今日の投稿は、 キャンプめしシリーズの第三弾にしました。
何度もお話しさせて戴いて居る、 専門学校の講師時代に毎年やっていた、 キャンプ実習で作った料理の中から、
最もシンプルで美味しかった、 『磯のごちそう』を、紹介しましょう。
では、上の写真をご覧下さい。 どちらも、実習の中で実践している「磯の観察」で、 学生達が採取した「食材」です。
左の写真は、まだ調理前のものですが、 磯で採れる雑多な貝です。 磯の貝は、砂の中にいる二枚貝とは違って、 砂が入りませんから、 食べた時の、ジャリ感はありません。
シンプルに塩ゆでしただけで、 食べ始めたら止まらない「ナガラミ」と、なります。 ○○しながら、幾らでも食べられるので、 「ナガラミ」です(^_^)v
イシダタミガイとか、バテイラガイとか、 マツバガイとか・・・。色んな貝です(^_-) それを、豪快に塩ゆでします。他の調味料はナシです。
そのままでも充分にウマいのですが、 そこから新たに「味変」を、目論んで、 炊き込みごはんにしたり、混ぜごはんにしたり、 アヒージョにしてバル風にしたり、 パスタと合わせてもウマいっす(^_^)v
一方、右の写真は、 「海藻サラダ」です。摘んで、洗って、盛り付けて、 市販のドレッシングをかけただけのものです。 アクセントとして、「塩こぶ」を、散らせました。 これも海藻ですから、磯を丸ごと味わってる感じです。
美味しくって、学生達もいっぱい食べたら、 次の朝、お通じがハンパなかった様で、 正にデトックス効果バツグンだった様ですよ(^_^)v 只、一部の海藻には、毒素があるので充分ご注意下さい。
キャンプ慣れしてくると、 食材を採取しての現地調達は、難しくありません。 まだまだ自然には、ウマいもんがあるんです!! |