配であります。

何が心配かって、弱体化した我が肉体が風邪でも召せばせっかく獲得した生涯初の「口取り」権利を無にしてしまうからなのであります。

その、口取り＝勝利も十分に期待できるであろうラファエルの２戦目は日曜日の東京３Ｒ２歳未勝利芝1800！

今週のロードＨＣ所属馬はなんと土日で大挙12頭が３場で出走予定。そんな中、日曜の東京競馬場の出走はラファエル１頭のみ。出資者がかなり少ないであろう？ラファエルに果たして口取り申込者はいるのであろうか？

当初、木曜夕刻にはクラブに電話しようと思いましたが、金曜の昼まで待って、誰もいないのなら私一人のために社員さんを派遣してもらうのも申し訳ないな・・・そんな馬群に入れば怯んでしまうような控えめの私が、恐る恐る「確認なんですが、日曜日のラファエルの口取り申し込みはありますか？」と尋ねたところ、「はい、いますよ！」とうれしいお言葉を頂戴！「ぜひ私もお願いします！」ということで権利は獲得。あ〜ホントよかった・・・いてくれたんだ同志が

というわけで、いつもの現地応援以上にラファエルの頑張りに期待！今回、相手も牝馬が多く強敵は２〜３頭ではないかと勝手に思っていますし、Ｇ１裏開催でありながらトップジョッキーである蛯名騎手を配していただいたのは陣営の期待の表れだと信じていますので、十分に勝利も期待できるはずです。

あとは多頭数でもありますのでスムーズなレースで、展開やらなんやらすべて味方につけ最高の結果が出るようスーツ姿で信じて待つだけです。そうそう、何より明日風邪だけはひかないようにせねば・・・

頼むよ！ラファエル！我のことなど気にせず、我が眼前をノビノビと駆け抜けておくれよ！

では、レースを控えたラファエルの近況をクラブＨＰより

2012.11.14　ロードラファエルは、11月18日（日）東京・２歳未勝利・芝1800ｍに蛯名騎手55kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位１番目、同順位６頭で出走可能です。11月14日（水）良の美浦・ウッドチップコースで５ハロン６７．６−５３．５−３９．８−１３．０　７分所を一杯に追っています。併せ馬では一杯の相手の内を０秒８追走して１秒５先着。短評は「末の粘り増す」でした。

・栗田調教師　「11月14日（水）はウッドで併せました。そして、５ハロン70秒を切る程度で周回。及第点を与えて良いでしょう。レースを使って随分と大人に。１頭でもスタスタ歩ける様子に成長の跡が窺えます。長所の柔らか味もキープ。前回を上回る結果を期待ですね」

≪調教時計≫
12.11.14　助手　　美南Ｗ良　　67.6 53.5 39.8 13.0(7)一杯に追う　末の粘り増す
　　　　　　　　　ディアストライカー（２歳未勝利）一杯の内０秒８追走１秒５先着

2012.11.12　ロードラファエルは、11月11日（日）良の美浦・坂路コースで１本目に５９．８−４４．３−２８．６−１４．５　馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。

≪調教時計≫
12.11.11　助手　　美南坂良１回　59.8 44.3 28.6 14.5　 馬なり余力　坂路コースで入念

９番人気と世間の人気はないものの、淡き勝利への期待を胸にデビュー戦に臨んだラファエルは、見事掲示板確保の４着と頑張ってくれました！

心配されたスタートも見事に決め、中長距離の新馬戦特有のスローペースにも難なく好位で折り合い期待たっぷりに直線へと向きました。

ここで前を行く馬が少々壁になり残り400地点でゴーサイン！ちょっと反応が鈍かったせいか、２着馬にはここで離され６、７番手に置かれたものの、残り200を切ってからはナカナカの伸びを見せデビュー戦では上々ともいえる４着となりました。

東京競馬場のこの距離でマズマズの結果を残せたことは、先々とても楽しみであり、近い将来の勝ち上がりも期待させる走りには私同様に鞍上も栗田先生も大満足。北村（宏）騎手からは、思ったより良い感触だったことと、次走のペースアップした際には同様に走れるかどうかが宿題とされ、次なる走りが今後の勝ち上がりを現実のものに出来るかどうかの試金石になるのではないかと暗に述べているものの、本日更新の次走予定では鞍上が蛯名騎手に・・・あら、北村騎手、続けて乗ってくれないのね・・・

で、その肝心の次走予定はというと・・・・・見事、少年野球の試合の入っていない18日（日）の東京競馬場３Ｒ芝1800未勝利戦！！！！！

おおおおっー！時間も３Ｒならゆっくり行けるし、Ｇ１も京都でマイルＣＳなので大混雑もなさそう！このまま順調に行ってくれれば、木曜には初の「口取り」申込みをして、スーツを着てラファエルに会いにいけるではありませんか！

あわよくば初勝利も目の前で達成して、出資者も少ないでしょうから初の口取りだって夢じゃない！どうかこのまま順調に、とにかく順調に18日まで頑張っておくれよラファエル！

ああ、やっぱりこれがあるから毎年府中コース向きの関東馬は出資しなきゃいけないな・・・

というわけで、楽しみと希望が大きくなったラファエルのレース後の近況をクラブＨＰより

2012.11.07　ロードラファエルは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、11月18日（日）東京・２歳未勝利・芝1800ｍに蛯名騎手で予定しています。

・栗田調教師　「なかなか見応え十分の内容。次走では更なる上昇が望めると思います。美浦トレセンへ戻った後も脚元は大丈夫。雰囲気も上々と言えるでしょう。11月７日（水）までは疲労を取り除く調整。中１週での出走を見据えて明日８日（木）より再び馬場へ出す予定です」

2012.11.05　ロードラファエルは、11月３日（土）東京５Ｒ・２歳新馬・混合・芝1800ｍに北村宏司騎手55kgで出走。13頭立て９番人気で７枠10番からスローペースの道中を４、５、４、４番手と進み、直線では内を通って０秒３差の４着でした。馬場は良。タイム１分51秒１、上がり34秒１。馬体重は４７８kgでした。

・北村騎手　「ちゃんとスタートを出て好ポジションに付ける形。稽古で跨った時に緩い印象を覚えた割にはグラグラ揺れずに済みました。ずっとバランスを保てて最後まで脚を伸ばしたのは嬉しい誤算。追った後もっとバラ付くかな･･･と考えていたのですけどね。未勝利に変わると道中のペースが速まる傾向だけに今度も同じように行くとは限りません。しかし、デビュー戦としては上々でしょう」

・栗田調教師　「パドック等を含めて全体的に子供っぽい面を覗かせており、初戦は無事に回って来てくれたら･･･と感じていた部分も。でも、やはり走り自体が柔らかくて良いですね。前方のアリオンバローズが動ければ直線もスムーズに捌けたはず。いずれにせよ格好を付けられて一安心でした。５着以内に入って次走のプランを立て易い状況。再び東京で使いたいと思います。もちろんレース後の十分なチェックは必要ながら、追い切り後の様子から恐らくソエは大丈夫でしょう」

≪2012年11月３日　東京５Ｒ　２歳新馬(混)　芝1800ｍ　良　13頭≫
１着トウショウプライド　55田　辺　1.50.8　　　　（２･１･１･１）34.1　490kg初出走
２着アルデュード　　　　55蛯　名　1.50.8　鼻　　（２･３･３･３）33.9　536kg初出走
３着モンテエベレスト　　55柴田善　1.50.9　1/2　 （８･６･６･７）33.6　510kg初出走
４着ロードラファエル　　55北村宏　1.51.1　１.1/4（４･５･４･４）34.1　478kg初出走